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【まとめ読みマガジン】三浦春馬君に関して色々思うこと

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三浦春馬君が亡くなって以来続く、悔み、哀しみ、愛しみを吐露する場所。
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#映画レビュー

いっぱい未来の話をしよう ー「映画 太陽の子」を観てー

いっぱい未来の話をしよう ー「映画 太陽の子」を観てー

昨夏の劇場公開時には、コロナの感染状況も最悪だった為、映画館で鑑賞するのはいつかいつかと伺っているうちに、あっという間に上映が終了してしまって、結局見られずじまいだった。
ようやくデジタル配信にて鑑賞することができた。

テレビドラマを見たときの想い遡ること、2020年8月15日。
オリンピックがあるはずだったのになかった、その夏の終戦の日には、本作の80分間版のテレビドラマが放映された。
そして

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松竹ブロードウェイシネマ「キンキーブーツ」を鑑賞して

松竹ブロードウェイシネマ「キンキーブーツ」を鑑賞して

観てきたその日の、鼻息荒そうなこのつぶやきだけで終えようかとも思ったが、その時々の思いを書き留めておくことも、あとで何か良いことがあるかもしれないと思い、とりとめもなく綴っとく。

観に行く前に。去年の後半、いつだかの段階で、松竹がミュージカル「キンキーブーツ」の、現地で撮影したヤツを映画館で上映するっていう話を知った。
何でこの時期に公開することになったのだろうか。
もっと、コロナ禍が落ち着いた

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青春と、再会した。/三浦春馬君出演映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」

青春と、再会した。/三浦春馬君出演映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」

私の中の全米が泣いた。
泣くと思ってなかったから、驚いた。
これは、まるで私たちの物語みたいじゃないか。

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」は、2011年公開の韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」が日本向けにリメイクされた、笑って泣ける青春音楽映画。
韓国版では、過去の女子高生時代を1980年代後半に設定していたが、日本版では1990年代中頃の、いわゆるコギャルブームの頃に設定している。
日本版監

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主役は三浦春馬君だって言ってもイイですか?/映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」

完全にナメていた。
「銀魂2 掟は破るためにこそある」、少年ジャンプに連載されていた漫画が原作の実写版映画の第2弾。
私、「友情・努力・勝利」の少年ジャンプは読まないし、少年ジャンプではなくても漫画の実写化とか、あまり私の食指が動かないというか、しかも福田監督のギャグ映画、これまでの私の映画の趣味から言うと、正直、ちょっと敬遠気味だったのは確かだ。
春馬君の役どころも、賑やかし的なものなのではない

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2021年1月16日 地上波放送 ツイートまとめ/三浦春馬君出演 映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」

いやー、良かったよね、「銀魂2」。
先週の地上波放送、ご覧になりまして?
テレビで映画観ながらツイートするのって、結構楽しいものなのね。
映画を観ながらツイートするのってのは初めての体験で、忙しいって言っちゃー忙しいけれども、内容はBlu-rayで何度も観ていて既知だし、さほどストーリーに集中しなくても大丈夫そうだし、地上波放送っていう良い機会なんで、私もやってみたというわけ。
鴨太郎の見どころは

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情なくも愛おしい、佐藤。/三浦春馬君主演映画「アイネクライネナハトムジーク」

情なくも愛おしい、佐藤。/三浦春馬君主演映画「アイネクライネナハトムジーク」

去年の11月、私はこんなことをつぶやいた。
2019年に公開した、三浦春馬君の主演した映画「アイネクライネナハトムジーク」。
なんか好きなんだよね、この映画。
それこそ、この映画が醸す空気感ってのが見てて心地よいというか。
このツイートですべてを物語っていると言ってもいい気がするが、やはり、キーは「佐藤」なのだろう。
春馬君の演じた役はどれも良いけれど、私にとっては、この「佐藤」はかなり好きな方。

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三浦春馬 作品レビュー 映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」

三浦春馬 作品レビュー 映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」

ジェシーーーーーーーーーーッ、好きーーーーーーーーーーっ!!(絶叫)

ていうか、この人のことを嫌いって言う人がいるのか。
三浦春馬君演じる、天才恋愛詐欺師・ジェシー。
キラッキラしすぎている、キラッキラ。
スクリーンから金粉出てないか。

この記事には、ダー子(長澤まさみさん)やボクちゃん(東出昌大さん)やリチャード(小日向文世さん)はそんなに出てこない。
赤星栄介(江口洋介さん)とラン・リウ(

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三浦春馬 作品レビュー 映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

三浦春馬 作品レビュー 映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

もともとの公開はもっと早かったはずが、新型コロナウィルス感染症感染拡大の影響で遅れて、2020年7月23日(木・祝)になってしまった本作品。
その公開の5日前、前作から引き続いて本作「プリンセス編」にも出演していた、ジェシー役の三浦春馬君が亡くなった。
私はその公開から5日目、映画館へ「プリンセス編」を観に行った。
春馬君が亡くなってから10日も経たず、私自身が春馬君の死を全然受け入れられていない

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映画「ディア・エヴァン・ハンセン」を観て、三浦春馬君のことを思った話。

映画「ディア・エヴァン・ハンセン」を観て、三浦春馬君のことを思った話。

観てきた。
備忘がてら、感じたことをメモっておこう。
ネタばれはしないつもりなんで、どうぞよろしく。

2017年にトニー賞も受賞した、ブロードウェイミュージカルの映画化。
Wikipediaに書かれたあらすじは、以下の通り。

実は、結構前から、この映画の日本公開を楽しみにしていた。
とにかく楽曲がポップで美しいのだ。
10代の若者たちやその周りの人々の、心の機微をメロディアスに表現していて、素

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