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kyOmu
2021年9月10日 21:50
生きづらさを感じている人への、一冊。若林正恭『ナナメの夕暮れ』、読了。お笑いコンビ・オードリーのツッコミ、若林さんのエッセイ。●印象に残った部分自分の生き辛さの原因のほとんどが、他人の否定的な視線への恐怖だった。その視線を殺すには、まず自分が“他人への否定的な視線”をやめるしかない。若林さんは「生きづらさ」を抱えて生きてきた人の一人。生きづらさの一つに、他人からの評価や視線
2021年9月8日 22:47
満身創痍の中で紡がれた岸田さんの言葉は、読み手に気づきと笑顔と勇気を与えてくれる。そして、彼女を応援したくなる。岸田奈美『もうあかんわ日記』、読了。『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の著者である岸田さん。noteに書かれた令和3年3月10日から4月15日までの日々を綴ったエッセイ。父は急逝。弟はダウン症。母は車いすユーザー、からのコロナ禍での大手術。そして祖父
2021年8月13日 22:41
岸田奈美『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』、読了。読書中、久々に声を出して大笑いしました。(自宅でよかった)笑えて、ほっこりして、そしてハッとさせられる。100文字で済むことを2,000文字で伝える作家の、自伝エッセイ。急逝した父、車いすユーザーの母、知的障害の弟。苦境を乗り越え、家族を支え、家族に支えられて、この家族は生きている。読み終えた後にタイトルを見返す