かずさ

言葉を書く事が好き 文章で自己表現 恥ずかしさの克服 エッセイとたまに小説を書いていま…

かずさ

言葉を書く事が好き 文章で自己表現 恥ずかしさの克服 エッセイとたまに小説を書いています。    ポケ森Lv444 あつ森ではなく、  ポケ森派✨

最近の記事

新しい景色を見るために旅立っていく【エッセイ】

日本Xクロアチア戦で日本が敗退し、多くの人の悔し涙を見た。 日本中の人達が一つの夢を追いかけた。新しい景色を、体験したことのない世界(ステージ)を見るために。 選手の心に悔しさはあるけど、戦いには悔いはないと信じている。 4年後、日本選手が追う夢、壮大な夢に立ち向かうために、それぞれがそれぞれの場所に帰って行く。 己のレベルアップのために。 そしてサポーターも日常生活に戻って行った。 僕は、清々しく爽やかな気持ちでいる。素晴らしい選手、監督、全てのスタッフそしてサ

    • 奇跡は待つのではなく自らの手で起こすものと学んだ【エッセイ】

      日本がスペインに勝利した。 これは奇跡ではなくて実力だと思う。運や努力、勝利と仲間を信じる心も全てが彼らの実力だと思う。 彼らの目標はまだ先にある。叶えたい夢の、まだ途中である。 僕を含め、多くの人の夢が叶いますように、日本の片隅で応援してます。 頑張れ日本!

      • ドーハの悲劇を体感し一緒に涙したあの日のこと【エッセイ】

        僕はあの日、日本が勝ってワールドカップに出場すると信じ、祈る気持ちで試合をみていた。 まさか引き分けになり、敗退するなんて夢にも思わなかった。日本人選手の天を仰ぐ姿や立ち上がれなくなった選手の姿がテレビの画面から見える。 日本は夜中の二時頃だっただろうか。 画面越しから彼らの痛いほどの感情が伝わってきた。 当時僕は彼らを見て泣いた。 これは29年も前の話。 今は、ドイツに勝利したことにより、ドーハの奇跡に変わった。 当時の選手の無念が全て消えることはないだろうが

        • 僕と母ちゃんとばあちゃんの話3【短編小説】

          一番古い母ちゃんとの思い出がある。 4才くらいの時だったと思う。公園に遊びに行くときは、いつもばあちゃんがそばにいた。 ばあちゃんと僕が手をつなぎ、母ちゃんは後ろからついてくる。 「母ちゃん、早く!早く!」  車いすの母ちゃんはゆっくり僕たちについてくる。 「陽太、母ちゃんは後ろにいるから。危ないから前を向いて。それと、ばあちゃんの言うこと聞くんだよ」 と笑いながら言っている。 公園に着くと砂場に向かって走り出した。ばあちゃんが後ろから追いかけてくる。 「よう

        新しい景色を見るために旅立っていく【エッセイ】

        • 奇跡は待つのではなく自らの手で起こすものと学んだ【エッセイ】

        • ドーハの悲劇を体感し一緒に涙したあの日のこと【エッセイ】

        • 僕と母ちゃんとばあちゃんの話3【短編小説】

          僕と母ちゃんとばあちゃんの話2【短編小説】

          母ちゃんがよく言う言葉がある。 「どんな頑張っても努力しても叶わないこともある。そういう時は視点を変えることが大事。陽太、この身体でこの魂で人生楽しむの」 母ちゃんが病気になり、歩けなくなったのは十歳の時の事。いつか歩けるようになると信じて毎日一人で歩行練習をしていた。 でも中学校一年の時、冬の寒さの中、外に出ていつものように松葉杖をつかい歩く練習をしていたとき、急に虚しさが襲った。 「もう一生病気になる前のように歩けないんだ。無理なんだ」 そう感じた。この年齢で挫

