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something between 0 and 1
グラデーション(gradation)
0と1あるいは白と黒、ものごとの「間(あわい)」に存在する様々な階調のことである。
世の中を蔽う、悪と正義、人工と自然、といった二元論のありかたがどうも腑に落ちないのだ。
面白いか面白くないかといった自分の中のにあるものの価値判断なら二元論で割り切れるのかもしれないけれど、現象や状態や相対的な領域を無理やりどちらかに割り切ってしまうことに、畏れのようなも
2015年の、ある朝。 - 042 Bobby
ACE HOTELのコーヒーショップで
ぼくたちは話をした
べつにたいした話じゃないけれど
きっとこれからいつまでも忘れないようなことを
ボビーが注いでくれるアメリカンコーヒーを何杯も何杯ものみながら
とめどなく
タケちゃんがマイクのついたカメラをこちらに向けるたびに
ぼくの頬が少しだけ動き
中川さんと服部くんがそれをみて笑う
昨日の朝も、その前の日の朝も
ダウンタウンに並ぶアールデコのビル
play it fuckin' loud!
ことさらこだわっているわけじゃないし、50年も前のことをウダウダ考えるつもりはないけれど、村上龍の「69」のことを書いている最中にボブ・ディランの刺激的な映画(NHKBSの再放送)を観てしまった。
流れというのは不思議なもので、始めてしまうと続けさまにコトが起こる。
この映像を見るとディランを抜きにして60’sのカウンター・カルチャーは語れないんだと、あらためて感じ入る。
■ No Dir
no.21 Hilary
Hilary duPont
Visitor Services Coordinator
ドナルド・ジャッドのステンレスの棚と大きな金庫室のある部屋で彼女からもらったビジネスカードにはこう書いてある。
明らかにフランスの名前だからニュー・オーリンズの生まれかもしれない。
机の上に置いたそのカードを眺めながら、その日の Marfa TX を回想している。
もうすでにぼくの記憶は翳んでいてぼんやりと
プンクトゥムは、ちょっとやっかいだ。
愛猫ハルの背中に蚯蚓(ミミズ)のようなものがくっついている。
なんだろうと思って摘んでみるが、その柔らかな物体が猫の背中に食いついているような感じで、なかなかとれない。 なおも力をこめて引っ張ると、その蚯蚓のような、あきらかに生物の気配をもつ紐状の物体が、ズズズっと、ハルの背中から延びて出てきた。
昨日の夜の夢の話。
むかし「Surrealistic Pillow」というタイトルのレコードがあっ
快適じゃなければ、地球なんてなくなったっていいんだ。
最初にこのコラムを書いたのは2009年の初めなんだけど(13年も前だ!)、FBにあがってきたこのちょっと昔の記事を見直して、コロナ禍でいっそう混沌としてきた世の中と、SDG'sとかサスティナビリティといった新しいマーケティング・タームとともによりいっそう圧があがってきたように思えるこのクリーン・ムーブメントの中で、個人的に今もういちどこの覚悟を肝に銘じておきたいと考えて再掲することにした。
要は
Cosmic Profit - 自分がやりたいことを自分のためにシンプルにやり続けて、結果として、それが誰かのためになるような働き方
働きかたというものについて考えている。
自分自身は長くてもあと10年くらいのことだから、それほど迷いがあるわけじゃないけれど、最近立て続けに今の仕事を辞めて独立しますという人に会うことがあって、そういえば何年かまえとくらべるとなんとなくそういう人が多くなったなあと思ったからだ。
もちろんそれがたとえ見通しの甘い妄想の産物であったとしても、勇気を持って何か新しいことを始めるのはとても素敵なことだ
「ものとものとを結びつけて新しい情報をつくっていく」ことの難しさ。
阪神百貨店のOさんからこの催事の話をうかがったのが去年の暮れ。
柄にもなく、それからいろいろ考えた。
そしていつでもそうだけど、その日が近づけば近づくほどいろんなことが頭を駆けめぐって妄想の止めどころがわからなくなってくる。
そんなとき、この催しのウェブサイトのためのインタビューを受けました。
「自分が好きになる暮らし展」のための本選びの話です。
https://www.hanshin-de
Story behind the "Seeding" - Seedingの裏物語
"The Greening of America(邦題:緑色革命)" という1970年に発刊された一冊の本があって、若いころのぼくは、その本、というかその本に描かれていたアメリカ西海岸のカウンターカルチャーなるものに、ずいぶん惹かれていました。
60年代に起こった新しい意識の動き。
それは、それまでの社会と人間との関係に疑問をいだき、自分自身、他人、社会、自然、国土などに対する新しい関係、社会の
ちょっと素敵な映画のことを思い出した
窓の外の春のような陽射しを眺めていたら、ずいぶん前に観たちょっと素敵な映画のことを思い出した。
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"Herb and Dorothy"
もうすでに、インターネット上では賞讃しかないのがちょっとおかしいんじゃないかと思うくらいの評判をとっている、N.Y.で暮らす、ある意味狂気ともいえるアートコレクターの老カップルのアート蒐集の日々を描いたドキュメンタリー・フィルムである。
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what a fool believe - 愚か者が信じること
今から11年前、まだ健在だったジョブスのiPadのkeynoteを夜中に見て感じたこと。
さてそれから、本の状況はどれくらい変わったのか、あるいは変わっていないのか。
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What a fool believes | 2010/02/20
ジョブスのkeynoteを見て、柄にもなく「本の未来」のことを想う。
AppleやAmazonは、本の、ひとつひとつ独自にデザイ