K.K.

日本の大学院で研究している大学院生です.物理現象に起源をもつ偏微分方程式の研究をしてい…

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日本の大学院で研究している大学院生です.物理現象に起源をもつ偏微分方程式の研究をしています.このnoteでは一言日記に加え,考えていることを投稿する予定です.

マガジン

  • 研究者の卵の日記

    卵は日記を書くことはできませんが、研究者の卵には日記は書けます。 2021年6月の単調な生活を淡々と追加していくので、興味があれば覗いてみてください。 但し覗かれても構わない出来事しか書きません。

  • 研究者の卵の日記(2021年6月)

    卵は日記を書くことはできませんが、研究者の卵には日記は書けます。 2021年6月の単調な生活を淡々と追加していくので、興味があれば覗いてみてください。 但し覗かれても構わない出来事しか書きません。

記事一覧

現代が「生きる意味を感じながら生きるのが難しい時代」と言われることがあるが、これは少し認識に齟齬があるのではないか。実はこれまでは「生きる意味を感じる暇のない時代」であって、現代は「生きる意味を考えるほど余裕のある時代」となったのではないか。

K.K.
1年前

人は一つの真理を追い求める生き物なのかもしれないが、その人生全てが真理なのではないか

K.K.
1年前

学術界の目指すべき未来ー山口周「ビジネスの未来」を読んで

今回は山口周「ビジネスの未来」プレジデント社を読んでの感想を書き残す。本書はまさにビジネスの目指すべき未来を提示してくれる一冊だが、学術界の目指すべき未来も提示…

K.K.
2年前
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博士課程の日記(2021年9月)

日毎の出来事を月末まで追加して更新し続ける方式で投稿します。本記事は9月末まで更新し続ける予定でしたが、忙しかったので一言で済ませます。 2021年9月の総括 研究室…

K.K.
2年前
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博士課程の日記(2021年8月)

日毎の出来事を月末まで追加して更新し続ける方式で投稿します。本記事は8月末まで更新し続けます。 テスト投稿のため、記事は有料で最高値で設定してあります。 2021年8…

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K.K.
3年前
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博士課程の日記(2021年7月)

日記のスタイルを変更しました。これまでは月毎にマガジンを作成し、そこに日毎の記事を追加していきましたが、これからは月毎に記事を作成し、日毎の出来事を月末まで追加…

10,000
K.K.
3年前

日記210704

2021年7月4日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。特にこれと言った出来事はないが近況報告。アカポスに残りたくない思いも200字程度書いた。気が…

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K.K.
3年前
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世界を変える力はどこにある?

分業の進んだ現代社会において、学者や専門家はある物事について深く考えるのが仕事だと考えている(それだからこそ「専門家」と呼ぶのであろう)。会社で仕事をしている人…

K.K.
3年前
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日記210614

2021年6月14日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。橘玲氏の「貧乏はお金持ち」を読み始めたのでメモを残す。

K.K.
3年前

絵馬に顕れる人のこころ

先日2箇所の寺社に行った際に、たまたま絵馬の内容が目に付いたのでいろいろな人の絵馬を眺めていました。 ある寺社に掛かっている絵馬には、比較的私利私欲に満ちた、野…

K.K.
3年前

日記210607

2021年6月7日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。今日は博士の憂鬱な気分を綴った。憂鬱な気分にある人には閲覧を勧めない。

K.K.
3年前

日記210603

2021年6月3日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。論文を書いていて行き詰まったところが解決した話。

K.K.
3年前

日記210602

2021年6月2日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。論文を書いていて行き詰まった話。

K.K.
3年前

日記210531

2021年5月31日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。今日は今年度に入ってやっと初めてキャンパスに行った記録。

K.K.
3年前
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日記210529

2021年5月29日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。気付けば昼ご飯の記録になっていた。

K.K.
3年前

悪い政策の原因は悪い政治家を選んだ有権者にある。
こう言われることがしばしばあるが、大半の人は「そんなの私の知ったことではない」と思うだろう。このギャップはどこから生まれるのだろう。

K.K.
3年前

現代が「生きる意味を感じながら生きるのが難しい時代」と言われることがあるが、これは少し認識に齟齬があるのではないか。実はこれまでは「生きる意味を感じる暇のない時代」であって、現代は「生きる意味を考えるほど余裕のある時代」となったのではないか。

