ヴィジュアル系 とパンク の違い まとめてみた

この間、Acid Black Cherryの曲を友人に聴かせてみました。

すると、彼女から一言。

「え、これパンク？？」

んん～？ABCはV系だと一応思ってるし、yasuの作る音楽はどちらかというと、歌謡曲の影響受けてると思うんだけどな……？

そこで、彼女に「これ、パンク？」と言わせた原因を考えてみました。

①音質が悪かった

正直、これは大きいと思う。

というのも、今回映像を見せる際にあまり音質の良くないテレビに繋いで見せたこと、そして動画自体が、ネットに公式以外からアップロードされたライブ映像だった（おい）ので、かなり音声がガビガビだったのです。

そのなかで、淳士のしっかりしたドラムと…だもんね。まぁ、確かに激しく聞こえたかもしれない……

②彼女にとって、パンクが身近な存在だった

そうなのです。

彼女はパンクの存在をわりと身近に感じている方なのです。

というのも、どうも彼女以外の家族がわりとパンクの曲がすきらしく。

これだけ聞くと「それなら、パンクかどうかなんて聴けばわかるでしょ」ってなるのですが、彼女自身はパンクにほとんど興味がないのです。

興味はあんまりないけど、身近な存在…

だからこそ、少し激しめな曲を聴くと、彼女のなかではすぐにパンクに結び付くのでしょうね。

これは逆に、私はパンクをよく知らず、かつ、ロック、ヴィジュアル系の方が身近なので、激しめの曲を聴くとV系だと認識したのでしょうね。もしかして聴く人によってら、ABCはパンクの可能性がある……………？

だいたいこんな感じかな、と。

でもやっぱり、ABCはV系だと思うんだよなぁ。

パンク → 激しい曲。だいたいシャウト多め。
鬱憤や激しい感情（anti）多めの歌詞。
スキンヘッドや筋肉とタンクトップなどの
男らしさの主張。

ヴィジュアル系 → 激しい曲多め。シャウトは曲に
よりけり。
同じバンドでも曲によって雰囲気
が異なることも多い。
恋愛（リーの分類で言うストル
ゲからマニアまで、まあ純愛もヤ
ンデレもあり）多め。
化粧や長い髪、細身の体など、女
性らしさの主張。

私のなかのイメージはこんな感じ。

でも、実際はどうなの？と思い、Wikipediaを覗いてみる。

パンクは、メロトロンやシンセサイザーなどの高価な機材を使ったり、早弾きなどの技巧を競っていた当時のハードロックやプログレッシブ・ロック・シーンに対する反発により生まれた。音楽的特徴としては、簡素なロックンロールへの回帰を志向し、スリーコード中心の簡潔なスタイルをとった。（Wikipedia「パンク・ロック」より）

そうだったのか……というか、簡素なスタイルの時点でABCはパンクじゃない気がする。

そしてヴィジュアル系。

特定の音楽ジャンルではなく、化粧やファッション等の視覚表現により世界観や様式美を構築するものである[3]。

特定の音楽ジャンルじゃないっていうのはその通りだと思うけど、視覚によるかと言われると怪しい気が……ABCはyasuのビジュアルの良さはもちろんあるけど、本人はそこまで意識してないし、音楽性が高いからなぁ。

まあ、そういう認識があるから、L'Arc～en～Cielがヴィジュアル系って紹介されたときに怒って帰っちゃったんだろうな。しっかりした定義、とは言いにくいですね、V系。

ただ、音楽的な特徴の項には

音楽性は多岐にわたっており、明確な定義をあげるのは困難である[2]。しかし、基本的には日本国外のハードロックやヘヴィメタル、日本のパンク・ロックやビートロック等から影響を受けたロックバンドが主流だといえる[3]。

えっ、もう「パンク」の影響受けてるって書いてるやん………

V系はパンクの一連の流れのひとつだったのか…？

そしたら、V系をパンクというのはわりと的を得ていると言えるのだろうか………

なかなか、難しかったです。ビシッと結論を出せませんでした。

わかる方、ぜひコメントで教えてください！

ではでは

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました！