licht 福元直子

研修講師・フリーランスアナウンサー。 伝える、を仕事にしています。 声や言葉で元気にな…

licht 福元直子

研修講師・フリーランスアナウンサー。 伝える、を仕事にしています。 声や言葉で元気になれる、前を向ける。 そんな仕事をしたいといつも考えています。 仕事や暮らしの中で日々出会う 素敵な人・もの・できごとを自由につづる、 読む人も書く人もちょっとだけ元気になるnoteです。

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初めまして。

初めまして。 企業研修講師として活動している福元直子と言います。 ブログからnoteへ引っ越してきました。 リヒト、という会社名の通り、 自分の仕事を通して 周りに小さ…

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新人研修の意味と意義

4月、新年度スタートとともに 今年も新人研修、新入社員研修にあちらこちら伺っております。 業種や組織の規模に拘らず コロナの時期に学生時代を過ごした人達が社会に出て…

licht 福元直子
1か月前
2

 何処にだって、何にだって

講師としてサポートしている専門学校の卒業式でした。 「例え声優になれなくても、人として成長してほしい」 などとは絶対に思わず、とにかくプロになるためのことだけを…

licht 福元直子
2か月前
1

愛が、すべて

春の陽ざしの中、桜島をバックに進む披露宴。 いいお天気で良かったですね~なんて話したけど、 いやいや、 たとえいいお天気でなくても、 雨でも雪でもどんよりと雲ってい…

licht 福元直子
3か月前

応援する、応援される

地域や故郷を良くしたい、自分たちの町を住みよい町にしたいという思いを持つ方々の集まりにお招きいただき、「ほめる」についてお伝えしてきました。 ほめる、というと …

licht 福元直子
3か月前
1

悔しい、うちは大丈夫

プロ野球選手の平均打率は3割にも満たない。 100回バッターボックスに立っても 少なくとも70回は必ず「打てなかった…」とうなだれるということだ。 「その仕事で食っ…

licht 福元直子
4か月前
2

プロフェッショナル

プロと仕事をするのが好きだ。 誤解を恐れずに言えば、 「いえいえまだまだ自分なんてプロとは言えない」という人とチームで仕事をするのは怖くて仕方がない。 今日は表…

licht 福元直子
4か月前
1

先輩の口癖

20代のころ、とても厳しい先輩がいた。 その先輩の口癖が「福元、言ってもらえるうちが花だよ。」 だった。 それをモデルのような笑顔でにこやかに言ってくるので 愛があ…

licht 福元直子
5か月前
1

出番はない方がいい、のかもしれない

お正月休みも終わり、娘を空港へ送っていった。 帰省の混雑の中、いつもより早めに保安検査場へ向かうのをいつもどおりに見送った。 ゲートの向こうに小さくなっていく姿…

licht 福元直子
5か月前
1

この素晴らしき世界

ずっと行われることがなかったパーティなども やっと戻ってきた年末。 年末恒例のパーティの司会のお声がけを 4年ぶりに再びいただきました。 大きな会場いっぱい、続々と…

licht 福元直子
5か月前
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景色

20歳の時、ひょんなことから 映画の宣伝チームでアルバイトをすることになった。 その作品が、 10代ずっと憧れ続けてきたつかこうへいさんの「二代目はクリスチャン」 だと…

licht 福元直子
6か月前
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その日が「お日柄もよく」。

ご家族や親しい親戚だけの披露の席。 子どもたちの元気な声がずっと聞こえています。 乾杯の音頭を我が子たちにとってほしい、 新郎新婦はそう考えました。 しっかり者の…

licht 福元直子
6か月前

私にできることできないこと

海沿いの趣のあるレストランでのウエディングパーティでした。 音楽が好きで、音楽で出会ったお2人の嬉しい日です。 誤解を恐れずに言えば、 披露宴でよくある「プロのお…

licht 福元直子
8か月前
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見た目を格上げする声と言葉のレッスン

