kawole〜顔なき声の歌。歌いつがれるもの、語りつがれるものを求めて。

歌手。 南米アルゼンチン先住民による「カーハの歌」日本で唯一の歌い手。 詩人や美術家の…

kawole〜顔なき声の歌。歌いつがれるもの、語りつがれるものを求めて。

歌手。 南米アルゼンチン先住民による「カーハの歌」日本で唯一の歌い手。 詩人や美術家の皆さんとつくる「宮沢賢治朗読音楽会」、かつて生きた先人たちによって歌われていた仕事うたや遊びうたなどの歌の復興と継承「顔なき声のうた」プロジェクトなど、ことばと音をテーマに綴っています。

マガジン

  • 🚩地域ものがたるアンバサダーがみつけた富山・福井・鳥取🚩

    • 87本

    2022年、地域ものがたるアンバサダー21名が訪れた、富山・福井・鳥取の旅の軌跡です。

  • 地域ものがたるアンバサダー富山、旅の記録

    JR西日本と地質学者巽好幸さんのジオリブ研究所によるプロジェクト、地域ものがたるアンバサダー2022に選出していただき、富山を旅しています。 富山のジオストーリーから紐解く富山の「今」を綴ります。

  • 南米先住民ドラム「カーハと歌ううた」

    南米アルゼンチンで歌い継がれてきたカーハという小さな太鼓と歌う歌。 日本ではまだあまり知られていないこれらの歌を聞いてみませんか?

ストア

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    10/15販売開始| ZINE 歌う宇宙〜アルゼンチン先住民による伝承歌カントコンカーハの世界【限定300刷】

    太古から手渡されてきた「声」「音」の神秘を、星や植物、自然との共振から紐解くアルゼンチン先住民伝承歌カント・コン・カーハの宇宙観。これらの精神的芸術をまとめた日本初の音楽民俗学ZINE¥1800 tax included◯歌という地図◯Canto con caja カント・コン・カーハ◯原初の音は崩れ落ちるかのように◯カント・コン・カーハ 3つの歌のかたち◯Caja カーハ◯一打の中にどれほどの深まりがあるか◯失われた聴覚の復権◯この律動はリズムではなくパルス◯深く聴く◯Pachaqhaway 生きている宇宙を思考するための精神的芸術◯呪術師とはどんな人か?◯祭りや儀式でともに働く植物たち◯創造主への最初の祈り◯chakanaチャカナ、アンデス十字◯AYNIアイニ、重要な鍵であり、システム「互恵」◯暦calendario ◯星が描く力を地上に映し取る◯太陽・南十字星◯どの位置でどのような音を共振させるか◯わたしたちのパチャ表紙:鹿の角を付けて太鼓を叩くシャーマン図形楽譜(青/振動、赤/抑揚、黄/アーティキュレーション・発声)裏表紙:跪いて祈る人の紋様(ディアギタ族)結び糸:ヘンプ糸(藍染め、マホガニーの実染め、ナチュラル)※糸の種類はお選びいただけません【限定300刷】リソグラフ4版印刷48ページシリアルナンバー入り執筆、デザイン、印刷、製本まで全て手作業のZINEです。本はホチキスで止めず、紙の束をヘンプ糸で結えたものになりますので予めご了承ください。リソグラフ印刷のためそれぞれの本にズレやかすれ、滲みがあります。印刷機が紙を給紙する際に起きた傷もあります(特に表紙の厚紙)特殊印刷の味わいとしてご理解いただけますようお願いします。
    ¥1,800
    MúsicaOtrasCanciones〜また、ある一つの音楽
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    SOUND ART BOOK 銀河ノコモリウタ Limited Edition 安野谷昌穂 手刷り木版画スリーブ箱入り

    Limited edition 数量限定特装版 ¥11000(+tax)美術家安野谷昌穂さんによる手刷り木版画スリーブ箱入り(1点ずつ版画のテクスチャが違います)「星とわたしをつなぐ音」宮沢賢治をテーマに、詩人、音楽家、美術家ら総勢74人による「声」と「音楽」で綴られる未来絵巻、音の絵本。「うたとことば」「ことばとおと」の2つのビジョンからなる2枚組CD付き、全長3m8cmにおよぶ特装ビジュアルジャバラブック。コムデギャルソンとのコラボなど国内外で活躍する美術家安野谷昌穂さんによる手刷り木版画特製ブックスリーブケース入りという超スペシャルな美術本仕様です。(一点一点版画のテクスチャが違います)名のある美術家としては異例の300editionを手作業で仕上げてくださいました。全ての本にはエディションNo.入り。本は職人さんによる手貼り製本全44ページ(裏表で6m16cm)。「音」は収録に環境や温度が映り込むよう全て野外や木のホールなどでフィールドレコーディング。昨今の目まぐるしい使い捨て潮流にあらがうアナログ感に満ちた手づくりのアートブックです。全24トラックの解説と「農民芸術概論/八燿堂出版」編集岡澤浩太郎さんによる編集後記「銀河ノコモリウタ」InnerGuide付き。作・著:kawole/片岡薫美術:安野谷昌穂デザイン:小池アイ子編集:岡澤浩太郎(八燿堂)発行:Musica Otras Canciones また、ある一つの音楽寄稿/朗読:管啓次郎(詩人)、柴田元幸(翻訳家)、小島ケイタニーラブ(シンガーソングライター)、辺口芳典(詩人)朗読・うた:kawoleギター:IsaGuitaraパーカッション:渡辺亮チェロ:竹中裕深guest:Kapiw&Apappo(アイヌ民謡)朗読:ひきだりえ、有山恵子、青山千恵美、南奈緒美収録地:岩手県、東京都、神奈川県、静岡県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、鳥取県、島根県、広島県、岡山県、長野県、富山県SOUND ART BOOK「銀河ノコモリウタ」DISC1 うたとことば1.この森をぬけて2.Latatata 鳥はうたう〜七つ森のそのひとつ「鶯宿はこの月の夜を雪ふるらし」3.空のコラール4.イラッサ・オレイヨ5.かしわばやしの夜6.森と人と精霊のまつり7.心象スケッチ「夏と庭」8.matataki 星めぐりの歌 children pianos9.星を映して Reflect IWATE10.光の翼11.Asi muy lindo es? Sacred re-meeting12.月夜の太鼓の手まり唄13.わたしがいた夢 When I was dreaming14.ディアラヂット、星のシグナル15.方舟 (guest: Kapiw&Apappo アイヌ民謡)DISC2 ことばとおと1.イーハトヴ童話「注文の多い料理店 」序 kono-mori-wo-nukete「声の星座」2.「星と渡り鳥」管啓次郎3.「荒涼館」第一章書き出し 柴田元幸4.「琥珀泥棒」小島ケイタニーラブ5.「けんさんへ」辺口芳典6.「箱庭 KENJI Bricolage landscapes」kawole7.「あの、切り裂くような青空の下で」ひきだりえ、有山恵子、青山千恵美、南奈緒美8.「真空溶媒」宮沢賢治 56人のさまざまな人による朗読リレー朗読:管啓次郎 (詩人) kawole (歌手) 小島ケイタニーラブ (シンガーソングライター) 柴田元幸 (翻訳家) 小田原良二、平井久美子 (食堂店主) 巽好幸 (マグマ学者) 辺口芳典 (詩人) いちえ(6才) 加藤博久(ブックストア店主) 瀧山雅人 (コーヒー焙煎士) 中村佳世 (カフェ店主) 太田晴子 (アパレルスタッフ) 片岡秀晁 (父) 新居幸治 (ファブリック・アーキテクチャー) 山本直樹 (米農家) 生駒理美 (看護師) 早坂大輔 (書店主) 柴田修兵、三宅優子 (映画館運営) 市ケ坪裕子 (子どもの本屋) 島川とも子 (麦芽あめ店主) 御舩秀 (旅館業「アザリア」河本緑石孫) 吉田地子 (花療法家) 井上憲次 (映画美術) 川内まり (セレクトショップ店主) 片岡美津代 (母) 實政奈々美 (染織作家) 鈴木潤二 (美容師) 森テツヤ (書店主) 山西康司 (芦屋神社宮司) 上田久美子 (脚本演出家) 大河真弓 (漁業) アーサー・ビナード (詩人) ミシマショージ (パン職人) 菊池純朗、洋子 (カフェ店主) 岡澤浩太郎 (編集者) 中原誠 (家具職人) 大竹央祐 (建築写真家) 武谷圭祐 (グラフィックファシリテーター) 、アンナ (気候金融コンサルタント) 的川英嗣 (茅葺職人) NeccoKanako (絵本作家) 早川幸太郎、由美 (百姓) 友金陽治 (林業)、千恵美(デザイナー) 岩崎勇(炭焼職人見習い) 、智恵(黒文字製品製造販売) 大前公子 (工芸店主) ニコラ・リバレ (イベントプロデューサー) 南部望 (社寺仏閣授与品企画) 南部白雲 (木彫刻師) 松井紀子 (絹織物業) 宮澤香帆 (小学校教諭・宮沢賢治曾姪孫) (朗読順)9.「どんぐりと山猫」field recorded at 六甲山※土日祝日は発送できません。視聴☟ダイジェストhttps://youtu.be/LJQHVWdnuXo?si=1w_QTVQoEavbM8EC「この森をぬけて」https://youtu.be/RWvwNkK2hh0?si=BqlBVdOqfk7o9l7k「空のコラール」https://youtu.be/lCVgHLHC9Jo?si=il4YLqiyNTx5hKG1「Reflect IWATE 星を映して」https://youtu.be/CTXW05jkf_M?si=r3jCHiUXJ2lcRjBoアイヌ民謡×銀河ノコモリウタ「方舟」https://youtu.be/FZvdiMw4McQ?si=1QJFpNkX6g3OD9i2注文の多い料理店序(朗読)https://youtu.be/-98Inj1wXhQ?si=GoCN62Cu1IcUb62l
    ¥12,100
    MúsicaOtrasCanciones〜また、ある一つの音楽

記事一覧

富山魚津、浜多屋さんを訪ねて。

地域ものがたるアンバサダー富山 立山と富山湾は、 富山という豊かな地勢を育む偉大で巨大な「山と海」。 その海の部では、とにかく海の幸と日本酒が楽しめる「変態料理人…

木彫師前川大地さんを訪ねて井波へ。

地域ものがたるアンバサダー富山 12月は木彫師前川大地さんを訪ねて、 富山県井波まで。 壮麗な木のシャンデリアは、 楠(くすのき) 檜(ひのき) 神代欅(じんだいけやき)が…

ツクル森2022 2days

京北で開催のツクル森2days 東欧、バリ、メキシコ、アイヌ、アフリカ、ブラジル、南米先住民、さまざまな音のレイヤーを乗せた「音楽のまつり」。 集まった人たちの手で火…

「真空溶媒」声の星座 朗読リレー

現在制作中の詩人/美術家/音楽家の皆さんとつくる音の絵本「銀河ノコモリウタ」 「ことばとおと」ディスクに収録予定の「声の星座」プロジェクトは宮沢賢治「真空溶媒」の…

10月の歌のクラス

【10月の歌のクラス】神戸と大阪で開催します。 声の共鳴の神秘に触れてみませんか? 「Canto con Caja〜カント・コン・カーハ」 「声」を森羅万象と共鳴させる「音」…

ツクル森2022

久しぶりの大きな森フェス「ツクル森」2days 2日間さまざまに出演します。2日目の「共鳴する歌」ステージではアイヌの歌、メキシコからアステカの歌、南米からカーハの歌が…

大山秋分の日「青を染める、青を歌う」1日

大山、秋分の日。 2022年は鳥取県大山の大自然の中で、4大節気を過ごす古来からの祝いのかたちを感じる会を開催しています。 春分の日から夏至、そして秋分の日には植物か…

