ケーイチ横田

農業(脳業) 「食用ばら」と「おやさい」の生産。 無肥料・無農薬での自然力畑を展開。 …

ケーイチ横田

農業(脳業) 「食用ばら」と「おやさい」の生産。 無肥料・無農薬での自然力畑を展開。 肥料や農薬は使わなくても自然の力で育てる。 先端アグリ・水耕栽培からの転身。 「野菜育て」と「子(人)育て」の共通性を説く。 脳 を使う 業(わざ)すなわち「脳業」 株式会社きいろいおうち取締役

記事一覧

しょくいく(食事)⑧職

職(しょく)ことからの「職育(しょくいく)」 「職」つとめ、しょく 食 に関する 職 とは? 食材を作る農家 食べ物を売る小売業 調理をする飲食店 この辺りはすぐ…

ケーイチ横田
3か月前
14

しょくいく(食育)⑦殖

殖える(ふえる)ことからの「殖育(しょくいく)」 「殖」ふえる 繁殖、増殖 たべものを作る事は、たべものを増やすこと 野菜も肉も繁殖・増殖させて、たべものとして増…

ケーイチ横田
3か月前
12

しょくいく(食育)⑥植

植えることからの「植育(しょくいく)」 「植」うえる 野菜は畑に植わっている 野菜の種を畑に播いたり、苗を植えたり 畑には野菜が植わっている ↑ 分かっていると思う…

ケーイチ横田
3か月前
14

しょくいく(食育)⑤触

触からの「触育(しょくいく)」 「触」ふれる・しょく レストランでパン、 手で食べるじゃん? 料理に合わせたパンの柔らかさ、一口大にちぎる感触も考えられてるのよ。…

ケーイチ横田
4か月前
14

しょくいく(食育)④飾

飾ることからの「飾育(しょくいく)」 「飾」かざる・しょく 色と同じだけれど、 食事の皿の中に色々な形があると楽しい。 素材そのままの形だったり、 カットした形な…

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しょくいく(食育)③色

色からの「色育(しょくいく)」 「色」いろ・しょく 食事の皿の中に「色」があるのは楽しい。 目が止まる色、食欲をそそる色、食べると元気が出そうな色もあり、色で訴え…

21

しょくいく(食育)②「しょく」って何?

食で楽しいを育む 食育 食材の色を楽しむを育む 色育 食卓や皿の中を飾るを育む 飾育 食べ物を手で触る感覚を育む 触育 食べ物を作る、野菜を植える 植育 食べ物…

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しょくいく(食育)①農家の俺が思うこと

「食育」について農家さんから子ども達にコメント下さい! と依頼を受けることがあります。 多分、 「野菜は体に良いから食べようね」 とか 「バランスよく食べ健康になろ…

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2021.2.23 作り手の目的それぞれあるけれど俺はこだわる味と香りに

「きいろいおうちfarm・横田さんの野菜の収穫時期は、一般より遅いね」 と言われることも。 俺が遅いのではなく、皆が早いの。 「早く収穫して売った方が高値で取引できる…

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2021.2.6 立春に今年の準備開始して剪定作業あれこれリセット

【日記】 暦の上では「春」立春 2月に入ると、第1週目は毎年 エシカルローズ(食用ばら)の 剪定(せんてい)作業 昨年1年間で2m以上に成長したバラを 30cm前後に…

42

2021.2.1 環境は作る事も出来るけど受け入れ合わせ無理せず生きて

【考え方】 畑で何を作るか <Aの考え方> その畑で つくる野菜を決める その野菜に合った土を作る 作りたい野菜ができる <Bの考え方> その畑で 何が作れるか探す 畑…

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2021.1.21 春近しとても大事な準備する大寒の時土を耕し

【日記】 昨日が大寒 節分迄の約2週間が最も寒いと言われる頃 節分過ぎると野菜の種まきを始める。 だからその前に土を耕し、種まきの準備。 最も寒い時期だからこそ、…

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2021.1.12 苦手だと思わないから大丈夫これも個性と認め付き合う

【苦手なこと】 その① 右と左が瞬時にわからない。 「左右盲」というらしい。 あっち、こっち、で表現したり、 指を差して示すとかして、なんとかしてる。 その② …

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2021.1.10 楽しさは面倒くさいの後にあるやればやるほど面白さ増え

【らくは逃げ】 来年度に向けて、動きが出てます。 役員を決めなきゃいけない時期ですね。 なんの役員かって? 来年度の役員です。 PTA や 父母の会 やら 子供会…

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2021.1.9 続けると最初の意気込み忘れても気が付き再開これがよいなる

【これがよい】 今年より毎日書くぞ、と決めて書き始めたnote記事。 昨日は投稿を忘れた・・・ 三日坊主は避けれたが、七日坊主?だねー。 ちょっと忙しかったり、疲れ…

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2021.1.7 農業は楽しいだけでは済まされぬ理想と現実違うと教え

【新規就農者】 前回のnote記事にも書いたように 俺のじいちゃんが新規に就農して 親父が跡を継ぎ、俺が三代目。 今、俺は無肥料無農薬で 「エシカルローズ(食用ばら)…

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しょくいく(食事)⑧職

職(しょく)ことからの「職育(しょくいく)」
「職」つとめ、しょく

食 に関する 職 とは?

