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彼と私

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同棲中の彼とのあれこれ。アラフォーカップルの日々のこと。
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2023年11月の記事一覧

【エッセイ】彼氏に料理を作ってもらう方法

【エッセイ】彼氏に料理を作ってもらう方法

土日の昼食といえば彼の料理だ。ここ数週間、いや数ヶ月を振り返ってみて、私が土日の昼食を作った記憶がない。

彼が作る料理はザ•男料理。あるものでパパッと作る。味の好みが似ていることに加え、彼は味付けのセンスが良い。量もボリューミーで、毎回舌も腹も満足している。

ラーメンは必ず具をたっぷりとのせてくれる。これはデブ防止の意味もある。ついつい麺を大盛りにしたくなるが、具材がたくさんあれば腹も満たされ

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【食エッセイ】これぞ、本当のちゃんぽん

【食エッセイ】これぞ、本当のちゃんぽん

もし移住するなら長崎と決めているくらい長崎が好きだ。高校の修学旅行で行ったときは「京都が良かったぁ」と思っていたのに、まさかこんなに好きになるとは。当時の私に今の私を見せてやりたい。

長崎を好きになった理由は3つ。

1つ目は、敬愛する美輪明宏様の生誕地だからだ。美輪様を好きになったきっかけは、江原雅之と共演した番組「オーラの泉」。ゲストに愛溢れるスピリチュアルメッセージを伝える美輪様に感銘を受

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【エッセイ】やっぱりこれよ。

【エッセイ】やっぱりこれよ。

今日は彼の帰りが遅い。

ここ最近仕事が忙しいとは聞いているが、それにしても今日は遅い。どんなに遅くたって20時に帰ってくるのに、20時半を過ぎても帰ってこない。

いつもなら、元気よく「ただいま〜」と帰ってきて、すぐさま近くのスーパーで買ってきたお酒を冷蔵庫に入れて、リビングに颯爽と登場してソファに直行、そして一服。その場でスーツを脱ぎ、部屋着に着替えたらソファにドサっと座り込む。

落ち着いた

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【エッセイ】カップルらしさ

【エッセイ】カップルらしさ

昨日は文化の日。だから合わせたわけではないが、彼と美術館デートをしてきた。ずっと行きたかった「デイヴィッド・ホックニー展」だ。

彼と美術館デートははじめて。そしてなんと、彼自身が美術館に行くのがはじめて。正直驚いたが、まぁそういう人だよなと納得した。彼はザ・昭和の男って感じの、絵画鑑賞とは程遠い人だ。それでも私の希望を快く受け入れてくれた。

今回の展示は8章構成で、展示数は120点余り。当たり

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