2021.2.6 立春に今年の準備開始して剪定作業あれこれリセット
【日記】
暦の上では「春」立春
2月に入ると、第1週目は毎年
エシカルローズ(食用ばら)の
剪定(せんてい)作業
昨年1年間で2m以上に成長したバラを
30cm前後に短く切るのです。
剪定鋏でバチバチと切る、切る、切る
ああ、スッキリ!
1週間で、こんな感じになりました。
せっかく大きくなったバラを何で切るのか?
こんなに切ってしまって枯れないの?大丈夫?
説明します。
まず、バラは「草」ではなく「樹」です。
なので自然界で「樹」は、冬は落葉して冬眠をして春を待ちます。
その為、ハウス内のバラも1月はハウスを開け放ち
寒風をビューンビュン入れ、樹を凍らせます。
葉は凍って落葉し、幹は冬眠します。
自然界では冬の寒さによって、病害虫が凍って死ぬのです。
(最近は温暖化の影響で生き残る害虫も増えているよう・・)
だから、樹たちは春に良い芽を伸ばし、葉をたくさん生い茂らせることができるのです。
その自然の原理をハウス内にも取り入れ、1月いっぱいは
寒さに当てて病害虫退治、バラの冬眠を行います。
バラは冬眠している間に、剪定や植え替えができるのです。
冬眠で寝ている間に、人の都合ではありますが、
春からの1年間、作業しやすいように剪定や植え替えなど管理します。
果樹園も今の時期、剪定作業を行っていますよね。
バラも「樹」なので同じです。
剪定作業のメリットは、大きくなり過ぎた樹を
作業しやすく仕立て直しができることと、
病害虫の付いた枝を切り取りハウス外に出す事も
できるので、一番寒い時期の大事な作業なのです。
樹形→リセット、病害虫→リセット
冬の寒さ、メチャクチャ大事です!
これで、2021年のエシカルローズの始まりです。
挑め!俺!!
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