地球のいのちに、ふれる声

「地球のいのちに、ふれる声」 カーハと歌う歌ワークショップ@京都京北 満員御礼、美しい人びとと美しい時間になりましま。声がけくださったのは音楽家のきしもと タロー…

ゴダールと死

ゴダールが死んだ。自らの意思で。 誰かの死についてこれほど深い悲しみを感じるとは。 晩年の2作品「ソシアリスム」「イメージの本」 絵画であり、 詩であり、 音楽であ…

「青をまとって青を歌う」鳥取大山∞秋分の日

9/23(金祝・秋分の日)は大山へ 藍染め、隠岐島、声と歌。 2022年は鳥取大山の皆さんと、 春分の日〜夏至祭と大地を祝い、太陽を祝う小さな集まりを開催しています。 秋分…

【富山】立山ヘルジアンウッド公開講座8月

6月から本格的に始まった地域ものがたるアンバサダー活動。富山アンバサダーとしての2ヶ月間、さまざまな場所を訪れ、美しく生きる人びととのたくさんの出会いがありました…

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part3 雄山登拝

今年の立山はとにかく天候が悪いらしい。 出会う人が口をそろえてこう話す中、明け方近くまでの大雨で雄山登拝は半ばあきらめながら、それでもなぜか不思議と大丈夫な予感…

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part2 立山開闢伝承の地室堂玉殿の岩屋

夢のような弥陀ヶ原湿原からさらにバスでのぼり、立山登拝の拠点になる室堂(標高2450m)へ到着。 part1はこちら↓ この頃には小雨が降り始め、美女平の時と同じようにガス…

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part1電鉄富山駅〜弥陀ヶ原

こんにちは、 富山アンバサダーの歌手kawoleです。 わたしたち生命体を育む巨大な装置である「山」。 富山アンバサダーに応募したいと思った大きなきっかけが「立山」とい…

アルゼンチンよりカーハ到着。

SUKIYAKI MEETS THE WORLDで来日しているマリアナ・バラフからカーハと歌う歌クラスの皆さんへ、アルゼンチンの工房からカーハが届きました。 日本では入手困難な現地の先…

「地球のいのちに、ふれる声」ワークショップのお知らせ。

親交のある音楽家キシモトタローさんからのお誘いで、初の京都京北地域での開催です。 南米先住民の小さな太鼓 Caja カーハのリズムは、心臓の鼓動。歌うことは、声で土地…

富山魚津、浜多屋さんを訪ねて。

富山魚津、浜多屋さんを訪ねて。

地域ものがたるアンバサダー富山
立山と富山湾は、
富山という豊かな地勢を育む偉大で巨大な「山と海」。
その海の部では、とにかく海の幸と日本酒が楽しめる「変態料理人」がいると聞いていたのでずっと訪れたかった魚津の浜多屋さんまで。
料理人は利き酒氏でもある浜多雄太さんです。

