真田忍者研究会

真田昌幸公ー出浦昌相殿にお仕えした吾妻衆五十久一族の末裔です。 幼い頃、祖母や四阿山の…

真田忍者研究会

真田昌幸公ー出浦昌相殿にお仕えした吾妻衆五十久一族の末裔です。 幼い頃、祖母や四阿山の修験法印にうけた教えや、成長して学んだ太極拳や色々のこと、日々の田舎暮らしの中から感じたことなどを書き綴って参ります。

記事一覧

祝鄒師父百寿快楽

㊗師父!師父🙏我的師父♥ ㊗快楽快楽生日快楽❗白寿快楽❗❗ 誰相信師父快壱百歳………… 誰都不相信百寿老人那摩有精神唖❗ 初次見到師父是我23的時候……師父収我…

武の五輪

去る5月22日放映の新番組「明鏡止水〜武の五輪〜」第一回「歩くを極める」如何でしたか? 私も道場稽古の後、何とか見ることができました😊 感想を述べますと、全編徹…

鎌と鎖鎌

昨日の〆は、甲陽吾妻流兵法でした。 生徒さんが稽古用の鎖鎌をお持ち下さったので、流れから鎖鎌の教伝をすることに😁 私、この鎌って言うもんがむちゃくちゃ好きでして…

法印さんの山の教え

吾妻修験・黒岩法印の伝えた、山歩き(猿渡)の教え の一部。 ●山に入る前、必ず護身法、本九字を切る。 ●用便のときは作法通りに。 ●一定の確りとした足取りで歩く。 …

子供を子供扱いする

オルタナティブスクール「八ヶ岳まあるい学校」の甲陽忍者道場&錬誠館ちびっこ忍者道場のもよう。 ハチャメチャに騒ぎながらも、集合、礼などの号令には何も考えずササッ…

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道場

昨日は、かの講談社野間道場の剣風を継承する、正心館蓑輪道場の創立35周年・望月正房名誉師範生誕110年記念大会でした。 日本だけでなく、遠くロシアからも正心館の…

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日月流惣巻

某オークションサイトに「日月流惣巻」とあったので「もしかしたら……」と思い、ダメ元で入札。 すると、余り注目もされなかったようで比較的安価で落札できました。 あ…

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真田忍びの足跡

乳白色の朝、八ヶ岳を出立。 シン・真田忍軍(仮)育成と言う特殊忍務のため、吾妻渓谷・横谷砦のある雁ヶ沢にて地元の有志達に棒術(諏訪神流)を講ずる。 明日は剣術の…

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武者は花のように

旅から帰ると嬉しき便りが。 倉岡邱人先生は書家にして明暗尺八練達の人。 風雅を愛し、尚武を尊み、度々義侠を行う。 私にすれば酒飲みの師にして、錬誠館道場の篇額を…

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十洲三島鶴の乾坤

昔むかし、武当山の三豊道士は拳法上乗の功に想いを馳せつつ山中を逍遥していた。 すると足下の叢に毒蛇が現れ、三豊に向かい鎌首を擡げて今にも襲い掛からんとする。 ………

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中居屋重兵衛

今回も「㊙忍務」のため東吾妻へ。 まだまだ雪に覆われる白樺高原と湯の丸高原を越えて、師匠の故郷がある嬬恋、長野原を通り、横谷砦のある吾妻峡雁ヶ沢へ。 そうそう、…

6

明鏡止水 再び

再びNHKの人気番組「明鏡止水」に出演させて頂きました。 オリンピックイヤーということもあり、今シリーズの副題は「武の五輪」❗ 岡田准一さん、ケンドーコバヤシさん…

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「摩訶不思議アドベンチャー🔮」

私ども甲陽吾妻流は「御館武田信玄公は東海の龍王である。」という信仰?というか信念?を持って参りました。 正しく言うなら「信玄公は薨じて後、龍界の王となった。」と…

6

踵は標準器

脚を傷めてよくよく判ったのが踵の大切さということ。 踵の真ん中が膝裏やつま先に合っていない状況で、長年だましだまし動かしていたので鼠径部が外側に引っ張られ、激痛…

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『修身』

いまは離婚が多すぎるね 夫婦が夫婦でいる、って言うのが 努力目標でなくなっちゃったから それは当たり前なのよね 我儘は男の罪………って言う歌がありました 亭主関…

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Samurai Wisdom

NHKワールドジャパンの海外向け番組「Samurai Wisdom」に、真田忍者末裔ということで出演させて頂きました。 畏れ多いことに、松代真田家十四代の真田幸俊様を始め、武田…