          僕と母ちゃんとばあちゃんの話2【短編小説】

          僕と母ちゃんとばあちゃんの話1【短編小説】

          僕の母ちゃんは、車いすユーザーだ。今は、母ちゃんの母ちゃん(ばあちゃん)と僕の三人で暮らしている。 母ちゃんは、会社に勤めている。ばあちゃんは、70歳まで働いていたけど、今は趣味を楽しんでいる。 「いつか自分の子どもを育てることが出来たなら、今までの自分の人生を伝えていきたい。陽太に会えるのを楽しみにしていた」と母ちゃんは僕にいつも話している。 それと僕には父親はいない。 僕の名前は陽太。自宅から大学に通っている。これから僕の母ちゃんと、ばあちゃんについて話をしたいと

          僕と母ちゃんとばあちゃんの話1【短編小説】

          最後に決断するのは自分自身なんです【エッセイ】

          悩んで苦しんで思考があっち行ったりこっち行ったり。 決めた!こうしよう! と思っても次の日にはやっぱりやめよう。こっちにしよう。 またまた次の日はやっぱり最初に考えた通りにしようと考えが振り出しに戻る。 こういうのを堂々巡りと言うのかな。 まずはどうしたいのか?を自分に問う。 1 自分はどうしたいのか素直な気持ちを引き出す。 自分にさえも嘘をつく時があるから。 2 自分についてくる、事情を整理する。 経済的事情、健康的事情、家族の意見。 3 優先順位をつける。

          最後に決断するのは自分自身なんです【エッセイ】

          期待に応えたいと思うほど自分を見失っていく【超ショートショート】

          大切な人との突然の別れが訪れ。 「もう二度と会わないから」 私はあなたにその言葉を残して心に誓った。 私は内向的で、人が苦手で、気持ちを伝えることがうまく出来なかった。そんな私に、言葉で自分の気持ちを伝えることを教えてくれた。 いつの間にかエッセイや小説を書くようになり、書くことで自分の想いや気持ちを表現できるようになり投稿をするようになった。 でもどうしても自信のなさに恥ずかしさがこみ上げる。自分の気持ちを知られたら、馬鹿にされるのではないか、批判されるのではない

          期待に応えたいと思うほど自分を見失っていく【超ショートショート】

          関西↔関東0泊2日の車中泊旅をして十数年振りに仲間に会った話【エッセイ】

          友達の美樹から連絡が来た。 「かずさ、金曜日の夜11時に迎えに来て」 えっ?いやいや、出発は昼間でしょ? そう言ったら、 「私、仕事あるし、運転は2人で交代するから大丈夫だよ」 と言った。 渋々だけど了承した。 でもまあいいか。深く考えない。きっと楽しいドライブ旅になる。 十数年ぶりに会う仲間もいる。 そう考えることにした。 行きは私が運転をした。助手席にいる美樹は、仕事の疲れのため眠り始めた。 静かになる車内、久しぶりの高速道路での長距離運転に心躍る。

          関西↔関東0泊2日の車中泊旅をして十数年振りに仲間に会った話【エッセイ】

          H ZETTRIOのライブに行って心の中で爆笑。かなり楽しかった話【エッセイ】

          音楽が軽快で聴いていて心地よくクセになりそうなほど愉快でそして三人の歯車ような掛け合いと相性が見ていて楽しい。 またН ZETTRIOのライブに必ず行く。 待ってろやー

          H ZETTRIOのライブに行って心の中で爆笑。かなり楽しかった話【エッセイ】

          山が見える景色がある田んぼで稲刈りをした話【エッセイ】

          「かずさちゃん稲刈り行かない?」 「うん、行く」 知り合いにそう言われ、速攻返事をした。 何年かぶりに行った田んぼの稲は、黄金色に輝いて見えた。たくさんの米粒が実っていた。その生命力を見て毎回感動する。 仕事などの種々雑多な出来事で心身ともに疲れ果てた体が癒される感じがした。 文明も、手つかずの自然やあまり手を入れてない自然も地球全体からしたら同じ自然の一部だと思っている。 風の吹く音、雨の雫や雨音、虫の姿や虫の声など私にとって癒しの空間であり、時には原点回帰して

