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日テレ不十分 再調査を 里中満智子先生の最新コメント

里中満智子先生の最新コメントが新聞に出ました。

・里中先生「調査はまだ途中だと感じている(中略)さらなる調査報告を待ちたい」(2024年6月23日東京新聞)

このご意見は賛成です。ただ「第三者報告書が必要」と思います。

里中先生は「日本漫画協会理事長」なので、有識者としてコメント(日テレ報告書別紙5)されていました。今回の東京新聞記事でTV局Pの嘘に「言語道断」と驚かれていたので、有識者コメントの時は事実関係を全く知らなかったようですね。こういう時系列が不記載なのも、報告書が若干不誠実なところです。つまり、何も知らない有識者の多数の提言からいいとこ取り(チェリーピッキング)出来る。

チェリーピッキングの例としては、下記提言

・里中先生『まずは「会って話したい」と申し出を』(TV局報告書別紙5 p.2)

を論拠とし、TV局は同じ提言をしています(TV局報告書p.84)。有識者コメントに協調的で前向きな組織に感じられませんか。しかし現状は、東京新聞での同一人物のコメント「再調査を」には非協力的で後ろ向きな組織なのではないでしょうか。このような印象操作が可能です。そして印象操作するのは、組織の保身を目的とするのが自社報告書だからです。

また、対面について今回悪いのは出版社で、11月に原作者は対面要請したものの出版社に説得され断念しています(出版社報告書p.50)。この事実に対して出版社を守るために、原作者の攻撃性が報告されてしまう。こういう個人攻撃を避けるにも、「第三者報告が必要」なのです。

ところで里中先生が、YouTube(ヤンサン) で著作者人格権(wikipedia:ベルヌ条約参照)を絶賛する部分は必見だと思います。この動画みて私も、その「理念」の素晴らしさを学びました。

以上です。第三者報告の必要性や、著作者人格権の理念について、私の意図する所は長すぎて書ききれません。長文注意ですが、下記noteをご覧ください。


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