食材を作る農家
食べ物を売る小売業
調理をする飲食店

この辺りはすぐ「職」のことと思いつく

もっと細かく考えると
農家と小売業の間をつないでくれる仲卸業(市場)
食材を運んでくれる運送業
最近ではウーバーなんていう料理を宅配してくれる職もある

それからそれから
調理した食事をよりおいしそうに見せ

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しょくいく(食育)⑦殖

殖える(ふえる)ことからの「殖育(しょくいく)」
「殖」ふえる

繁殖、増殖
たべものを作る事は、たべものを増やすこと
野菜も肉も繁殖・増殖させて、たべものとして増やしていく
前回の「植」でも考え方を書いたが「植」を知ってほしい
植と殖はとても近い、同じ面も多い

今回書きたい「殖」は

人間(動物)は何のために物を食べるのか?

生きるために食べる

生きることの究極目的は?

種(DNA)の保

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しょくいく(食育)⑥植

植えることからの「植育(しょくいく)」
「植」うえる

野菜は畑に植わっている

野菜の種を畑に播いたり、苗を植えたり
畑には野菜が植わっている

分かっていると思うけど、誰かが畑に植えている
それが育って食べることができるようになる

植えていないと食べれない
当たり前のこと

だから植えることを知っていてほしい
もう一歩進めて、植えることをやってほしい

家庭菜園でもプランターでもよい

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しょくいく(食育)⑤触

触からの「触育(しょくいく)」
「触」ふれる・しょく

レストランでパン、
手で食べるじゃん?

料理に合わせたパンの柔らかさ、一口大にちぎる感触も考えられてるのよ。
(と、シェフから聞いたぞ)

ただ食べるだけなら、最初から一口大に切ってフォークで食べれば、手も汚れないし、パンくずでテーブルも汚れない

触覚も楽しませているのよ

ピザもパリパリ感やモッチリ感を楽しませるから、手で食べるのがいい

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しょくいく(食育)④飾

飾ることからの「飾育(しょくいく)」
「飾」かざる・しょく

色と同じだけれど、
食事の皿の中に色々な形があると楽しい。

素材そのままの形だったり、
カットした形など、変化は必要

まん丸のミニトマト
キューブ状にカットしたじゃがいも
ギザギザなわさび菜、ルッコラ
円形のさつまいも
とんがったヤングコーン
しんなりやわらかな炒めたホウレンソウ
そのままの形できぬさや、 ミニ大根

栄養だけ考える

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しょくいく(食育)③色

しょくいく(食育)③色

色からの「色育(しょくいく)」
「色」いろ・しょく
食事の皿の中に「色」があるのは楽しい。
目が止まる色、食欲をそそる色、食べると元気が出そうな色もあり、色で訴え掛けることもできる。
反対に、食欲を押さえる色、不味そうな色もある。
折角だから、色で楽しめる食事にしたいね。

代表的な色と色のイメージと野菜

【あか】たたかう つよい
・トマト
・パプリカなど。
ハッキリ自己主張

【みどり】調和

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しょくいく(食育)②「しょく」って何?

しょくいく(食育)②「しょく」って何?

食で楽しいを育む 食育
食材の色を楽しむを育む 色育
食卓や皿の中を飾るを育む 飾育
食べ物を手で触る感覚を育む 触育
食べ物を作る、野菜を植える 植育
食べ物を増やす、繁殖させる 殖育
食べる事に関する全ての仕事 職育

「しょくいく」って、栄養、道徳の話だけじゃないんだよ。

食、色、飾、触、植、殖、職、を知ること。
その経験、体験をこどもに届けるのが
本当の「しょくいく

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しょくいく(食育)①農家の俺が思うこと

しょくいく(食育)①農家の俺が思うこと

「食育」について農家さんから子ども達にコメント下さい!
と依頼を受けることがあります。

多分、
「野菜は体に良いから食べようね」
とか
「バランスよく食べ健康になろう」
「(農家のおじさんが)一所懸命作ったから残さず食べてね」
みたいな答えがほしいのだろう。

食品の栄養や機能を伝えるのが「食育」か?
道徳を説くのが「食育」か?
おれは、違うと思う。

俺の答えは一貫してこれ。
食事の時間が楽し

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2021.2.23 作り手の目的それぞれあるけれど俺はこだわる味と香りに

