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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2020年12月の記事一覧

締めくくり

 色々とやろうと思っていたことがあったけれど、残り僅かな2020年の間にしなきゃいけないかと考えたら、どうでもよくなって、全部投げ出した。

「それは今することか?」

 この問いに何度も直面した1年だった。約2ヶ月のお休みが降って湧いて、すごく考えた日々があった。どうでもいいことに時間を費やしている気がして、自分が大切にしたいことに集中したいと願った。

 ただ、具体的にそれはなんなのかわからな

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ボタンかけ違ったら直せばいい

ボタンかけ違ったら直せばいい

 毎日熱を測る習慣がついて、びっくりしたのは35.8℃とか出ることだ。

 小学生の頃は平熱が37℃だった僕にとって、以上な数字だ。ただ、ヨガを始めた頃も実は同じような体温が低くなっていた。今は食生活にも気を使っているし、身体を動かしているのでおかしいと思っていた。

 約1ヶ月経ってから、突然36.6℃になった。不思議に思っていたら、それまでは体温計がちゃんと脇に挟まっていなかっただけだった。

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「いつか」は来ない

「いつか」は来ない

 本棚を整理した。買ったまま読んでいない本のうち1年以上全く手をつけていないのは、ほとんど処分することにした。

「いつかは読みたい」と手元に置いてあっても、よほどのことがない限り、そのいつかは訪れない。読書とはそもそも能動的な行為であって、時が熟すのを待ち続けていたって意味はなくて、自らページをめくるしかないのだ。
 いくら興味があっても、身体が動かないならば、ただ場所を取るだけだ。もし、どうし

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躓くなんて怖くない

躓くなんて怖くない

 なんと今日でnoteのシステム上では500日連続投稿らしい。

 そこそこ頑張っているのでないだろうか。けれど、全く調子に乗る気にならないのは何人もの人が先を走っているからだ。

 僕がnoteを始めて間もない頃からフォローさせていただいている「りおん」さんは既に1000日更新している。

 noteはやっていないけれど、1700日以上更新し続けている友人もいる。そういう人達を前にして、数を誇る

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2020振り返ろう

 そろそろ今年1年を振り返らなければいけないなと思いながら、書けずにいた。どれだけ待っても、やる気は起きないので、無理やり書き始めてみる。

 今年といえば、全世界的に避けては通れない話題があるのだが、それをあえて避けて話がしたい。それは斜に構えているというよりも、月並みな言葉しか出てこないからだ。考えた末に、「色々大変だったね」で終えてしまう。

 だから、それ以外のことを語る。

 タイムリミ

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なぜ人に与えるのか

なぜ人に与えるのか

 僕は、3人ほど尊敬する人がいる。便宜的に「師」と呼ぶことはあるが、実際に師と呼ぶには抵抗がある。なぜならば、だれも僕を弟子として扱わないからだ。強制された覚えはないし、明確に「コレ!」というものを教わった覚えもない。けれど、間違いなく、その人達の言葉や生き様、関わり方から大きな影響を受けている。

 その3人に共通するのはなんだろう? と考えたことがある。
 なぜ僕は惹かれたのか。そこには共通す

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寝ればいいと思うよ

寝ればいいと思うよ

 寝るってすごい。

 昨日喉が痛くなったので、これで熱が出ようものなら、一大事になってしまうと思って、20:30には布団に入った。結果、約13時間眠った。

 そうしたら、喉の痛みがほぼ引いた。まだ炎症の後である痰が絡むような感覚があるけれど、発熱もなく関節が痛むようなこともなく、食欲も十分にある。

 思い返せば、寝れば大体のことは解決した。嫌なことも、疲労も、体調不良も、なかったことになる。

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当たり前が怖い

当たり前が怖い

 なんと、喉が痛い。

 扁桃腺がでかいと言われ続けた人生を過ごしてきた僕にとって、冬場は必ず一度は通過する儀式だ。大抵、その後に熱が出て、1日経つとケロッとしている。

 だから、気にならない。普段ならば。

 しかし、今年はちょっと発熱しようものなら、ただ事ではなくなってしまう。だから、とにかく温かくしてさっさと寝るつもりだ。

 本当は熱が出てしまった方がすぐによくなる。しかし、どうか熱にい

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もっと多く、もっと泥臭く

 言葉がなかなか浮かんでこない日が続いている。

 11月から12月の頭にかけて、毎日のようにだれかと話を聞いてもらっていた。その時は頭の中が言葉で一杯になっていて、noteに書く内容に困ることはなかった。

 けれど、その揺り戻しなのか最近人の相談を受けるようになった。
 人から刺激を受けて、言葉を返す時はどんどん口が動くのに、noteを開いた瞬間に凪に入る。

 身体の中で蠢いているなにかを吐

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言葉に込める想い

 今週になってから「よいお年を」と既に3回言った。

 なんだろう、年を跨ぐのは別に変わったことじゃないはずなのに、12/31と1/1の間にはなにか特別な線引きがされている。大掃除もなぜか年の瀬までには終わらせなくてはと思っているし、今年中に済ませなくてはと感じるのはたくさんある。

 そんな中、「よいお年を」って不思議な言葉だ。

 残り僅かな時間をよく過ごす。もうできることは少ないのに、なにを

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静の時間

静の時間

 先月末から今月の頭にかけて、予定が詰まっていて、1日5時間くらいしか眠れないような日が続いていた。その反動かもしれないけれど、最近よく寝ている。今日も9時間以上寝た。隙あらば寝ようとしている。

 1年の中で、眠たくなる時期が何度かある。それはもちろん気候的なこともあるのだけど、身体の中でなにかが起こっていて、次のための準備をしている感覚がある。
 この時期を過ぎると、次々となにかが起こる。けれ

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ダメージジーンズになる

ダメージジーンズになる

 世の中には、傷つけようとして傷つけてくる人はほとんどいない。
 あなたは「こいつを傷つけてやろう」と思い、実際にそれを言動とした現した経験がどれだけあるだろう? 少なくとも僕は悪意を持って、傷つけようとした記憶は思いつく限りない。

 けれど、noteもそうだしSNSを覗いてみれば、傷ついている人はとても多い。

 それは話し手ではなく、受け取り手が「私は傷つけられた」と感じているのだ。ただ、そ

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大義名分より自分で背負う

大義名分より自分で背負う

「仕方ないよね」と言える大義名分を欲している。

 2020年、社会および世界全体を覆う共通の関心項目が立ち現れた。テレビを見るか見ないかのような選択できるマジョリティマイノリティではなく、否応なく僕達は当事者にさせられてしまった。

 ほどほどに住み分けができていたはずの社会において、感染症という1つの枠組みに当てはめられて、生き方や価値観の違いが如実に現れ、そこかしこで衝突も起こっている。

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ようかい常識

ようかい常識

 ゆっくりと常識を溶かしていきたいと思っている。

「常識」とは、一般的に通じることのように思えて、実際のところは個々人によって随分違う。極端な言い方をすれば、その人の思い込みだと思っている。

 真面目すぎる人は、決して手を抜いてはいけないと思っているし、勤勉であろうとする。そうした常識という名の壁を溶かしたい。

 別に相手を変えたいわけではないのだ。つまり、壁を壊したからといって相手に常識の

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