おまかせコースのみなので、全てを浜多さんにゆだねて存分に楽しみます。
まずは小松菜の白和えと鱈の白子から。
鱈があがる、と聞く

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木彫師前川大地さんを訪ねて井波へ。

木彫師前川大地さんを訪ねて井波へ。

地域ものがたるアンバサダー富山
12月は木彫師前川大地さんを訪ねて、
富山県井波まで。

壮麗な木のシャンデリアは、
楠(くすのき)
檜(ひのき)
神代欅(じんだいけやき)が組み合わされています。

神代欅は1000年以上、
土に埋もれてきたものが何かのきっかけで掘り返されて出てきた古木。

彫られているのは、
「祥雲」仏のあらわれ
「法草華」実在しない花/華

昨今もてはやされてきた削ぎ落とす美

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ツクル森2022 2days

ツクル森2022 2days

京北で開催のツクル森2days
東欧、バリ、メキシコ、アイヌ、アフリカ、ブラジル、南米先住民、さまざまな音のレイヤーを乗せた「音楽のまつり」。

集まった人たちの手で火を起こし
篝火が灯された後、
スロバキアの羊飼いが奏でるオーバートーンフルートの音色から場が開かれる。

この、
はじめに置かれる音によって場所の色彩はつくられ、依りあつまるものの質が決まる。

これまで見たことがない美しさの
2日

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「真空溶媒」声の星座 朗読リレー

「真空溶媒」声の星座 朗読リレー

現在制作中の詩人/美術家/音楽家の皆さんとつくる音の絵本「銀河ノコモリウタ」

「ことばとおと」ディスクに収録予定の「声の星座」プロジェクトは宮沢賢治「真空溶媒」の朗読リレーです。8ヶ月におよぶ旅を終え、先日ようやくファイナルを迎えました。

今年2月の寒風の中、多摩川の土手で詩人管啓次郎さん、翻訳家の柴田元幸さん、歌手小島ケイタニーラブさんの声の収録からはじまり、神奈川、静岡、岩手、兵庫、大阪、

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10月の歌のクラス

10月の歌のクラス

【10月の歌のクラス】神戸と大阪で開催します。
声の共鳴の神秘に触れてみませんか?
「Canto con Caja〜カント・コン・カーハ」

「声」を森羅万象と共鳴させる「音」の神秘を学んでいます。楽譜を使わない歌のクラスですので音楽初心者の方でも気軽にご参加いただけます。

主に南米北部アルゼンチンや
ボリビアのインディオ達が使っているCaja(カーハ)と呼ばれる小さなドラムを叩きながら、

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ツクル森2022

ツクル森2022

久しぶりの大きな森フェス「ツクル森」2days
2日間さまざまに出演します。2日目の「共鳴する歌」ステージではアイヌの歌、メキシコからアステカの歌、南米からカーハの歌が交わり「声」を響き合わせるこの日だけのスペシャルライブも。

kapiw&apappo(アイヌ民謡)/kawole(南米先住民カーハと歌う歌)/里(メキシコ ソンハローチョ)/Gita Kencana (バリガムラン ギータ・クンチ

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大山秋分の日「青を染める、青を歌う」1日

大山秋分の日「青を染める、青を歌う」1日

大山、秋分の日。
2022年は鳥取県大山の大自然の中で、4大節気を過ごす古来からの祝いのかたちを感じる会を開催しています。

春分の日から夏至、そして秋分の日には植物からもらった「青」をみんなで染めました。
光に重なる微細な色彩、
緑、青、黄、紫、かすかな赤。

地元の植物から色彩を取り出し、糸を染めて織るという取り組みをされている染織家の實政奈々美さんと藍染めを。

まずは拠点になる場所の周辺で

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地球のいのちに、ふれる声

地球のいのちに、ふれる声

「地球のいのちに、ふれる声」
カーハと歌う歌ワークショップ@京都京北
満員御礼、美しい人びとと美しい時間になりましま。声がけくださったのは音楽家のきしもと タローさん。

京北地域で4節気、
春分の日(中庸)-夏至(極陽)-秋分の日(中庸)-冬至(極陰)のまつりを復興させ、音楽と土地の結び合わせを再構築されています。
皆さん熱心に歌ってくださりうれしかった。

講義から、チラ見せ。
声とドラムで宇

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ゴダールと死

ゴダールと死

ゴダールが死んだ。自らの意思で。
誰かの死についてこれほど深い悲しみを感じるとは。

晩年の2作品「ソシアリスム」「イメージの本」
絵画であり、
詩であり、
音楽であり、
どうしようもなく映画だった。

この作品を見たときの衝撃はいまもずっとずっと続いていて、これからもきっとずっと続いていく。

1つの世紀が次の世紀の中へ溶けていくとき
旧来の"生き抜く術"は新しいものに作り替えられる
それをわれ

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「青をまとって青を歌う」鳥取大山∞秋分の日

「青をまとって青を歌う」鳥取大山∞秋分の日

9/23(金祝・秋分の日)は大山へ
藍染め、隠岐島、声と歌。

2022年は鳥取大山の皆さんと、
春分の日〜夏至祭と大地を祝い、太陽を祝う小さな集まりを開催しています。

秋分の日は再び鳥取県南部町へ。
テーマは「青」

朝一番の土地の植物を摘み取って飾り、
染織家の實政奈々美さんのガイドによる藍染めワークショップで自分のからだをまもる衣を「青」に染め、
彼女のルーツ隠岐島と大山の土地の恵みをたっ

