【自民党】"派閥"の是非を考える~解体すべきか必要悪か~
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最近になって、政党(特に自民党)の "派閥" が話題となっている。
自民党の清和政策研究会(通称「安倍派」)に、政治資金パーティーに関連した「裏金疑惑」が挙げられたのだ。
自民党には、以下の派閥が存在する
今回、裏金疑惑が挙げられたのは「清和会」であり、安倍晋三元首相が所属していた派閥であるため「安倍派」と呼ばれている(安倍氏暗殺後は会長不在)。
このような「派閥の不祥事」が持ち上がる度、叫ばれるようになるのが『派閥の是非・解消』だ。
たしかに、大臣の任命が「派閥ローテーション」と揶揄されたり、派閥が「利権の温床」などと呼ばれたりしており、これらが「自民党が国民のための政治をしていない」との主張の根拠とされる場合もよくある。
本記事では、この「派閥の是非」について論じていこうと思う。
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