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社会周りの話

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#雑記

都知事選をチラ見した感想。雑記。

何やら権謀術数の坩堝と化している百鬼夜行になりつつある都知事選。立候補者のポスター問題や肩書きの詐称など日毎に増える裏側の数々を今回は期間を長く観察、予想してみる。

まず候補の乱立の原因は幾つかあるようだが大きく2つ有るように見える。

1つ目は、大きな金と権力を虚勢だけで好きにできる事が露呈した事。

2つ目は、待ち望まれた純潔な民意という大義名分を誇示できる環境。

恐らくはこの2つだろうと

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安楽死議論に見る洗脳手法。雑記。

SDGs然り安楽死の議論に度々挙がる「滑り坂理論•効果」等々は政治的にもよく使われる洗脳手法である。

仕組み自体は単純で、先ず「理解方法」を提示し、問題を仄めかし、最後に被洗脳者に結論を出させるという極ありふれたものだ。なんとなればこれは三段論法に近い。

例を挙げると、

1、戦争は斯くして凄惨である。

2、専門家による見解はこうだ。

3、この課題は未解決だ。

とこういう具合だろうか。

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生活保護叩きについて。雑記。

令和の世で一体どうやったらこんな時代錯誤の批判が飛び交うのか皆目不明だが、「生活保護受給者と俺らの給料のギャップがおかしい!」と必死に、そしてさも筋が通った話だと言わんばかりに喚く人々が後を絶たないようだ。

さて、確かに今の世情では生活保護を受けた方が家計が楽になるという人々は多いだろうが、その人々は他方で受給手続きをしに行かない事が多い。当然受けた先の暮らし向きが決して楽園ではないことが想像で

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2国分の言葉について。雑記。

英語が大枠の共通言語的扱いをされて、言語を生活の為に増やそうと多くの人が学んだ。しかし基軸通貨国としての立場とは裏腹に、盤石どころかその複雑な金の流れと価値の盛衰に数々の憶測と慢性的な不安を醸し出す要因ともなった。当然ビジネスを目的とした話者は市場価値に資さないのならと、これから踵を返すような事もあるかもしれない。

 して、そもそも言語をお互いが理解し合う上で言葉は所謂自然で、つまりはネイティブ

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障害者が恵まれている神話について。雑記。

 こういう話には普段触れないし私自身詳細を納得行くレベルまで探求しきれていない為体を理由に、書くべきではないと思っている。しかしどうにも資本主義社会にいると知能指数が基礎から下がるらしいので認知的問題を等閑にしがちになり、あろうことか事実関係はどうでもよくて理論を白紙の上に描き出した者が賢者と讃えられるまでになってしまうケースは珍しくない。そしてそのケースを私は観測してしまい、なおかつ興味深いと思

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初詣が終わったという区切る感覚について。雑記。

 私的には信じがたい話ではあったが初詣と一口に言っても地域の文化的慣習に依って神社を数社回って拝み倒すような人もいるらしい。そもそも神社に平時では用の無くなった現代人の多くは、神の社に参るという行為をどういった感覚で捉えているのだろうか。

 日本には所謂国教的な位置付けの宗教が無いという風に言われるように勝手に思っているが、断定するには拙速かと思う。仮に大化の改新にまで遡って日本の国家的体制は明

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生命の探索について。雑記。

 暇を持て余した挙句に事欠いてダーウィン進化論に再度首を突っ込んでいたが矢張りどこか歪な風呂敷に見える。環境に対する適応力を言う前に変化の節度について論じられる向きが見られない。

 生命の痕跡がどこかで完全に消えていた場合、恐らく人間は根底からの誤りに嫌でも気付かされる羽目になる。自分達の技術力に問題がある限り実際の進化過程など解るはずは無く、しかもそうして意図的に技術を向上させる事は意図的な進

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