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本note

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推薦図書や読書レビューなど本にまつわる素敵なnoteを集めています。
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#グラフィックデザイン

デザイナーの「へこまない」話法

デザイナーの「へこまない」話法

へこむ。くやしい。自分が情けない。

「デザイナーは感受性が高いので傷つきやすい」なんて言う人もいる。それが正しいかは脇に置いて、私もへこんだことは何度もあります。

今回は、自分がへこみ続けてきた経験から、デザイナーの自衛の策である「へこまない話法」を考えていきたいと思います。デザインに関わる若い方に届いてほしい。そんな遠い目をしながら。書いてみます。

「一方的に言われる構図」に熟練するまずは

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制作会社から事業会社のコミュニケーションデザイナーに転職して読んだ本

制作会社から事業会社のコミュニケーションデザイナーに転職して読んだ本

こちらはGMOペパボデザイナー Advent Calendar 2023のエントリーです。

GMOペパボ株式会社のminneでコミュニケーションデザイナーをしているYoshiminです。
その前はPR代理店の制作部でデザイナーをしており、去年の12月にペパボに入社しました。

前職の受託制作の場合、前提知識や立場が様々であるクライアントの方々から出てくる要件をヒアリングしたり汲み取る力、突発的な

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デザインするひとのためのブック・リスト

デザインするひとのためのブック・リスト

前職では毎年、5月連休前に読書リストを配布していました。2019年度はこのようなかたちになりました。最初にリストをしめし、その後、簡単に解説を加えています。

デザインするひとのためのブック・リスト
‘Rage Against the How to 本’ の視点で

本屋へ出かける。すると、さまざまな必読書コーナーが設けられている。文学、ビジネス書、あるいは工学書——本を先人たちによる試行錯誤の記

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点を打つこと

点を打つこと

ぼくは美術やデザイン系でない大学を出て、デザインの専門学校に進み、美術デザイン系の大学で教員となっている、変わったキャリアのひとです。大学の仕事で全国のデザインに興味のある高校生に会いますが、よく「専門学校と美大って何が違うんですか?」と聞かれます。またセミナーなどでは「専門学校を出たのですが、美術大学の学生に追いつくにはどうすれば良いですか?」ということも。

デザイナーを目指すことにおいて、専

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