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天国の読者に動かされる創造の筆―ルックバック再読―
途中、ページをめくる手が止まり、代わりに心が動きだす。そういう名作は沢山ありますが、漫画ルックバックもその一つ。映画も好調ですね。
現実の悲劇(京アニ事件)を否応なく想起させるため、俯瞰で見て「悲劇で金儲け」と嫌悪する人もいるでしょう。この種の嫌悪感は私は映画「すずめの戸締まり」で感じました。ただ本作漫画は少し違いました。これは前者で「地震」がファンタジーエンタメとして描かれるのと、後者で「絵描
石丸構文BLT受注編(石丸氏擁護側)
石丸構文の大喜利をご本人が歓迎との事で安心して、私の石丸構文BLT受注編をUPできます。
あらすじ(読み飛ばし可能):前提として、石丸氏の中で「自分は政治家で『政治屋』ではない」のが自明な一方、テレビ側は市政→都政→国政など舞台を変えまくって『理想的政治家』たりうるか疑問視している。さらに背景として、石丸氏はメディアの稚拙さを糾弾してた一方、たぶんテレビコメンテーターは「池上さんみたいに」鋭い質
日テレ不十分 再調査を 里中満智子先生の最新コメント
里中満智子先生の最新コメントが新聞に出ました。
・里中先生「調査はまだ途中だと感じている(中略)さらなる調査報告を待ちたい」(2024年6月23日東京新聞)
このご意見は賛成です。ただ「第三者報告書が必要」と思います。
里中先生は「日本漫画協会理事長」なので、有識者としてコメント(日テレ報告書別紙5)されていました。今回の東京新聞記事でTV局Pの嘘に「言語道断」と驚かれていたので、有識者コメ
故人の内面さえ改変されてない? セクシー田中さん「完成したドラマを愛していた」
以下の記事は驚きました。
Yahoo!ニュースにも転載されています。以下に引用します。
・記事「原作者は完成したドラマを愛していた」←私「えっ、そうなんですか!」
驚いて調べましたが、そんな報告無い!
・原作者2023年9月11日メッセージ〈修正について〉:「脚本で 100 点を目指すのはもう無理だと思うので、演技や演出力で、なんとか 80~90 点に、引き上げて欲しい。ベストは無理だと判
もう一つの「ごめんなさい」 (4/6)セクシー田中さん問題
「人の命」と「続作の完成」が永遠に失われる事になったセクシー田中さん事件。最後の言葉「ごめんなさい」を受けた、両社の「こちらこそごめんなさい」の一言が必要だと、前回述べました。
最後の言葉の投稿(1/28)と同時に削除した原作者投稿(1/26)でも、明確に謝罪しています。これは原作者自身が書いたドラマオリジナル展開(9話、10話)についてです。
・「9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいら
参考文献まとめ (0/6)セクシー田中さん問題
以下の6記事が本文となります。
・新事実に驚いた報告書 (1/6)セクシー田中さん問題
・攻撃したかったわけではなく、何をしたかったのか?(2/6)セクシー田中さん問題
・「ごめんなさい」という自責の念 (3/6)セクシー田中さん問題
・もう一つの「ごめんなさい」 (4/6)セクシー田中さん問題
・先生の「作品」に寄り添う (5/6)セクシー田中さん問題
・まとめ 哀悼の意 (6/6)セクシー田中