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絵とことば

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小学生でばい菌扱いされた側の十数年後、まだ苦しんでたことに気づく

小学生でばい菌扱いされた側の十数年後、まだ苦しんでたことに気づく

小学生の時によくある遊び。〇〇菌。

たしかに人間は多くの菌で構成されている。

皮膚だけでも20種類数百億個の菌がいる。

〇〇さんの菌がついたはたしかに触れれば付着するわけで間違いではないが誰それの菌ついたー!とは一体いつ誰が言い出して流行るのかいつも謎である。

子供は大人以上に周りに敏感で小さいコミュニティの中で身動きも取れず大人のように転職なんかもできないから周りに合わせるのに必死だった

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極楽島

極楽島

獄楽島

昔捨てたもの、死に直面したものがそこに住む。
昔捨てた「少女向け漫画雑誌が好きだった自分」「クールでお洒落よりファンシーで可愛いものが好きだった自分」。成長するにつけ捨てた自分。
道端で見た無惨な動物。
ふと思い出すとき、読経をしてもらうように極楽島の住民たちが思い出されて少し幸せになって還っていく。

ディストピア(地獄)と見るかユートピア(極楽)と見るかは人次第

極楽鳥

極楽島に

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仏教と谷崎と泉鏡花をふんわり読んで女性を見る

仏教と谷崎と泉鏡花をふんわり読んで女性を見る

盆を読んでるとき、付箋を貼り付けておいて後で読書ノートを後で書くのですが今回好きな谷崎作品だったので好き!ペタ!で付箋貼り付けてました。おかげで読書ノートに書く量が増える………
カサ増して許されるのはもやしだけだ……

谷崎の「二人の稚児」、泉鏡花の「高野聖」を思い出しました。キリストでもマグダラのマリアはイエスを惑わす存在、仏教の経典でも女性は修験者を惑わす存在で大蛇のようで鬼のようで洞窟に引き

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会話に入れない

会話に入れない

昔からそうだった。
楽しそうに話している人の輪にうまく入れない、馴染めない。
だから皆が知っている話を私は知らないとかもよくあった。話が回ってこないしそういう話があることも知らないから詳細を聞くもなにもない。
これは置いておいて。
私以外の人が話しているところに私も「聞いてますよ〜」ムーブでうなずいたり笑ったりすると空気が壊れてしまうことが何度もあった。
「え〜何の話〜?」て聞いて入っていける人が

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