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ここにきて一年、各種記事を掲載中。 植物、虫類、鳥類、動物、犬猫などの生物リポート …

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ここにきて一年、各種記事を掲載中。 植物、虫類、鳥類、動物、犬猫などの生物リポート 神社、寺院、教会、名城、建造物など建物リポート 日本、世界の絵画、彫刻、陶芸など芸術家リポート レストラン、バー、カフェ、ショップと店舗リポート ハイキング、アクティビティ、などの体験リポート

マガジン

  • # 植物図鑑 『花姿編』

    開花の写真をセレクトし、ここに掲載しています。

  • #植物図鑑 『総集編』

    IPHONE片手にフィールドで撮影した色んな植物を掲載。 植物のもつ魅力的なデザインと同時に、その生態も紹介。

  • # 植物図鑑 『葉姿編』

    葉姿の美しさにスポットを当てカテゴライズしています。

  • # 植物図鑑 『多肉編』

    植物の中でも人気の高い多肉植物をカテゴライズ

  • # 植物図鑑 『有毒編』

    身の回りにある植物の有毒情報を紹介

最近の記事

石化丹頂草

石化丹頂草 (セキカタンチョウソウ) ユキノシタ目、ユキノシタ科、イワヤツデ属 奈良の當麻寺(タイマデラ)のお庭を散策中 見つけたのが、この丹頂草(タンチョウソウ) 神戸の六甲のものとも、京都の植物園のとも 違う花の形、咲き方である。 花は数珠繋がり、別名の岩八手(イワヤツデ) が示すその葉がまとまった感じで茂っている。 和名 岩八手 (イワヤツデ)    丹頂草 (タンチョウソウ) 洋名 ヌル (NULL) 学名 マクデニア ロッシィ    (MUKDENIA RO

    • 花が咲いたら、さようなら

      ブラック アエオニウム ローズ (BLACK AEONIUM ROSE) ユキノシタ目、ベンケイソウ科、アエオニウム属 一般に日本名では黒法師(クロホウシ)の名称で 知られているもので、手間もかからず人気がある。 その長い茎の頂点の先端部分に葉がロゼッタ状に 形成される姿が、まるで花が咲いてる様にも見え 人気の高い多肉植物となる。 この葉は、陽光に晒されれば晒されるほどに葉色 が濃い黒紫色へとなっていき、逆に陽の当たらぬ 室内などに置いてやると緑色に変化していく。

      • 亜米利加蝋梅

        亜米利加蝋梅 (アメリカロウバイ) クスノキ目、ロウバイ科、クロバナロウバイ属 北米を原産とする落葉低木で、飴色の花を 咲かせる蝋梅(ロウバイ)の仲間となる。 その見た目はチョコレート色、そして芳しき その香りはストロベリーそのものという魅惑 の植物であり、色と香りにしばし良いしれる。 残念ながら、ロマンチックムードを台無しに してしまうが、これの実は猛毒で食べたら 悶絶する程の激痛の後に死が訪れる程の猛毒 なのである。その症状は下に記述している。 和名 亜米利加蝋

        • 旅人ノ木

          旅人ノ木 (タビビトノキ) ショウガ目、ゴクラクチョウカ科、 タビビトノキ属、タビビトノキ種 成長すると、その樹高は10〜15m迄に なるものであり、ゴクラクチョウカの仲間 で、ストレリツィアの科目に分類される。 マダガスカル原産の植物で花の後に出来た その実が弾けると、中からは真っ青な種が 顔を覗かせる。その青があまりにも綺麗で 宝石の様にも見える事からインテリア用に この種は販売されている。 日本いけばな芸術展の中で、この作品を 出展されていたのは、『草月流』の3

        石化丹頂草

        マガジン

        • # 植物図鑑 『花姿編』
          984本
        • # 植物図鑑 『葉姿編』
          318本
        • #植物図鑑 『総集編』
          1,277本
        • # 植物図鑑 『多肉編』
          46本
        • # 植物図鑑 『有毒編』
          55本
        • # 植物図鑑 『実種編』
          176本

