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徒然

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お受験は親の受験

お受験は親の受験

よく、幼稚園、小学校受験にいいのは〇〇のお教室などと噂が流れる。半分あたっているけれど、半分は間違っている。なぜかというと、大前提にあるのは、受験をしにいく相手は

学校

であり、

教育機関

だからだ。しかしながら、それを忘れてしまっているご両親がいかに多いことか。

私立は国の学習指導要領に沿って指導する必要はない。
(正確には則ってはいるのだが、それをベースに色を出している)
が、教育機

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こどもに優秀になってほしいなら

こどもに優秀になってほしいなら

子どもに優秀になってほしいのに、
親が怠けていませんか?
しつけの基本はご自身から。

子どもだけに押し付けるのはお門違いです。

幼、小、中学受験の特性

幼、小、中学受験の特性

幼稚園

小学校

中学校

実はそれぞれに適正の家庭というものはあります。縁故という意味ではありません。縁がなくとも、この親なら適正があるというものはあります。

親の適正がご縁に直結するのが幼稚園、小学校受験です。厳しいことを申しますと、難関校になればなるほど、素地のない家庭が何の対策もなく、願書を出せば受かるかもしれないという淡い希望はもたない方が良いということです。

親の子への接し方は親

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小学校受験に受かる

小学校受験に受かる

私立小学校は全国の1%しかありません。
ゆえに私立小学校卒業ということは
日本国民全体からして非常にマイノリティーな存在です。
(幼稚園は少々状況が違うので私立の割合は増えます)
でも国を支える人たちにマイノリティーな存在の人間は非常に多い。
これはどういうことでしょうか?

附属校だと受験がないからこどもの負担が減って良い学歴をもてる

名前がいい

環境がいいから

とそんな理由なだけでお受験

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本物に触れる

本物に触れる

お受験の面接で、本物に触れるとは?と聞かれることがあります。

本物という言葉は抽象概念であるため、人によって回答は様々でしょう。しかし、本物に触れるということは決してハードルの高いことではありません。

簡単なところから申せば、

毎朝お散歩をして空の変化や植物の変化を感じとること

は自然という本物に触れる行為ですし

お魚屋さんで旬のお魚を選び購入する

ということも、切り身でない本物の魚を

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お受験は課金ゲームではない

お受験は課金ゲームではない

お受験は課金ゲーム

ということばをちらほら見受けますが、正しい表現ではないように思います。

前提として

お受験を受けても受かる考え方、生活習慣が身に付いている"家庭"であり、子だけでなく親も一緒に学び成長できる"家庭"

がお受験に挑戦する資格があるようなものです。根本的なことがわかっていないのに、お金をつぎ込んでも、企業の鴨にしかなりません。

一番大事なのはお金をつぎ込むか否かではありま

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季節を身近にする

季節を身近にする

中秋とは旧暦の8月15日、仲秋とは旧暦の8月を指します。旧暦では7,8,9月が秋なので8月はちょうど真ん中の秋になります。

中秋の名月は別名芋名月。芋名月の芋はさつまいもではありません。里芋です。

真ん丸団子は枕団子になるので決してやってはいけません。すこし凹ませるのが行事のお団子です。十五夜なので1,4,9と三段に15個並べるところが多いようです。また関東は丸型ですが、関西は里芋型にする傾向

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生き方をデザインする重要性

生き方をデザインする重要性

最近大学のシンポジウムに参加して思ったこと。

英語ネイティブ(第一言語)にしたいならともかく
未就学児に英語にお金をかける必要性はないと
改めて感じています。

理由はいくつかありますが、

一見喋れるというのと使いこなせているのは

違いますから、相当気にかけないと全て中途半端になります。
ミックスは特に注意が必要。
喋れているなら、

その子どもの第一言語は何であるか

を注意してみる必要が

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SNSに個人情報を垂れ流す親

SNSに個人情報を垂れ流す親

シェアレンティングという言葉をご存知でしょうか?

過激な表現をすれば毒親のやることの1つとして認知されてきている言葉のひとつです。

正しくは

オーバーシェアリングとペアレンティング

を掛け合わせた言葉なのですが、

子どもや住まいなど必要以上にSNSで垂れ流す親の問題行動

を指します。

この行動によって本来なら第三者が知る必要のないことを知られることで、(ネットや現実世界での)いじめの

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親の責任

親の責任

子どもをどのように教育するかは全て親の責任です。悪いように育ったのは糸を手繰れば親が原因であることが殆どです。

親が子どもにとその教育を選んだのですから。

皆、一生懸命子育てをしているのです。でも良くなる子とそうならない子がいるのも事実。何が違うのでしょうか?

お金があったって、とんでもない子になっている家庭は往々にしてあります。

お金がなくても精神的に自立して立派に育った子はいます。

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無知はリスクが高まる

無知はリスクが高まる

一生懸命子育てしても

無知でなんとなくこれがいいかも?

で子どもに教育を与えるリスク

ということをお考えになったことはありますか?

知識だけでもだめですが

○○の先生

というのが正しい知識をもったひとなのかわからず、間違ったことを教えられてそれがスタンダードになってしまうことは悲劇です。

そのためにはある程度自分で学ぶことも大事なのです。せっかくお金と時間と体力を使って人生の基礎を作

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本を読めば世界が広がるとは限らない

本を読めば世界が広がるとは限らない

皆様は読書はお好きでしょうか?

本をたくさん読めば世界が広がり、賢くなる

ということはよく耳にします。

しかし、それは本当でしょうか?

たとえば子どもは絵本からたくさんの想像をすることで言葉を獲得します。固定概念をもって読むということはあまりないでしょう。自分が出来ていくうちに、自分の固定概念も出来上がっていくのです。

しかし、この固定概念というのがくせ者なのです。

どんな本を読んでも

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国語力を鍛える

国語(日本語)は日本人にとって最も身近なもののひとつ。

だからこそなんとなく使っていませんか?

私は、学生時代国語は苦手でした。感覚で解いていたものですから、全く点数が取れませんでした。

ひょんなことから音声学と言語学を学ぶことになり・・・日本語には規則があり、それにのっとって使いこなすべきものなのだと気づいたのです。

言語は意識して操るもの。

どんなに素晴らしい思想をもっていても、言葉

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非認知能力・・・何を今さら

非認知能力・・・何を今さら

非認知能力という言葉の定義として目にするのは目新しいかもしれませんが、それをいかにも最新の教育ですとうたい、高額な月謝をとるのはいかがなものかと。

正直

何を今さら

なのです。

自分を好きになること、他人を思いやる心、最後までがんばれること、必要なときに我慢ができること

なんて昔から言われてきたことですよね。

モンテッソーリも非認知能力についても元々の研究は貧困層やディスアドバンテージ

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