          山が見える景色がある田んぼで稲刈りをした話【エッセイ】

          別れの想像【ショートショート】

          恋愛感情を持つ二人がつき合い始めて、いつか来るかもしれない別れを意識することはないのだろうかと疑問に思う。 私はあなたの後ろ姿を見ながら、いつか来るかもしれない別れを想像する。 自分だけにしかわからない矛盾した感情。今はまだ一緒にいたいという気持ちが強い。好きと思う理由と一緒にいるための自分が納得できる根拠を探し始める。 同時に、今あるあなたを好きという心や愛する心を、別れる瞬間に全否定されたくないし、したくないと考える。 きっと傷つかない逃げ道を今から用意しているの

          別れの想像【ショートショート】

          露天風呂入って地ビール飲んだ遅めの夏旅【エッセイ】

          9月に夏休みを取り、ドライブしながら箱根に温泉旅行をした。 知り合いに「やっぱり、温泉入ったら地酒飲まなきゃね」といわれて クーラーボックスに、自分の好きな酒のつまみやスイーツなどを車に乗せて、高速道路を走った。 もちろん、お酒は現地調達。 旅は、日頃の疲れや悩みなどが癒される。 なんとも幸せな時間。仕事頑張って良かった。大げさだけど生きていて良かったよ。 至福の時。これ本当。もう一度言う あたしゃ幸せだよー。 露天風呂でお肌がつるつる、地ビールでほろ酔い気分

          露天風呂入って地ビール飲んだ遅めの夏旅【エッセイ】

          名もない恋人たち(緋色編)【短編小説】

          南の島の夕日が、水平線に吸い込まれそうになりながら光を放っている。あの水平線の彼方はどうなっているのだろう。空には星が見える。夜と昼の逆転が目の前で動き始めそうでこのまま景色に溶け込んでしまいたいと思った。 「素敵な写真ですね。お好きですか?」 「ええ」 好きな写真家の大きな写真を少し離れところから、長椅子に腰かけて見ていた時に突然声をかけられて驚き、うつむきながら答えた。 失恋で物憂げ(アンニュイ)な横顔が輝いて魅力的に見えるわよ。と友達が言っていたことを思い出した

          名もない恋人たち(緋色編)【短編小説】

          何気ない日々の中で(漆黒編)【短編小説】

          一年前、妻が逝ってしまった。 いつも明るくて、誰からも好かれ、しっかり者の妻だった。まさかこんなにも早く、家族の前からいなくなるなんて考えもしなかった。 当時、長女の茜音(あかね)は大学2年生、長男の碧生(あおい)は19才の会社員、二女の真白(ましろ)は高校1年生だった。パート先から妻が倒れたと連絡が入り、急いで病院に駆けつけだが最後には間に合わなかった。くも膜下出血だった。 突然妻を亡くしてしまいどうしていいかわからず、ただ茫然する事しかできなかった。妻との出会い、結

          何気ない日々の中で(漆黒編)【短編小説】

          自身の心にある憂いがあふれる出す時に浮かぶ曲はありますか?【エッセイ】

          心に余裕がないとき、物思いにふけるときによく聴く曲があります。それは、 中島みゆきさんの 『時代』 長い人生の中では道に迷ったり、彷徨い人になりかかった時、気持ちが落ち着かなくて、自分の居場所は自分の心の中にあるのに、居場所探しを始めようとする時に曲を聴く。 一旦立ち止まり、ここに根を張って、自らは動かずに機会を待つことにしようと。 心が大嵐の時に行動し始めたら、どこかわからない場所に飛ばされてしまうし、大嵐の時の思考は正直な自分の考えとは、大きくかけ離れてしまって

          自身の心にある憂いがあふれる出す時に浮かぶ曲はありますか?【エッセイ】