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新人研修の意味と意義

4月、新年度スタートとともに
今年も新人研修、新入社員研修にあちらこちら伺っております。
業種や組織の規模に拘らず
コロナの時期に学生時代を過ごした人達が社会に出ていくこの数年、
人材育成において新人研修は
間違いなく
今までと比べ物にならないほどその重要性がさらに高まります。

あくまでも個人的な感覚として、
この時期「新人研修」としてお声がけいただくものには
2つの研修イメージがあるように感じます。
ビジネスマナーや敬語、電話応対など
いわゆる「やり方」をしっかり学んでいたえだくものと、

もう一つがオンボーディング研修、と言われるものです.

本来の意味とは少し違うのかもしれませんが、
リヒトではオンボーディング研修を

「新人研修からひとつ踏み込んだ研修」

と定義しています。

船や飛行機に乗り込む、という意味の
「オンボード」から使われるようになったと言われるオンボーディング研修。

組織、という様々な人が集まっている場所に
新人さんが乗り込んでいくのには、エネルギーも勇気も、覚悟もいります^^。

そんな皆さんを応援したいと、
基本のビジネスマナーに加え
意識するだけですぐに変化や効果を実感できる具体的なものをプラスする、
さらに勇気を持って進んでいけるように
ご自分の強みや立てるべきアンテナをしっかり確認していただく。
そして
その業界、その組織、そのチームに必要なものをしっかりすり合わせする。
そんな研修内容となっています。

今年度も新規のご依頼はもちろん
クライエントの新人さんの個別研修など、様々なところに伺っております。

リヒトでは
通年で研修をご依頼いただいているクライエントのオンボーディング研修は
少人数に限り無料で行っています。
大切なクライエントの新人さんのスタート?それは関わらずにいられない!
という、いわばお節介から?!始まったこのやりとりも、
数年前にたった1人で研修を受けてくださった方が
今では中堅スタッフとして生き生きと働かれる姿を目にすることができるという
講師としてあまりあるご褒美をいただける、
ありがたい機会になっています。

生意気なことを言うようですが、

「仕事をしながら学んでもらう」
「現場でぼちぼちやっていきながら」
とか、
「先輩の背中を見て盗め」
「失敗しながら学んでいけ」
などと言うだけで

新人さんが
自分たちの組織という船に乗り込む勇気を与えていない会社は、
その人のことを大切にしているとは言えない、と思います。


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