記事一覧
人を導くだけでゲームを1本作った
🎮はじめにこの記事は目を引くセンセーショナルなタイトルをしておりますが、私が所属する組織において、チームリーダーとかコーチとかプロジェクトマネージャーとかディレクターとかいった名前で呼ばれるような役職をこなした時期の体験記です。
具体的には「ゲームプログラマーに対してプロジェクト進行の指揮を執り、完成までのイメージや課題、スケジュールを示したうえで、コンセプトや目指す品質は各自の感性に任せる」
アクションゲームはいかにして「死に覚えゲー」となってしまったのかの余談:それぞれの抱える深層と課題
前談となる記事はこちら。
「死に覚えゲー」が発展していった歴史の周辺を深掘りした結果、冗長的になってしまい前談には載せるのを控えた見解や考察について、余談と銘打ち本稿で掲載する。前談の補足情報や別紙だと思って読んでほしい。
ここ数年のゲームを取り巻く風潮に関する個人的な感想、批判も含まれるので、気分が悪くなりそうなら別に読まなくてもいい。より良いゲーム作りを志す多くの人に向けて、知っておいて欲
アクションゲームはいかにして「死に覚えゲー」となってしまったのか、「アーマード・コア6」を起点に語る
# 公式よりバランス調整の発表がありました(2023-09-12 追記)※2023年9月11日、アーマード・コア6の武器、敵キャラクターに関するバランス調整、事実上の難易度緩和が行われました。本記事は「アーマード・コア6が高難易度で死にゲーだ」という評判がたっている頃の、その際立ったゲームバランスを前提とした記事となっているため、バランス調整後の今作をプレイされる方にとっては「この程度で死にゲー
帰ってきたスーパーマリオブラザーズの映画に込められた「世界の肯定」の精神
🍄はじめに2023年5月、日本が誇るゲーム産業のお祭りとしてスーパーマリオの映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見てきたので、つらつらと感想を述べてみる。
具体的なネタバレは控えているが、スーパーマリオのお約束的なものを踏まえてのコラムとなっているので、「展開が読み取れるだけでショックだー見る気なくすー」といっためちゃんこデリケートな方は映画をめいっぱい見てから読んでね。
🍄本
果たして中裕司さんは悪い人だったのか?いや、彼は白髭公その人だったのかもしれない
# はじめにこの記事は確証のない推察や、社会的にデリケートとされている不都合な真実、そしてゲーム業界における陰謀論を取り扱っています。半分は真実かもしれない、でも半分はファンタジーかもしれない。断定して怖がることも変だし、解明して糾弾することも変です。それらを理解したうえで読んでください。この記事は半分がフィクションです。
できれば業界の方々はすぐに読むのをやめてください。あなた方にとって過激な
ファンタシースターオンラインの生みの親、中裕司さんの抱いた光が通じなかった現代の深遠なる闇は深い
# 一体、急にどうしましたか?
ファンタシースターオンライン(PSO)の根幹を担ったこだわり屋さんのゲームクリエイターである中裕司(なか ゆうじ)氏が、国内最大手であるゲームパブリッシャー、スクウェア・エニックスと裁判を起こしていたことを中裕司氏本人がTwitterで明かしておった。
https://twitter.com/nakayuji/status/1519648947932860416