        記事

          更紗木蓮

          更紗木蓮 (サラサモクレン) モクレン目、モクレン科、モクレン属 春に花咲く、紫色が美しいサラサモクレン。 第57回日本いけばな芸術展の会場内にて 躍動感あふれるこの作品を前にしてしばし 目を奪われた作品。先ずはタイトルの通り 更紗木蓮の画像を紹介。 この作品は『小原流』の流派の五人の方々の 合作で、大型の作品で良くぞここまで全体を まとめられたものである。 枯れ木を配し、そこに枝ぶりの良い大型の 更紗木蓮を重ねてある。その枝を見てみると 地衣類である『梅ノ木苔』(

          更紗木蓮

          第57回 日本いけばな芸術展 其の肆

          第57回 日本いけばな芸術展 其の肆 壱、弐、参、の続き 展示 第57回 日本いけばな芸術展    JAPAN IKEBANA ART EXHIBITION 57 開催 前期展 4月17日(水)〜 19日(金)    後期展 4月20日(土)〜 22日(月) 主催 公益財団法人 日本いけばな芸術協会 後援 文化庁、大阪府、大阪市 場所 大阪高島屋(なんば) 参加 98流派、629名、180点数 訪問 2024年4月21日(日)(後期展) ■■■■■■■■■■■■■■■■

          第57回 日本いけばな芸術展 其の肆

          第57回 日本いけばな芸術展 其の参

          第57回 日本いけばな芸術展 其の参 其の壱、其の弐、の続き 展示 第57回 日本いけばな芸術展    JAPAN IKEBANA ART EXHIBITION 57 開催 前期展 4月17日(水)〜 19日(金)    後期展 4月20日(土)〜 22日(月) 主催 公益財団法人 日本いけばな芸術協会 後援 文化庁、大阪府、大阪市 場所 大阪高島屋(なんば) 参加 98流派、629名、180点数 訪問 2024年4月21日(日)(後期展) ■■■■■■■■■■■■■■

          第57回 日本いけばな芸術展 其の参

          第57回 日本いけばな芸術展 其の弐

          第57回 日本いけばな芸術展 其の弐 其の壱の続き 展示 第57回 日本いけばな芸術展    JAPAN IKEBANA ART EXHIBITION 57 開催 前期展 4月17日(水)〜 19日(金)    後期展 4月20日(土)〜 22日(月) 主催 公益財団法人 日本いけばな芸術協会 後援 文化庁、大阪府、大阪市 場所 大阪高島屋(なんば) 参加 98流派、629名、180点数 訪問 2024年4月21日(日)(後期展) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

          第57回 日本いけばな芸術展 其の弐

          第57回 日本いけばな芸術展 其の壱

          第57回 日本いけばな芸術展 其の壱 久々に、日本いけばな芸術展へと足を運ぶ。 いけばな展は、私にとっては良い刺激になる。 また、その主催者にもよるのだが今回の様に 撮影できる展示会の方が、やはり良い。 いけばな展示会場に並ぶ作品に使われる花材は 厳選されたものが揃い、花姿も花色も良い。 作品は全て撮影したが、180点もあるので 分割して掲載する事とした。其の壱となる。 ※ この掲載に際しては、会場の壁紙の色が 反映されているのをそのままに、一切の 色補正等の処置は

          第57回 日本いけばな芸術展 其の壱

          紫華鬘

          紫華鬘 (ムラサキケマン) ケシ科、キケマン属、ムラサキケマン種 日本の固有種のケマンソウであり、外来種の ものより生息域は狭いもの。 その名にある華鬘(ケマン)とは仏具の事で 花の形が似ているからとこの名がついた。 この独特な形状の花だが、斜めに傾斜してる 距(キョ)と呼ばれる先端部に蜜が蓄えられて おり、それを求めて小型のハチが潜り込むと ハチの体の重みにより花弁が下がると同時に 雄蕊と雌蕊がハチの体に触れる仕組みとなり この花を周回する事により受精されるもの。