こんにちは。 おかげさまで相変わらずあちこちへ伺っております。 企業さんにお招きいただいての 「声と言葉のレッスン」 国内外を飛び回るビジネスパーソンであるスタッ…

licht 福元直子
8か月前
2

おいしいことば

おかげさまで 色々なところに伺ってしゃべっては帰る、 をやらせていただいています。 講演、という形でご依頼をいただくことも多いのですが、 テーマをいただくとはいえ…

licht 福元直子
8か月前
1

どこにいたって、大丈夫

すこーん、と抜けるような青空。 「晴れの日」という言葉は このお2人の結婚式に使うためだけにある日本語だとしか思えない、 そんな明るい新郎新婦の披露宴でした。 転…

licht 福元直子
9か月前
4
初めまして。

初めまして。

初めまして。
企業研修講師として活動している福元直子と言います。
ブログからnoteへ引っ越してきました。

リヒト、という会社名の通り、
自分の仕事を通して
周りに小さな灯りをともしたいと思っています。

研修について、また声や言葉について、
感じたことを書いていきます。

今日から新年度が本格的にスタートですね。
今月は新人研修が多いので
新入社員の皆さんへ伝えたいことを書いていこうと思います

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新人研修の意味と意義

新人研修の意味と意義

4月、新年度スタートとともに
今年も新人研修、新入社員研修にあちらこちら伺っております。
業種や組織の規模に拘らず
コロナの時期に学生時代を過ごした人達が社会に出ていくこの数年、
人材育成において新人研修は
間違いなく
今までと比べ物にならないほどその重要性がさらに高まります。

あくまでも個人的な感覚として、
この時期「新人研修」としてお声がけいただくものには
2つの研修イメージがあるように感じ

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 何処にだって、何にだって

 何処にだって、何にだって

講師としてサポートしている専門学校の卒業式でした。

「例え声優になれなくても、人として成長してほしい」

などとは絶対に思わず、とにかくプロになるためのことだけを
ゴリゴリとやってきた2年。

この人はなれるかな、どうかな、
という2択がないので、
3年後5年後、10年後、30年後。
どの学生も
その人らしく声のプロとして活動する姿しかイメージできない私。
想像を超えた妄想、いやセルフ洗脳。

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愛が、すべて

愛が、すべて

春の陽ざしの中、桜島をバックに進む披露宴。
いいお天気で良かったですね~なんて話したけど、
いやいや、
たとえいいお天気でなくても、
雨でも雪でもどんよりと雲っていても
そして桜島が祝砲を放ったとしても
最高に美しい場所なのは、お二人の笑顔がそこにあるからです。

新郎新婦が笑顔だとゲストが笑顔になる。
ゲストが笑顔だと新郎新婦は幸せで、
そんな皆さまを見てスタッフも幸せになる。

あの日、
間違

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応援する、応援される

応援する、応援される

地域や故郷を良くしたい、自分たちの町を住みよい町にしたいという思いを持つ方々の集まりにお招きいただき、「ほめる」についてお伝えしてきました。

ほめる、というと
ほめる方もほめられる方も何だか特別なことのように思われますが、実は普段あまり意識せずにやっていることも多いもの。
それを少し丁寧に、少し意識するだけでコミュニケーションそのものが温かく豊かなものとなります。

シンプルなほめ達!のほめるを

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悔しい、うちは大丈夫

悔しい、うちは大丈夫

プロ野球選手の平均打率は3割にも満たない。
100回バッターボックスに立っても
少なくとも70回は必ず「打てなかった…」とうなだれるということだ。

「その仕事で食っている」人が、そうだ。

100回バッターボックスに立つためにはその何十倍もバットを振る。

そして、やっとだ。

専門学校で、
プロを目指す人たちのサポートをしている。
「どうしたらいいのか分からなくなって苦しい」
そう言って泣いた

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プロフェッショナル

プロフェッショナル

プロと仕事をするのが好きだ。

誤解を恐れずに言えば、
「いえいえまだまだ自分なんてプロとは言えない」という人とチームで仕事をするのは怖くて仕方がない。

今日は表彰式の司会だった。
料理の世界、職人の世界で一筋に尽力されてきた方を祝う会。
200人近い出席者のために、
最初の一品が直前に一斉にテーブルに置かれる。
ひとつひとつ料理の正面をもう一度確かめ、
野菜の繊細な向きを整えるため、
料理人さ

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先輩の口癖

先輩の口癖

20代のころ、とても厳しい先輩がいた。

その先輩の口癖が「福元、言ってもらえるうちが花だよ。」
だった。
それをモデルのような笑顔でにこやかに言ってくるので
愛があるとわかっていても
ダメ出しの傷口はさらに深くえぐられ
「わー聞こえない!わーわー!」とか言いながら耳をふさぎたくなるような
そんな人だったんだけど(笑)大好きな先輩だった。