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祝鄒師父百寿快楽

祝鄒師父百寿快楽

㊗師父!師父🙏我的師父♥

㊗快楽快楽生日快楽❗白寿快楽❗❗

誰相信師父快壱百歳…………
誰都不相信百寿老人那摩有精神唖❗

初次見到師父是我23的時候……師父収我門下是26歳……已経過了四半世紀快了🥹

師父一直教導我小子……可是内功武術这个東西非常非常難学的、我好長時間憧不了師父教的妙諦……現在想起来得把師父化了不少耐心和極大的熱情地教伝我………真是不容易的……🙏

想来想去和師的故事

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武の五輪

武の五輪

去る5月22日放映の新番組「明鏡止水〜武の五輪〜」第一回「歩くを極める」如何でしたか?
私も道場稽古の後、何とか見ることができました😊

感想を述べますと、全編徹して「これ本当に国営放送?B◯Bジャパン制作じゃないの?💧」と言うくらい攻めた内容……いや、商業出版社では却って企画にならない位、色んなものを度外視して、岡田准一さんや制作の皆さんの「見たい!作りたい!」がストレートに押し出された、(

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鎌と鎖鎌

鎌と鎖鎌

昨日の〆は、甲陽吾妻流兵法でした。

生徒さんが稽古用の鎖鎌をお持ち下さったので、流れから鎖鎌の教伝をすることに😁

私、この鎌って言うもんがむちゃくちゃ好きでして、資料館にも稽古用、実用、新旧大小こもごも置いております。

法印さんも長柄の大鎌(本来は鎌槍)が得意で、よく「詰合」という自由稽古をさせて貰いました。

いま考えると相当危なっかしいことをしていたものですが、あのおかげでこういった得

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法印さんの山の教え

法印さんの山の教え

吾妻修験・黒岩法印の伝えた、山歩き(猿渡)の教え
の一部。

●山に入る前、必ず護身法、本九字を切る。

●用便のときは作法通りに。

●一定の確りとした足取りで歩く。
さもないと手負いと思われ、熊や山犬に付け入られる。

●手足の付け根を意識して、良く動かす。
木や石にとらわれないように。

●登りは下るような、下りは登るような目附で。

●左転右転は背筋を逆に切る。

●杖は天地を弁え、拍子を

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子供を子供扱いする

子供を子供扱いする

オルタナティブスクール「八ヶ岳まあるい学校」の甲陽忍者道場&錬誠館ちびっこ忍者道場のもよう。

ハチャメチャに騒ぎながらも、集合、礼などの号令には何も考えずササッと動けるようになりました。
これは自然界で弱い立場の子供が、生きぬくためには非常に大切なスキルです。

「子供の自主性」「自分で考え生き抜く力」など、如何にも耳ざわりの良い、ユメのような話ばかりがもてはやされますが、今もし大災害が起きて、

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道場

道場

昨日は、かの講談社野間道場の剣風を継承する、正心館蓑輪道場の創立35周年・望月正房名誉師範生誕110年記念大会でした。

日本だけでなく、遠くロシアからも正心館の剣を慕う多くの剣士達が集まり、蓑輪勝館長と共に栄え有る日を祝いました。

畏れ多いことながら、私たち錬誠館文武道場にもお声がけ頂き、甲陽流の武技を演武させて頂きました。

古式ゆかしい板張りの大道場で、多くの方を目の前にして演武仕ることは

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日月流惣巻

日月流惣巻

某オークションサイトに「日月流惣巻」とあったので「もしかしたら……」と思い、ダメ元で入札。
すると、余り注目もされなかったようで比較的安価で落札できました。

あまり期待もせずに巻物を開いてみると……………

ドッヒャ〜❗❗でした。

なななんと、日月流開祖の片桐音之輔方矩公の文政五年の直筆伝書でありました🥹
公についてはhttp://www.katagiriseiryudo.com/otono

