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僕と母ちゃんとばあちゃんの話1【短編小説】
僕の母ちゃんは、車いすユーザーだ。今は、母ちゃんの母ちゃん(ばあちゃん)と僕の三人で暮らしている。
母ちゃんは、会社に勤めている。ばあちゃんは、70歳まで働いていたけど、今は趣味を楽しんでいる。
「いつか自分の子どもを育てることが出来たなら、今までの自分の人生を伝えていきたい。陽太に会えるのを楽しみにしていた」と母ちゃんは僕にいつも話している。
それと僕には父親はいない。
僕の名前は陽太。
期待に応えたいと思うほど自分を見失っていく【超ショートショート】
大切な人との突然の別れが訪れ。
「もう二度と会わないから」
私はあなたにその言葉を残して心に誓った。
私は内向的で、人が苦手で、気持ちを伝えることがうまく出来なかった。そんな私に、言葉で自分の気持ちを伝えることを教えてくれた。
いつの間にかエッセイや小説を書くようになり、書くことで自分の想いや気持ちを表現できるようになり投稿をするようになった。
でもどうしても自信のなさに恥ずかしさがこみ
関西↔関東0泊2日の車中泊旅をして十数年振りに仲間に会った話【エッセイ】
友達の美樹から連絡が来た。
「かずさ、金曜日の夜11時に迎えに来て」
えっ?いやいや、出発は昼間でしょ?
そう言ったら、
「私、仕事あるし、運転は2人で交代するから大丈夫だよ」
と言った。
渋々だけど了承した。
でもまあいいか。深く考えない。きっと楽しいドライブ旅になる。
十数年ぶりに会う仲間もいる。
そう考えることにした。
行きは私が運転をした。助手席にいる美樹は、仕事の疲れ
H ZETTRIOのライブに行って心の中で爆笑。かなり楽しかった話【エッセイ】
音楽が軽快で聴いていて心地よくクセになりそうなほど愉快でそして三人の歯車ような掛け合いと相性が見ていて楽しい。
またН ZETTRIOのライブに必ず行く。
待ってろやー
山が見える景色がある田んぼで稲刈りをした話【エッセイ】
「かずさちゃん稲刈り行かない?」
「うん、行く」
知り合いにそう言われ、速攻返事をした。
何年かぶりに行った田んぼの稲は、黄金色に輝いて見えた。たくさんの米粒が実っていた。その生命力を見て毎回感動する。
仕事などの種々雑多な出来事で心身ともに疲れ果てた体が癒される感じがした。
文明も、手つかずの自然やあまり手を入れてない自然も地球全体からしたら同じ自然の一部だと思っている。
風の吹く音
別れの想像【ショートショート】
恋愛感情を持つ二人がつき合い始めて、いつか来るかもしれない別れを意識することはないのだろうかと疑問に思う。
私はあなたの後ろ姿を見ながら、いつか来るかもしれない別れを想像する。
自分だけにしかわからない矛盾した感情。今はまだ一緒にいたいという気持ちが強い。好きと思う理由と一緒にいるための自分が納得できる根拠を探し始める。
同時に、今あるあなたを好きという心や愛する心を、別れる瞬間に全否定され
露天風呂入って地ビール飲んだ遅めの夏旅【エッセイ】
9月に夏休みを取り、ドライブしながら箱根に温泉旅行をした。
知り合いに「やっぱり、温泉入ったら地酒飲まなきゃね」といわれて
クーラーボックスに、自分の好きな酒のつまみやスイーツなどを車に乗せて、高速道路を走った。
もちろん、お酒は現地調達。
旅は、日頃の疲れや悩みなどが癒される。
なんとも幸せな時間。仕事頑張って良かった。大げさだけど生きていて良かったよ。
至福の時。これ本当。もう一度