人は一つの真理を追い求める生き物なのかもしれないが、その人生全てが真理なのではないか

学術界の目指すべき未来ー山口周「ビジネスの未来」を読んで

学術界の目指すべき未来ー山口周「ビジネスの未来」を読んで

今回は山口周「ビジネスの未来」プレジデント社を読んでの感想を書き残す。本書はまさにビジネスの目指すべき未来を提示してくれる一冊だが、学術界の目指すべき未来も提示してくれているように感じた。まずは本書の内容を概観しよう。

ビジネスは、経済とテクノロジーによって物質的貧困を社会からなくすという使命を果たし、社会は明るく開けた「高原社会」に到達しつつある、というのが本書の大前提である。社会が便利で安全

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博士課程の日記(2021年9月)

博士課程の日記(2021年9月)

日毎の出来事を月末まで追加して更新し続ける方式で投稿します。本記事は9月末まで更新し続ける予定でしたが、忙しかったので一言で済ませます。

2021年9月の総括
研究室内での研究報告会、学会への参加、論文の修正、データ解析コンペへのエントリーとデータの前処理などに追われる一ヶ月でした。

博士課程の日記(2021年8月)

日毎の出来事を月末まで追加して更新し続ける方式で投稿します。本記事は8月末まで更新し続けます。

テスト投稿のため、記事は有料で最高値で設定してあります。

2021年8月の総括
査読対応に追われながら、Kaggleにも初挑戦する、チャレンジングな1ヶ月でした。

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博士課程の日記(2021年7月)

博士課程の日記(2021年7月)

日記のスタイルを変更しました。これまでは月毎にマガジンを作成し、そこに日毎の記事を追加していきましたが、これからは月毎に記事を作成し、日毎の出来事を月末まで追加して更新し続ける方式で投稿します。つまり本記事は7月末まで更新し続けます。

テスト投稿のため、記事は有料で最高値で設定してあります。

2021年7月の総括投稿論文の査読結果が返ってきたので、査読者のコメントを読みながら修正するので多くの

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日記210704

2021年7月4日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。特にこれと言った出来事はないが近況報告。アカポスに残りたくない思いも200字程度書いた。気が向いたらこの話は整理して発信したいと思っているが、とりあえず現在の思いを書き残しておく。

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世界を変える力はどこにある?

世界を変える力はどこにある?

分業の進んだ現代社会において、学者や専門家はある物事について深く考えるのが仕事だと考えている(それだからこそ「専門家」と呼ぶのであろう)。会社で仕事をしている人が仕事を終えた後のプライベートな時間を削って考えるよりも、経済学者が仕事の一貫として世界経済の目指すべき道、あるべき姿について考える方が圧倒的に洗練されているであろうことは、誰も否定の余地はないことと思う。

しかし現在、学者や専門家の発言

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日記210614

2021年6月14日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。橘玲氏の「貧乏はお金持ち」を読み始めたのでメモを残す。

絵馬に顕れる人のこころ

絵馬に顕れる人のこころ

先日2箇所の寺社に行った際に、たまたま絵馬の内容が目に付いたのでいろいろな人の絵馬を眺めていました。

ある寺社に掛かっている絵馬には、比較的私利私欲に満ちた、野心的な内容の願い事が多く、ここまで欲望を剥き出しにして願いを書くものかと思いました。しかし次に訪れた寺社に掛かっていた絵馬には、自己中心的な内容の物は見当たらず、利他的な内容の物ばかり掛かっており、その違いさに驚きました。何がこのような差

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日記210607

2021年6月7日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。今日は博士の憂鬱な気分を綴った。憂鬱な気分にある人には閲覧を勧めない。

日記210603

2021年6月3日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。論文を書いていて行き詰まったところが解決した話。

日記210602

2021年6月2日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。論文を書いていて行き詰まった話。

日記210531

2021年5月31日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。今日は今年度に入ってやっと初めてキャンパスに行った記録。

日記210529

2021年5月29日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。気付けば昼ご飯の記録になっていた。

悪い政策の原因は悪い政治家を選んだ有権者にある。
こう言われることがしばしばあるが、大半の人は「そんなの私の知ったことではない」と思うだろう。このギャップはどこから生まれるのだろう。