「時の流れの揺ぎ無さ」

君の　長いまつ毛の　
影を　見つめながら
ボクは　横で本を読む

さっきから　ずっと
同じページを　見ていて
先に　読み進めない

ページを　見るより
君の　横顔ばかり
眺めてしまうから

朝の光を　分け合って
一日が　始まり
夕陽の　あかね雲を
背中にして　家路につく

時には　先に帰宅した
君が　ベランダから
手を振って　迎えてくれる
まるで　映画のシーンのようだ

何かの　記念日には
ロゼ色の　ワインが
食卓を　華やかにする
君の頬は　ろうそくの火に
照らされて　ランプ色になる

何気ない　一日が
浮雲のように　流れていく

二人の　幸せは
胸の奥の
透き通った　時の流れの
ゆるぎなさにある

#詩 #言葉 #人間関係 #ポエム #現代詩 #自由詩 #人間 #愛 #詩集 #二人の暮らし #恋 #エッセイ #毎日note #小説 #スキしてみて 　
#人生 #日常 #生き方 #夢 　 #note初心者 #家族の物語 #涙 #立山 　剣 #忘れられない恋物語 #記念日