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「世にも奇妙な人体実験の歴史」読了
岡田斗司夫さんがYouTubeで紹介されていて、面白そうだなあと思って読んでみた。
凄まじいの一言。
科学、特に医学の発展に、人体実験は欠かせないわけだけれど、それを自ら行ってきた尊敬すべき科学者たちの偉業を紹介する本。
以下、カバー折り返しに書いてある紹介を引用。
本書に登場する「勇敢」な実験のほんの一例
○「コレラ菌などない!」と断言(注:大間違い)、コレラ菌入りの水を飲み干す
○黄熱病患者
「性食考」読書感想文
なかなかすごい本だった!
食べること、交わること、死ぬことの濃密な繋がり……
ほとんど同じことだと言ってもいいくらい!
極めて本能的な欲望について、いろいろな伝承や風習を紐解いて考えていくのだけれど、どんな符合があっても、本能的・感覚的にどれも、そうかもしれないなぁ……と納得してしまう。
食べる=交わる、というのは、強い生命力を感じる行為なので、すんなり受け入れられる。
この本の中で死を取り上
読書感想文「赤目四十八瀧心中未遂」
写真家の星野藍さんが影響を受けた本として挙げられていたことから、興味を持って読んでみた。
星野さんは旧共産圏の写真をたくさん撮られていて、好きなんです…よかったら皆さんぜひ…
純文学でした。
モヤモヤした主人公がモヤモヤ過ごして、恋に落ちて…
舞台となる尼崎の、雑然として治安の悪い感じがなんとも言えず。
アヤちゃんの背負った刺青の、毒々しさと美しさ。
赤目四十八滝の清らかさ。
ぼんやりとグレース
ジブリパーク④ジブリの大倉庫
ジブリパーク巡りの最後のエリアは、ジブリの大倉庫。
メインの展示場で、お土産屋さんや昼食を食べられるカフェもあるので最後にしたのだけれど、この順番は失敗でした……
なぜなら、入場時間はチケットで決まっているけれど、退場時間は決まっていない。
すなわち、人が増える一方……
私たちが入場したのは12時半頃だったのですが、同じ時間に入場する人たちの列も、すごい長さ。
入場したら、公開展示室や企画展示室
ジブリパーク①どんどこ森
愛知県長久手市のジブリパークに行きました!
入場チケットは、日時指定の予約制。
夫がチケットを取ってくれたのですが、チケットサイトになかなか繋がらず、繋がったと思ったらなかなか次のページに進まず、だったみたいで…
でも、繋がったら案外希望通りに取れたそうなので、諦めずにチャレンジするのがよさそうです。
私たちの回ったコースは
どんどこ森→青春の丘→もののけの里→ジブリの大倉庫
この回り方、正直な
「高熱隧道」読書感想文
こんな難工事だったなんて!!!
知らなかった…!!!
黒部第三発電所を作るためのたくさんの工事の中で、トンネル(隧道)を掘る工事があったのだけれど、ある工区において、高熱の岩盤を掘り進めなければいけない箇所があった。
岩盤最高温度、なんと166度…!
高温のサウナみたいな中で、トンネルを掘る作業をひたすらしなければならないということですよね…?
生身の人間が!
なんて過酷な、難工事どころではない、