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真田忍びの足跡

真田忍びの足跡

乳白色の朝、八ヶ岳を出立。

シン・真田忍軍(仮)育成と言う特殊忍務のため、吾妻渓谷・横谷砦のある雁ヶ沢にて地元の有志達に棒術(諏訪神流)を講ずる。

明日は剣術の基本と九字結手印等を伝授する予定。

帰途足を伸ばして、十二代?前の吾妻・伊与久一党が、本貫の地の総社、雷電神社を勧請したと伝わる石祠を拝しに中之条町の蟻川岳へ。

電柵の中は手つかずの原生林と急登。数年前にはここで男性が熊さんに襲われ

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武者は花のように

武者は花のように

旅から帰ると嬉しき便りが。

倉岡邱人先生は書家にして明暗尺八練達の人。
風雅を愛し、尚武を尊み、度々義侠を行う。

私にすれば酒飲みの師にして、錬誠館道場の篇額を刻みだして下さった大恩の方だ。

今は故郷の熊本益城に隠棲して、白髪長眉まさに仙人のような様子で暮らしておられる。

この度の便りは端午の節句の祝い。
男という文字が、二枚の便箋のなか実に二十箇所も記されていたのが師らしくて良かった。

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十洲三島鶴の乾坤

十洲三島鶴の乾坤

昔むかし、武当山の三豊道士は拳法上乗の功に想いを馳せつつ山中を逍遥していた。
すると足下の叢に毒蛇が現れ、三豊に向かい鎌首を擡げて今にも襲い掛からんとする。
……と、天空より突然一羽の鶴が舞来たり、瞬く間に捩る蛇身を長い脚で掴み、嘴を以て蛇の頭を突いて彼方へと飛び去ってしまった。

その見事な去来に妙趣を感じた三豊は、更に工夫を重ね、「内功」を裡に含み外に鶴蛇相斗の意を表した新たな武芸を拓いたとい

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中居屋重兵衛

中居屋重兵衛

今回も「㊙忍務」のため東吾妻へ。

まだまだ雪に覆われる白樺高原と湯の丸高原を越えて、師匠の故郷がある嬬恋、長野原を通り、横谷砦のある吾妻峡雁ヶ沢へ。

そうそう、いつも横目で見るだけで通り過ぎてた「中居屋重兵衛顕彰碑」にも立ち寄れました😊

中居屋重兵衛は横浜開港時を代表する商人として、上州では加部安左衛門と並ぶ分限者であり、また真田流の火術を中心に各流の長所をまなび近代の火薬製法を確立させた

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明鏡止水 再び

明鏡止水 再び

再びNHKの人気番組「明鏡止水」に出演させて頂きました。

オリンピックイヤーということもあり、今シリーズの副題は「武の五輪」❗

岡田准一さん、ケンドーコバヤシさんの名MCは健在👍

今回は光栄にも、乃木坂46の秋元真夏さんに「受け」を取って頂きました🙏

また共演下さった先生方の凄いこと…………

陸上オリンピアンの為末大先生、本当のナンバ歩き伝導者の矢野龍彦先生、春風館の新陰流剣師・赤羽

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「摩訶不思議アドベンチャー🔮」

「摩訶不思議アドベンチャー🔮」

私ども甲陽吾妻流は「御館武田信玄公は東海の龍王である。」という信仰?というか信念?を持って参りました。

正しく言うなら「信玄公は薨じて後、龍界の王となった。」となりましょうか。

私の号「松風」は、その龍王の起す風を待つ(待つ=松)意味で付けられたと聞きました。

そんな言い伝えは他には有るのでしょうか?

ふつうは謙信公が「越後の龍」それに対しての「甲斐の虎」なのですが………

しかし御館様、

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踵は標準器

踵は標準器

脚を傷めてよくよく判ったのが踵の大切さということ。

踵の真ん中が膝裏やつま先に合っていない状況で、長年だましだまし動かしていたので鼠径部が外側に引っ張られ、激痛が走り歩くのも嫌になった。

修験者がこんなことで何としようか、と無理をして山歩きを再開すると却って痛みが増してしまう。
これはアイデンティティにも関わる事だったので、垂れ流しにしないで秘めていたが、なかなかに辛いものだった。

ここのと

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『修身』

『修身』

いまは離婚が多すぎるね

夫婦が夫婦でいる、って言うのが

努力目標でなくなっちゃったから

それは当たり前なのよね

我儘は男の罪………って言う歌がありました

亭主関白って言うのもあったよね?

それは今考えたら時代よね

以前は空気のようなものでした

いまはそれを誰も支持しない

たった二十年でなにもかも変わりました

時節時節、時には神も勝てません

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Samurai Wisdom

Samurai Wisdom

NHKワールドジャパンの海外向け番組「Samurai Wisdom」に、真田忍者末裔ということで出演させて頂きました。

畏れ多いことに、松代真田家十四代の真田幸俊様を始め、武田・真田氏研究の第一人者である歴史家の平山優先生、和式銃の権威である澤田平先生等、素晴らしい方々と同じ番組に出させて頂くという名誉に預かり、只只恐縮しております。

先日ひょんなことから私の十四代前の伊与久采女が、この番組で

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