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【富山】立山ヘルジアンウッド公開講座8月

【富山】立山ヘルジアンウッド公開講座8月

6月から本格的に始まった地域ものがたるアンバサダー活動。富山アンバサダーとしての2ヶ月間、さまざまな場所を訪れ、美しく生きる人びととのたくさんの出会いがありましたが、8月はいよいよマグマ学者の巽好幸さんと富山県の水先案内人の皆さんによる公開講座が行われました。

場所は立山のヘルジアンウッドです。
こちらの場所は前田薬品工業株式会社の新しいブランチとして開設された、自然療法をベースにしたサウナ&レ

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「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part3 雄山登拝

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part3 雄山登拝

今年の立山はとにかく天候が悪いらしい。
出会う人が口をそろえてこう話す中、明け方近くまでの大雨で雄山登拝は半ばあきらめながら、それでもなぜか不思議と大丈夫な予感もあり、5時に目が覚めてカーテンを開くとなんと青空が。

昨日はまるで見ることができなかった山々の風景をようやく目にすることができました。
雄大すぎてしばし茫然。
早々に身支度を整えて雄山登拝へ。  
午後になると下で発生する水蒸気が上がっ

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「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part2 立山開闢伝承の地室堂玉殿の岩屋

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part2 立山開闢伝承の地室堂玉殿の岩屋

夢のような弥陀ヶ原湿原からさらにバスでのぼり、立山登拝の拠点になる室堂(標高2450m)へ到着。

part1はこちら↓

この頃には小雨が降り始め、美女平の時と同じようにガスが出て周りは真っ白になり、何も見えない状態になっていました。雨のせいもあって肌寒く、10月下旬並みの気温。夏とはいえダウン必須です。

この日の宿は立山室堂山荘。
1726年に立山信仰の登拝者のための宿泊所として建てられた日

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「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part1電鉄富山駅〜弥陀ヶ原

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part1電鉄富山駅〜弥陀ヶ原

こんにちは、
富山アンバサダーの歌手kawoleです。

わたしたち生命体を育む巨大な装置である「山」。
富山アンバサダーに応募したいと思った大きなきっかけが「立山」という存在でした。
富山だけでなく、日本のジオストーリーを語る上でも圧倒的存在感を放つ重要な連峰であり、その場所から導き出される森羅万象と人の営みを、体感のすべてを使ってまずは感じてみたかった。
そして古来「立山信仰」の聖地として、広

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アルゼンチンよりカーハ到着。

アルゼンチンよりカーハ到着。

SUKIYAKI MEETS THE WORLDで来日しているマリアナ・バラフからカーハと歌う歌クラスの皆さんへ、アルゼンチンの工房からカーハが届きました。

日本では入手困難な現地の先住民ドラムなので、私の活動を見てくれていたマリアナから皆さんへ楽器の手配ができそうだと連絡があったのがこの春。

マリアナがレコーディングやライブで使用しているカーハを作っておられるサルタの楽器職人さんが作ってくだ

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「地球のいのちに、ふれる声」ワークショップのお知らせ。

「地球のいのちに、ふれる声」ワークショップのお知らせ。

親交のある音楽家キシモトタローさんからのお誘いで、初の京都京北地域での開催です。

南米先住民の小さな太鼓 Caja カーハのリズムは、心臓の鼓動。歌うことは、声で土地のエネルギーや先人たちの知恵、そして自然界とつながること。輪になって、シンプルな太鼓のリズムを叩きながら、先住民に伝わる古い旋律を歌い、自分の声を通して土地の振動を感じて「知覚をひろげていく」...そんなワークショップです!日本では

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