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子どもの頃から虫歯がわりと多かった。
毎年、学校の歯科健診で虫歯が見つかり、歯医者に行っていた。
私が赤ん坊だった頃は、まだ歯科衛生の観念が薄く、母が咀嚼したものを食べさせられたりしていたのを覚えている。
今にして思えばかなり嫌だ……
でも、小さな子どもが食べ物を喉に詰まらせないよう工夫して与える、母の愛だった。当時は当たり前だったと思う。
私の虫歯は母からうつったのだと思っている。

歯磨きに対する知識もあまりなかった。
表面だけ磨いていればいいと思っていた。
大人になって歯医者に行ったときはショックだった。
歯周病で歯がぐらつき始めてます。もう治りません。と言われ、絶望した。

引っ越しと共にいろいろな歯医者へ通ったが、今通っている歯医者さんがすごく好きで、とても信頼している。
歯磨きの仕方を丁寧に、しつこいくらいに教えてくれる。
おかげで歯周病もすごくよくなった。歯のぐらつきもほとんどなくなった。治らないって言われてたのに!嘘じゃん!
ちょこちょこと虫歯にもなるので(昔治したところがまた虫歯になったりも多いので)、3ヶ月に一度の定期検診とクリーニングは欠かせない。
年齢と共に歯が悪くなるのは仕方がないので、いかに手遅れにならないうちにメンテナンスをするかが大事かということを実感させられる。

今は、神経を抜いた歯の根元が病気になってしまい、それの治療に通っている。
もうない歯の根元が病気になるってなに…
どうしようもないですね、と言われたので、私は悪くない!えーん!と思って通っている…
歯医者さんが遠いので通うのは面倒だが、田舎なので仕方ない。

幸い、私の子どもたちは虫歯になったことがない。
これは、私が、自分と箸やスプーンの共用をしなかったり、私の食べかけを子どもに食べさせたりしなかったおかげだと、自分では思っている。
よくやった私。
私は今のところ、抜いた歯こそないけれど(親知らずは全部抜いたが)、奥歯は詰め物や被せものだらけ、神経のない歯も何本もある…
歯並びも、長年の噛みしめ癖や歯ぎしりなどによって、悪くなってきている。
すごくコンプレックスに感じる。
子どもたちにはこうはなってほしくない…

とにかく、歯と歯の間に歯ブラシやフロスを入れて、プラークを除去すること。
歯周ポケットに歯ブラシの毛先を突っ込んで磨くこと。
これさえ…!
これさえやっていれば…!
これが大変なんだけども。

できるだけ長く、自分の歯で食事ができるよう頑張りたい。

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