見出し画像

私にとって揺るがないアーティスト

よろしくお願いします。とーかちです。

さて、本日の書きたいことは音楽です。

以前書いた峯田さんの投稿が大分好評でして、非常に嬉しかったという余韻に浸りながら今回の記事を作成致しました。

もっとも、音楽と言っても前回のように1人の人物に焦点を置くスタイルではなく、今回ご紹介したいのは自分を彩ってくれた大好きな音楽達の紹介です。

 少し前段を話しますと、今回作成した表のなかで1番初めに聞いたのはTHE BLUE HEARTSの「TRAIN-TRAIN」です。中一の4月ですね。はっきりと覚えてます。以降3年間それしか聴いてませんでした。普通のロック好きならそこから色んなロックアーティストを聞いてUNICORNやBLANKEY JET CITY、THE YELLOW MONKEYにも沼るのが黄金ルートなんでしょうけど私はそのルートからは外れ「一途こそがロック」みたいな訳分からん正義論を引っ提げて聴いていたのを覚えています。

しかし、その正義感はカッコつけと承認欲求が加わった高校時代に大幅にアップグレードされます。

「…ブルハ誰も知らねえ」「…TWICE…誰?」
マジでこんな状態でした。
周りの言ってる音楽は本当に自分が知ってる音楽か?音楽の形をした別の概念を広義の音楽に入れてるだけでは?

そんなことを思い高校時代は様々な今どきのアーティストを齧ることに。しかしこれが全然ハマらない。それもそのはず、先ほども言った通り私の中での音楽はブルハだけだったので、現代のアーティストの殆どはもちろん彼らに影響は少なからず受けているとは思いますが、それはもう今の声からは聴こえないのです。

私の知ってる音楽が狭過ぎたのです。あまりにも。

当時はかなりしんどい思いをしました。好きな子がしてるのは「音楽の話題」。ただ私からしたら「知らない音楽「クリープハイプ」の話題」だったからです。会話に入れない。辛い。みたいな感じです。そんなことを繰り返してるうちに、いつしか私は自発的に音楽の話題をすることを辞めました。

そこから再燃したのは大学1年生の頃です。以前に1回言ったかもしれませんが、以前鬱病を患っていた時です。
何もしたくない。でも動きたい。友達の連絡も病気がバレるのが怖くて、「ごめん」と思いながら無視する。
そんな日々が数ヶ月続いたある日、布団の上から何かしようと思い、惰性で見てたテレビの画面を消そうとした時

「そうだ、久々に青空聞こう」

雑にスマホを開き、画面の向こう側から見えたのは、カッコつけてないのに泣けてしまうくらい美しい情熱に溢れているヒロト達。あの頃追いかけていた童心に帰ったように聴き老けました。
感動に胸が震えすぎてヤバかったです。とにかくやばかった。
そしてこの感動は、間違って押した関連動画で涙に変わりました

「暗い部屋で1人、テレビは付けたまま。僕は震えている、なにか始めようと」

THE YELLOW MONKEYの名曲「JAM」の冒頭です。
「これが自分のヒーローだ…!」おこがましいのは分かっていたがそう思ってしまった。今の自分の削られすぎた精神状態に刺さり、音楽の凄さを強く実感し1人で大泣きしました。
そして、それと同時に僕なりの音楽の楽しみ方を見つけることができました。

誰にも媚びなくていい。話題が友達と共有できなくてもいい。自分の好きなのを聞けばいいんだ。そしてそのアーティストの歌詞に勝手に刺さって泣けばいい。そしてなんとか今日を生き、「死ぬのはめんどくさいから明日考えよう」と思えたらいいじゃん。

それから私の音楽を聴く基準から、友達との話題の種になるイマドキのアーティストは外れ、いやむしろそこら辺には目もくれず、90年代を中心に様々な曲を聴きました。幸いなことに、私には音楽を知り、知見を広める時間が十分すぎるほどありました。

