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眞葛焼、そして陶を探究していく

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眞葛焼をはじめとして、陶磁器に魅入られた方々の素敵な記事をまとめています。
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#アート

宮川香山

宮川香山

宮川香山 (ミヤガワコウザン)

日本の陶芸家の中で世界をざわつかせた程の
実力を持つのが今回紹介する宮川香山となる。

同氏の作品には二度、私は出会っている。

大阪の中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館。
そして丹波篠山市は、日本六古窯の一つである
丹波立杭焼(タンバタチクイヤキ」産地にある
兵庫陶芸美術館、これら二か所で宮川香山作、
陶芸に出会ったのである。

日本の陶芸家にして、明治時代の日

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宮川香山眞葛ミュージアム(神奈川県横浜市・横浜駅)

宮川香山眞葛ミュージアム(神奈川県横浜市・横浜駅)

江戸幕府が大政奉還してから間もない明治時代。西欧列強に追いつこうと考えていた明治政府が、その技術の高さをアピールするのに参加したフィラデルフィア万国博覧会の中で世界から絶賛された工芸品がある。その名は眞葛焼。高浮彫と呼ばれた技法によって焼き上げられた陶磁器を作ったのは宮川香山という一人の陶芸家によるもので、こちらの宮川香山眞葛ミュージアムは、その世界に絶賛された作品たちを惜しみなく紹介しているミュ

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横浜美術館クイズ

横浜美術館クイズ

休館中の新企画として「横浜美術館クイズ」をスタートします。月に1回、横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください!

〈第28問〉
色ガラスと金箔を混ぜた飾筥(かざりばこ)で、独自のガラス工芸分野を確立した藤田喬平。 どこの国でガラスを学んだでしょう。
①ドイツ
②チェコ
③デンマーク
④イタリア

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藤田喬平の作品動画

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