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超科学や自然から

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2023年9月の記事一覧

他人の子を我が子のように。 鳥から学ぶ不倫の倫理の思い込み。

他人の子を我が子のように。 鳥から学ぶ不倫の倫理の思い込み。

鳥のDNAを調べると、卵の94%は不倫の卵のようです。
ちょっと混乱します。
人に置き換えてみます。
子供のDNAを調べると、子供の94%は父親のとは違うようです。
スゴイ話です。

オシドリ夫婦とは、仲むつまじい夫婦の呼び方で不倫とは無縁のようですが、その名前由来の肝心のオシドリは違います。
オシドリはオスとメスで子育てしますが、実の種の父親と、育ての父親は違います。
知ってか知らずか、自分の子

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男と女の「らしさ」

男と女の「らしさ」

「男らしさ」「女らしさ」とは何でしょうか?
「男のくせに女々しいことを言うな」「女なのに気が強くて、男勝りだ」、社会にあるジェンダー概念を刷り込まれてきた結果、生まれた言葉です。社会の中で構築された、性別の「らしさ」について考える学問が「ジェンダー学」です。

男の子に「カッコいいね、強いね」、女の子に「可愛いね、優しいね」と声をかけて育てます。
赤ちゃんにも、「男の子らしい玩具」「女の子らしい玩

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女性社会は◯◯しい。 ダブルmeaning

女性社会は◯◯しい。 ダブルmeaning

女性の方が存在として素晴らしいです。

自分の娘を育てて気づいたのですが、2歳くらいの時から、優しさというのを持ち合わせているのを感じました。驚きです。
自分の時ならやらなかったような行動をします。
私の幼少期から成長期に、周りの男ども友達の中で優しさなんて感じませんでした。自分が自分がの餓鬼ならぬ我鬼です。
気が弱い防衛本能とか正義感の逞しさからのはありましたが、優しさとは違う。
男は成長してか

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不安になる身体。そして進化へ

不安になる身体。そして進化へ

私たちに文明が出来る前の頃です。
自然の中で生き延びるために、どの捕食者がどう襲うかなど、危険なことは覚えていないといけませんでした。
脳科学では、
ストレスを感じる扁桃体の近くに、
記憶と感情を司る海馬があり、
危機を感じる不安を残りやすく感じやすく出来てます。

だから、人がすぐ不安になるのは当然なのです。
ネガティブな人は、生物として身体機能として正常なのです。
不安なんてな〜いなんてポジテ

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絶望の中で絶望を知らないロボットAI

絶望の中で絶望を知らないロボットAI

スピルバーグの「A.I.」、素晴らしい映画です。
キューブリックの話の流れで、よーしーさんへのオススメにふと浮かびました。
ある夫婦に訪れた、子どもの形したロボットAI。愛情を注がれて生活していましたが、夫婦の事情が変わり、ついには捨てられます。
ロボットAIは、見捨てられると救いがありません。
生身の子どもが捨てられても、まだ微かでも救いがあります。人であれば、別のカタチでもどこかで愛を受けられ

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