2021.1.7 農業は楽しいだけでは済まされぬ理想と現実違うと教え
【新規就農者】
前回のnote記事にも書いたように
俺のじいちゃんが新規に就農して
親父が跡を継ぎ、俺が三代目。
今、俺は無肥料無農薬で
「エシカルローズ(食用ばら)」
「かおるお野菜」
を作っている。
化学農薬の使用を止め作物を作るようになった当初より、
「自然を大事にした農業を学ばせて欲しい」
「無農薬農場で働かせて欲しい」
「無償援農ボランティアをさせていただけないか」
という問い合わせも多い。ほとんどがメールで・・・。
俺も丁寧に対応したいので、志望動機をメールの返信で聞いてみると、
「青空の元、のびのびと仕事がしたいのです。」
「会社や社会のストレスから離れた仕事がしたい。」
「自然と共存した暮らし、仕事がしたい」
という答えですね。
そういうお答えの方には、
「農業は土に這いつくばって、泥だらけ、埃だらけになり、雨の日も仕事しますよ」
「周りの農家さんとの付き合いや、納め先のお客さんとの付き合いも大変ですよ」
「農業って、自然ではないのですよ。畑自体、人間が都合よく作っている不自然な環境ですし、害虫は容赦なく殺しますよ」
本当の現実をぶつけます。
100%返信が来ません。
本気で農業で生計を立てたい、儲けたい、という人は
電話かけてくるか、直接来るね。そういう人には上記のようなこと言っても当然ですという顔をしている。
やる気のある人、何か志のある人には、俺の農業の考え方、技術を教えている。
2事業所(3名)の研修を受け、新規に農業を始めさせている。
大手企業の新規農業部門の研修指導も行っている。
俺は、教えることで学ぶものも多いと知っているので、この先も学びたい人、会社を受け入れていく。
さてさて、興味のある者よ、来たれ!未来は自分で変えるしかない!
挑め!俺!!
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