2020振り返ろう

 そろそろ今年1年を振り返らなければいけないなと思いながら、書けずにいた。どれだけ待っても、やる気は起きないので、無理やり書き始めてみる。

 今年といえば、全世界的に避けては通れない話題があるのだが、それをあえて避けて話がしたい。それは斜に構えているというよりも、月並みな言葉しか出てこないからだ。考えた末に、「色々大変だったね」で終えてしまう。

 だから、それ以外のことを語る。

 タイムリミットの明確にわかっていなかった時限爆弾が、どの色のコードを切るのか迷い続けているうちに爆発してしまった。それはある種悲劇ではあるのだけど、爆発してみれば悪くない結果だった。

 自分が抱えているものがあるうちはそれを守りたくなってしまう。でも、焼け野原になってしまった以上は、もう次のために動き出すしかない。吹っ切れた感覚がある。

 自分が恐れていることは起こりえるが、起こってしまったところで自分の想定よりも悪い結果にはならない。どうも悲観的に物事を捉えてしまう一面を自覚して、より軽やかに生きようと考えられるようになった。
 ただ、それが可能にするのは目の前の人や物事を雑に扱わず、なるべく丁寧に1つずつ向き合うことの積み重ねだ。目に見える資源はもちろん、目の見えない資源も蓄積していくから、大事な時に踏ん張れるし、助けてもらえる。
 生来の面倒屋ゆえにまだまだ連絡遅れたり、忘れてたりするので、その点は今後もっと修正していきたい。

 意外だったのは、自分がやってきたわかりづらい行動が、案外色んな人から見られていて、表面下で評価されていたことだ。焼け野原でピンチに陥った時に、それが浮かび上がってきて、望外の嬉しさを覚えた。

 世の中は捨てたもんじゃないし、もっと世界に身を委ねていいのかもしれない。そう思えた1年だった。

 もっと出てきそうな気もするが、今日はここら辺が限界だ。なにも1日でやりきる必要もない。また思いついたら小出しにしていきたい。noteの連続投稿も明日で500日になるらしいが、頑張り過ぎないのが継続のコツだ。

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