見出し画像

ゴダールが死んだ。自らの意思で。
誰かの死についてこれほど深い悲しみを感じるとは。

晩年の2作品「ソシアリスム」「イメージの本」
絵画であり、
詩であり、
音楽であり、
どうしようもなく映画だった。

この作品を見たときの衝撃はいまもずっとずっと続いていて、これからもきっとずっと続いていく。

1つの世紀が次の世紀の中へ溶けていくとき
旧来の"生き抜く術"は新しいものに作り替えられる
それをわれわれは"芸術"と呼んでいる



新しいものなど生まれているのだろうか?

「わたしの心は、わたしの口の中にはない」

「言葉のあらゆるイメージを退避させること」

そもそも理解し合うことなど不可能な
イマージュの断裂のなかで
わたしにとって彼のことばは純粋なひかりそのものでした

「死」の選択を受け入れて見送った、
ご家族と関係者による敬意はいかばかりか
最期までゴダール。

#苦しすぎて
#ありがとうは言いたくない

#死という解放

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?