          紫華鬘

          西洋雄羊歯

          西洋雄羊歯 (セイヨウオシダ) ウラボシ目、オシダ科、ドリオプテリス属 名にある通り欧州を原産とするシダ類植物 であり、日本には明治時代に観賞用として 渡来するも、シダ類は胞子植物に分類され 恐竜時代に培われた範囲拡大能力は一般の 植物の範囲ではなく、大いに拡大をして 日本全土のあちこちにも広がったもの。 その葉の表面に細かく葉脈が紋様の様に入り 葉そのものの造形もとても美しいもの。 
寒さにも暑さにも強い事から園芸用にも展開 される。 石光寺(奈良県葛城市染野)に

          西洋雄羊歯

          郁子

          郁子 (ムベ) キンポウゲ目、アケビ科、ムベ属 常緑の蔓性樹となる 4〜5月な開花時期を迎え、まるでバナナの 皮だけの様な花姿を見せるのがこのムベなる 樹木の花。これは花弁でなく萼片の姿であり クリーム色で見ていて楽しいもの。 『郁子』と書き『ムベ』と呼ばれるものだが その名称の由来とは、日本38代の天智天皇 (テンジテンノウ)の時代と、かなり昔へ遡る (西暦668〜672の在位)の頃の逸話に なるもの。 その天智天皇が、蒲生野(現滋賀県東近江) の地へ行啓、狩猟を

          PAPER BUSH

          ペーパー ブッシュ(PAPER BUSH) アオイ目、ジンチョウゲ科、ミツマタ属 背丈が高いと2mにもなる落葉低木。 この植物の樹皮の繊維が強くて丈夫、長持ち をする事から、昔から重要な文書類を始めとし 番傘にまでも使用されるもの。 東洋、西洋共に神の材料として重要な位置に ある植物で、学名にも洋名にもそれが名称に なっている。 そろそろ各地でのこの花の季節は終わりを 告げる時期、撮り納めの写真となる。 今年の7月3日には、日本国の新たな紙幣が 顔を揃えることにな

          PAPER BUSH

          嫁ノ涙

          嫁ノ涙 (ヨメノナミダ) モチノキ目、ハナイカダ科、ハナイカダ属 日本原産で、北海道から九州の山林の中に 自生している落葉低木で、高さは1〜2m 程の高さのものである。 葉の上にちょこんと花が咲く、とても面白い 植物であり、その葉姿を筏にして小さな花を その上の船頭さんに見立て『ハナイカダ』と 楽しい名が付く樹木である。 葉の上に、何で花が載っているのかであるが これは正確にいうと葉ではなく、枝の部分に 葉を形どったウイングがこの形を成しており それが葉に見えるという

          嫁ノ涙

          GRAPTOPETALUM

          グラプトペタルム (GRAPTOPETALUM)  素人でも比較的、育てやすいとされるメキシコ を原産とする多肉植物。 分厚いその葉は、ロゼッタ状に展開されるため その花の様な姿から人気が高いもの。 そんな多肉類の葉の上に、本当の花が咲いた姿。 和名 朧月 (オボロヅキ) 洋名 ゴースト プラント    (GHOST PLANT) 学名 グラプトペタルム    (GRAPTOPETALUM)  分類 ユキノシタ目、ベンケイソウ科、    グラプトペタルム属 種類 多肉

          GRAPTOPETALUM

          利休梅

          利休梅 (リキュウバイ) バラ目、バラ科、ヤナギザクラ属 中国原産で、3〜5m程までの高さとなる 落葉低木となる。 白く清潔感のあるその花は、控えめな美しさ と気品に溢れるものであり、茶花にも適して いる為事と、千利休の命日の前後に咲く事で 『利休梅』の名がつけられたもの。 和名 利休梅 (リキュウバイ)    梅花下野 (バイカシモツケ)    梅咲空木 (ウメザキウツギ)    空木擬 (ウツギモドキ)    丸葉柳桜 (マルバヤナギザクラ) 洋名 コモン パール

          利休梅