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記事一覧
【指導者が意識する】”ハーフタイム”5つのプロセス
「前半、試合の結果も内容もボロボロだったのに後半になって見違えるように良くなったな...」
このようなチームってありますよね。「ハーフタイムに何があったんだ...」といった言葉良く聞きます。
そう。そのハーフタイムに何かがあったんです。
特に、育成年代にもなるとその限られたハーフタイムの中でいかに順序を立ててスムーズにかつ、内容も伴ったハーフタイムの時間にできるか?これが指導者に求められます
エコロジカルアプローチ①-学習者中心の最新トレーニング理論-
1.はじめに僕がエコロジカルアプローチに触れるキッカケとなったのは、当時大学4年生の時に戦術的ピリオダイゼーションの論文を漁っている時でした。
やたらと「生態心理学」というワードが出てきました。生態心理学とはギブソンという心理学者が唱えた理論です。
そこからそのワードを基に紐解いていくと辿り着いたのが「エコロジカルアプローチ」です。この理論は日本で当たり前とされているコーチの言語による『矯正』的
「RYUGA's FOOTBALL note」02.Build-upにおいて有効な2つの集団戦術 ~サイドチェンジと3人目の動き~
先週よりスタートしました、「RYUGA’s FOOTBALL note」。2回目の今回は、前回に引き続きBuild-upに関する記事を書いていきます。
なお、前回の記事をまだご覧になっていない方は、ぜひこちらから覗いてみてください。
復習
では、内容に入っていきます。まず前回の記事でお話しした「2人の間」と「4人の間」の概念を復習します。
「2人の間」とは、いわゆる相手選手間のライン上にポ
UEFA C - 指導案の作り方マニュアル(前編)
もうすぐ終わりを迎えるUEFA Cライセンスコースで学んだ指導案の作り方とコーチングの順序について簡単にまとめてみようと思います。
私が受けたのはアイルランドサッカー協会のUEFA Cライセンスでした。日本のCライセンスも持っていますが、日本で受けた時は受講者が40名で講師が2人。2人ともA級所持でしたがメインの方は現役教師で中学のサッカー部顧問。それに対し今回私が受けたUEFA C級は参加者2
UEFA C - 指導案の作り方マニュアル(後編)
間が空いてしまいましたが気を取り直して後編を書いていこうと思います。
前編はこちらから。
ExplanationPlanning/Organizingのフェーズの次に準備するのがExplanationのパートです。これは「説明」と言う意味の通り、選手に今からやろうとしているトレーニングをどの様に説明するかを事前にプランニングしておかなければいけません。
ちなみにこのCライセンスの指導実践で、
【11歳韓国人プレーヤーがスペインで苦しんだ話】 プレスに出る5つの意図解説
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三年前に、僕が所属するバルセロナの街クラブにとある11歳の韓国人プレーヤーが在籍していました。そのプレーヤーはまだバルセロナに着いたばかりでそれまでは韓国のクラブチームでプレー。長期留学でバルセロナに家族とわたり、シーズンを戦うためにチームに加入しました。※韓国人, 中国人のこのようなファミリーは近年特に増えてます
日本人同様に、足元の
【プログレッションメソッド】 徹底解説
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スペインの指導者学校では1つの科目として【TRメソッド理論】といった科目が存在します。
TRメソッドという言葉自体はよく聞く言葉かと思いますが、実際に何を指すのか?
簡潔に言うと、「どのようにトレーニングするべきか?」このHOWの部分を指します。
つまり、いくら戦術の知識があっても、相手や自チームの分析ができても指導者としてこのTR