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「どう見られたいか?」より「どう見たいか?」

生きづらさを感じている人への、一冊。

若林正恭『ナナメの夕暮れ』、読了。
お笑いコンビ・オードリーのツッコミ、若林さんのエッセイ。

●印象に残った部分

自分の生き辛さの原因のほとんどが、他人の否定的な視線への恐怖だった。
その視線を殺すには、まず自分が“他人への否定的な視線”をやめるしかない。


若林さんは「生きづらさ」を抱えて生きてきた人の一人。

生きづらさの一つに、他人からの評価や視線、どう見られているかを気に「し過ぎて」いることがある。

なんだかんだで、人は他人をそこまで見ていないものだ。
(と言いつつも、わたしもなんだかんだ気にする方であるが。)

ここから抜け出すには、視点を変えて、まずは「自分が周りをどう見るか」。

どんな視点で、どんな視線で、この世を見たいか。

周りからどう見られたいかより、自分がどう見たいか。

視点を変える。視線を変える。

生きづらさから抜け出す方法の一つである。

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