- 運営しているクリエイター
記事一覧
物事を動かすものは目に見えない
老子の考え方に、
物事を動かす働きをしているものは、
透明になっていないといけない
というようなことがある。
例えば、扇子であおいで涼むときには、
風を気持ちいいと感じるけれど
扇子を意識していない。
扇子を意識して壊れたら困るからと
そうっとあおいだら風は生じない。
コップは中に飲み物を入れられるから
その役目を果たすのであって、
100万円する高価なもので汚してはいけないからと
何も入れ
自分が頼りにできるのは自分自身だけ
ミヒャエル・エンデの主人公のモモは、
友だちを失って、孤独感から
自分の道をまげかけていた。
そんなときに気づく。
私が友に何かしてもらおうとするのではなくて、
私が友を助けなくちゃと。
この世界の時間を与えている
マイスターホラに言われる。
ここぞという大切なときは
自分自身だけしか頼りにできない。
誰かにすべてやってもらおうとすれば
あやつり人形となってしまう。
そして、誰しもに、自
道は、自分のなかにある
よくなるためにはがんばらないといけないとか
よくなるために何かしないといけないとか
そう思えば思うほど、道は遠のく気がする。
ミヒャエル・エンデの『モモ』を
数日かけて、ゆっくり楽しみながら読んでいた。
そんなとき、このブログを読んで、号泣した。
そう頭で言い聞かせはするけれど、
腑に落ちていなかったのか、
どこかで時間がもったいないとか、
何もできていなくていいのかとか、
私が自分を責めて
よくなろうとするとはまる罠
ミヒャエル・エンデの『モモ』を読んだ。
昔、読んだことがあるけれど、
ふと読みたくなった。
きっかけは四年前に出逢った歌だった。
歌い手は、病で一度声を失う。でも、八年の月日を経て、新しい声を得て、再び歌今はじめた。それはかつてのシンガーだったときとは全然別の声だった。
彼女が新しい声で出したアルバムが、モモ ひかりの子だった。
『君は何をしに この地球へ来たのかな』
問いかけるように歌う
願っても結果に執着しない
ひとの願いとは何だろう。
そう思ったきっかけは、
まだ若いころ、たった一つだけ
願いを叶えてくれるというお地蔵さんに
お参りしたことだったと思う。
わらじを履いたお地蔵さんが、
ひとつだけ願いを叶えに来てくださるという
鈴虫寺が京都にある。
うら若き乙女が願うことは、恋愛成就。
いいなと思っているひととつきあえますように
とか、結婚できますようにとか、
そういう願いだったと思う。
願いが叶え
最も身近な家族だからこそ言えないこと
3年前に北海道に行った。
その旅でスピリチュアルな方がいて、
その方が私に、
「あなたのお祖母様とお母様の関係がよくないのを
溶かすのがあたなだ」
というようなことを言われた。
聞いた瞬間、涙が出た。
母と祖母は、いわゆる嫁と姑関係で
決して仲がよかったとはいえなかった。
同居していたけれど、
2人きりで話しているのをみたことがなかった。
祖母はとっくの昔に亡くなってしまっている。
「私がどう
宮沢賢治の共感覚のとらえ方
NHKラジオ教養番組のなかの
宮沢賢治の作品朗読をさせていただいた。
はじめて読む物語ばかりで新鮮だったが、
悲しみがにじむ作品が多い。
【聴き逃し】カルチャーラジオ 文学の世界 自分を生きる~再読・宮沢賢治(12)雨ニモマケズ https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/125_990.html?p=1929_01_3889470_743 #radir
嫌なことをちゃんと感じて認めると自分がわかる
よく親密な関係になると、呼び捨てにされる。
男性に呼び捨てにされた途端、
なんだかとても嫌な気分になる。
もちろん、呼び捨てにされたい女性も
いるのはわかる。
でも、私は、突然
俺のものだと支配されて、
相手が偉そうになる感覚があり、
とても嫌だ。
そのことに気がつかなかった。
彼女を呼び捨てにすることは普通のことだし、
父が私を呼び捨てにするように、
親しくなれば呼び捨てにされることはよく
愛するとは切ないこと〜悲しみと愛しみと慈しみ
さきほど、若松さんのつぶやきに、心掴まれた。
「悲しみと愛しみは同じ感情の異名である」
なるほどそうかもしれないと思った。
元夫が、結婚したばかりのころ言った。
「愛するとは切ないということだ」
すぐにピンとこなくて、そうなのかなと思った記憶がある。
愛するとは幸せな気持ちじゃないの?
切ない気持ちになるのは、なんとなく
胸を締めつけられる感情で、
心地いいか心地よくないかと言
幸せになる簡単で唯一の方法
こどものころ、とても几帳面で、
すべてを美しく整えたかった。
毎日、筆箱を磨き、机の上を片づけ
髪の毛ひとつ落ちていないように
掃除機をかけて、掃除機についた髪も
きれいに取り除いていた。
自分の部屋だけではなくて、
通る町の曲がった道の窪みや歪みまでも
美しく整えたいと思ったほどだった。
目にうつるすべてを
私が心地よく感じるように
美しい世界にしたかった。
そんなことはできるはずはない