2021.2.23 作り手の目的それぞれあるけれど俺はこだわる味と香りに

「きいろいおうちfarm・横田さんの野菜の収穫時期は、一般より遅いね」
と言われることも。
俺が遅いのではなく、皆が早いの。

「早く収穫して売った方が高値で取引できるのに」
と言われることも。
あぁ、旬の先取りね。
俺は旬の先取りより、おいしい方が 本物 と思ってるのよ。

例を挙げると、
ヤーコンと菊芋、きいろいおうちfarmでは
1月から3月頃までが出荷時期なんです。

JAの直売所や道の駅

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2021.2.6 立春に今年の準備開始して剪定作業あれこれリセット

2021.2.6 立春に今年の準備開始して剪定作業あれこれリセット

【日記】
暦の上では「春」立春

2月に入ると、第1週目は毎年
エシカルローズ(食用ばら)の
剪定(せんてい)作業

昨年1年間で2m以上に成長したバラを
30cm前後に短く切るのです。

剪定鋏でバチバチと切る、切る、切る

ああ、スッキリ!

1週間で、こんな感じになりました。

せっかく大きくなったバラを何で切るのか?
こんなに切ってしまって枯れないの?大丈夫?

説明します。

まず、バラ

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2021.2.1 環境は作る事も出来るけど受け入れ合わせ無理せず生きて

2021.2.1 環境は作る事も出来るけど受け入れ合わせ無理せず生きて

【考え方】

畑で何を作るか

<Aの考え方>
その畑で
つくる野菜を決める
その野菜に合った土を作る
作りたい野菜ができる

<Bの考え方>
その畑で
何が作れるか探す
畑に色々な野菜の種を播く
その畑に合った野菜が見つかる

Aの考え方は
自分の力で環境を変え
新しい環境を作くっていく方法

Bの考え方は
その環境に身を置き
環境に合わせていく方法

Aが攻め・改革 なら Bは受け・調和 か?

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2021.1.21 春近しとても大事な準備する大寒の時土を耕し

2021.1.21 春近しとても大事な準備する大寒の時土を耕し

【日記】
昨日が大寒
節分迄の約2週間が最も寒いと言われる頃

節分過ぎると野菜の種まきを始める。

だからその前に土を耕し、種まきの準備。

最も寒い時期だからこそ、耕す。

なんでか。

「自然力畑」だから。

土の中には冬眠している害虫、根が生きている雑草(ツルっぽいものなど)を耕すことで掘り起こし、寒さに当て凍らせて、退治することにもなる。土の中の病原菌も退治できるらしい。霜柱が出来る事も

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2021.1.12 苦手だと思わないから大丈夫これも個性と認め付き合う

2021.1.12 苦手だと思わないから大丈夫これも個性と認め付き合う

【苦手なこと】

その①

右と左が瞬時にわからない。
「左右盲」というらしい。
あっち、こっち、で表現したり、
指を差して示すとかして、なんとかしてる。

その②

文章を読んでも、理解するのに時間が掛かりすぎる。
絵本や漫画なら理解できる。
文字から景色・伝えたい事が見えてこない人なんです。
たぶん、文字を読むことであたまがいっぱいになり、
意味を考える余裕がないのでは・・・

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2021.1.10 楽しさは面倒くさいの後にあるやればやるほど面白さ増え

2021.1.10 楽しさは面倒くさいの後にあるやればやるほど面白さ増え

【らくは逃げ】

来年度に向けて、動きが出てます。

役員を決めなきゃいけない時期ですね。

なんの役員かって?

来年度の役員です。

PTA や 父母の会 やら 子供会 自治会 色々

まーみんな色々言い訳して役から逃げるよね。

その姿、子供に見せてないよね。

役員など、頼まれごとをされたら

面倒くさいから、断る

子どもが見ている
断るものだと理解する

将来、親を見習って 面倒

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2021.1.9 続けると最初の意気込み忘れても気が付き再開これがよいなる

2021.1.9 続けると最初の意気込み忘れても気が付き再開これがよいなる

【これがよい】

今年より毎日書くぞ、と決めて書き始めたnote記事。

昨日は投稿を忘れた・・・

三日坊主は避けれたが、七日坊主?だねー。

ちょっと忙しかったり、疲れていると、忘れちゃう。

でも、「これがよい」と思う。

前にも記事にしているが、

「どうなるか」ではなく「どうするか」

この失敗を「どう な るか」で考えちゃうと
・やっぱり続かないじゃん
・出来ないならやらなきゃいい

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2021.1.7 農業は楽しいだけでは済まされぬ理想と現実違うと教え

2021.1.7 農業は楽しいだけでは済まされぬ理想と現実違うと教え

【新規就農者】

前回のnote記事にも書いたように
俺のじいちゃんが新規に就農して
親父が跡を継ぎ、俺が三代目。

今、俺は無肥料無農薬で
「エシカルローズ(食用ばら)」
「かおるお野菜」
を作っている。

化学農薬の使用を止め作物を作るようになった当初より、
「自然を大事にした農業を学ばせて欲しい」
「無農薬農場で働かせて欲しい」
「無償援農ボランティアをさせていただけないか」
という問い合わ

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