当時の私はまだ「花」だったんだけど、
季節は廻り、もう花

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出番はない方がいい、のかもしれない

出番はない方がいい、のかもしれない

お正月休みも終わり、娘を空港へ送っていった。

帰省の混雑の中、いつもより早めに保安検査場へ向かうのをいつもどおりに見送った。
ゲートの向こうに小さくなっていく姿。

もしかしたら
何か忘れ物や思い出したことがあって戻ってくるかもしれない、
もう一回振り返ってこっちを見た時、私がいないと寂しいかもしれない、
なんて考えながら後ろ姿を追う。

最後は振り返ることもなくそのまま人ごみに紛れてしまった

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この素晴らしき世界

この素晴らしき世界

ずっと行われることがなかったパーティなども
やっと戻ってきた年末。
年末恒例のパーティの司会のお声がけを
4年ぶりに再びいただきました。

大きな会場いっぱい、続々と集まってこられる皆さま。
「あ~これこれこの雰囲気!」とスタッフの私もワクワクします。

あちこちから聞こえる乾杯の声、笑い声。
盛り上がる中、この日のゲストのジャズトリオの登場となりました。

クリスマスソングやスタンダードなど素敵

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景色

景色

20歳の時、ひょんなことから
映画の宣伝チームでアルバイトをすることになった。
その作品が、
10代ずっと憧れ続けてきたつかこうへいさんの「二代目はクリスチャン」
だと知った時、
「神様っているんだ」と思った。
お会いできたつかさんは、読みまくっていた沢山の作品やエッセーから勝手に怖くて破天荒な人、と思っていたけど、ただのお使いのアルバイトである私にまで、とても優しくて律儀で礼儀正しい方だった。

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その日が「お日柄もよく」。

その日が「お日柄もよく」。

ご家族や親しい親戚だけの披露の席。
子どもたちの元気な声がずっと聞こえています。
乾杯の音頭を我が子たちにとってほしい、
新郎新婦はそう考えました。

しっかり者のいとこのお姉ちゃんのリードで
ステージに並んだ子どもたち。
「かんぱ~い」の言葉はもちろん揃うはずもなく、
それでも、
いやそれこそが
最高に愛らしく笑顔あふれる乾杯になりました。

結婚をしたタイミングでするのが結婚式って誰が決めたん

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私にできることできないこと

私にできることできないこと

海沿いの趣のあるレストランでのウエディングパーティでした。
音楽が好きで、音楽で出会ったお2人の嬉しい日です。

誤解を恐れずに言えば、
披露宴でよくある「プロのおもてなし」という言葉は苦手です。
おもてなしってスタッフにできるものではない。
ましてや
いい披露宴なんてスタッフが頑張ったからできるもの、ではない。

司会の仕事を最初に教えてくれた大先輩は、
「今日って最高だったよね」だけで終わるの

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見た目を格上げする声と言葉のレッスン

見た目を格上げする声と言葉のレッスン

こんにちは。
おかげさまで相変わらずあちこちへ伺っております。

企業さんにお招きいただいての
「声と言葉のレッスン」

国内外を飛び回るビジネスパーソンであるスタッフさんへ
見た目と話し方のレッスンをしたいということで
前半は立ち方や歩き方のレッスンをウォーキング講師が担当し、
後半は私が声や話し方、言葉の選び方についてお伝えしました。

【研修テーマ】
国を超えて通用する非言語の印象とプラスの

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おいしいことば

おいしいことば

おかげさまで
色々なところに伺ってしゃべっては帰る、
をやらせていただいています。

講演、という形でご依頼をいただくことも多いのですが、
テーマをいただくとはいえ、1時間やそれ以上、
ただ私がしゃべるのを聞くだけで
「はあ~良かった」「あれ、やってみようかな」など
何かを持って帰っていただけるようなお話など
できる気がしない。

なので
できるだけ、「やってみよう」を取り入れた内容を提案します。

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どこにいたって、大丈夫

どこにいたって、大丈夫

すこーん、と抜けるような青空。

「晴れの日」という言葉は
このお2人の結婚式に使うためだけにある日本語だとしか思えない、
そんな明るい新郎新婦の披露宴でした。

転勤が多いお仕事を選んだ新郎に
ついて行くことを決めた新婦。
二人の思い出の場所について伺った時、
「これからもどんどん増えていきます」とニコニコされていました。
転勤が多くて大変、ではなく
思い出の場所が増えるのが楽しみ。

親御さん

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