現在でもたまに鬱症状は出ますが、プロレスを1人で観て、家で叫んでれば治るくらいには回復しました。あの時音楽に救われた確かな経験が、自分を1段階強くしてくれたのだと思い、音楽の不思議な魅力に今でも惹き付けられています。

現代を生きてる「若者」の1人という括りに入れさせてもらっている、

多感で、無知で、自己肯定感が強く、正論で怒られることが嫌いで、風に晒されてかまいたちに気づくくらい鈍感な

そんな私が、死なずに生きていくことが出来た「恩人プレイリスト」と言い換えていただいても差し支えないです。それくらい位の影響を受けました。

前段が非常に長くなってしまい申し訳ございません。以下写真&リストです。
※見方、注意点
・基本的に順不同ですが、上から2段ごとに少しづつ大きさが異なっているため、上から大きい順に特によく聞いた影響力が高かったアーティストを並べました。
・なるべくたくさんのアーティストを載せたかったので、基本的にはソロとバンドを分けたりはしてません。そのため、ソロ名義で選んだアーティストはバンド名義の方のアルバムは除いています。
(そんな中でも自分の心の恩師大瀧詠一さんだけはどうしても外せなくて「はっぴいえんど」名義と「大瀧詠一」名義をどちらも入れてます。ルールブレブレなんですけど許してください💦)
例)エレファントカシマシ名義を載せる▶︎宮本浩次名義は載せない


[揺るぎない音楽の基礎リスト]

1行目(以下全て左から)

  • THE BLUE HEARTS/YOUNG AND PRETTY

  • 銀杏 BOYZ/君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命

  • はっぴいえんど/風街ろまん

  • andymori/andymori

  • JUDY AND MARY/The Great Escape-COMPLETE BEST-

2行目

  • Hi-STANDARD/MAKING THE ROAD

  • 小沢健二/LIFE

  • 尾崎豊/十七歳の地図

  • 大瀧詠一/幸せな結末

  • エレファントカシマシ/ココロに花を

3行目

  • King Gnu/Tokyo Rendez-Vous

  • ユニコーン/服部

  • 吉田拓郎/今はまだ人生を語らず

  • 星野源/Stranger

  • 毛皮のマリーズ/ティン・パン・アレイ

  • サディスティック・ミカ・バンド/黒船

4行目

  • Lamp/ランプ幻想

  • 東京事変/教育

  • SNAIL RAMP/TRACK~Single Collection&More~

  • 天才バンド/アリスとテレス

  • 宇多田ヒカル/First Love

  • 竹内まりや /Expressions

5行目

  • RCサクセション /EPLP

  • 坂本慎太郎/できれば愛を

  • 山崎まさよし/HOME

  • オナニーマシーン/彼女ボシュー

  • THE YELLOW MONKEY/夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー~The Night Snails And Plastic Boogie~

  • あいみよん/おいしいパスタがあると聞いて

  • スピッツ/インディゴ地平線

  • チャットモンチー/生命力

  • オレンジスパイニクラブ/イラつくときはいつだって

  • Vaundy/strobo

6行目

  • OKAMOTO'S/NO MORE MUSIC

  • ズーカラデル/JUMP ROPE FREAKS

  • きのこ帝国/猫とアレルギー

  • Creepy Nuts/たりないふたり

  • 細野晴臣/トロピカル・ダンディー

  • GOING STEADY/さくらの唄

  • PUFFY/JET CD

  • 山口百恵/GOLDEN★BEST

  • ゴダイゴ/銀河鉄道999

  • ゲスの極み乙女/両成敗

以上となります。ウルフルズ、GOGO7188、黒猫チェルシーetc…選考漏れ挙げればキリないのでここで言いません😢

長くなりすみませんでした。その中でも最後までご覧頂き本当にありがとうございました。
このリストの中にはそれぞれ、自分を救ってくれたエピソードがあります。リクエストあればリストの中のアーティストについて語りたいと思います。
良ければぜひフォローやいいね、コメントをよろしくお願いします。それではまた次の記事でお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?