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懐かしい本を思い出す日
『トッペンカムデンへようこそ』というタイトルを何となく思い出していた。秋田書店のプリンセスコミックスから単行本が出ていた少女漫画で、昔プリンセスコミックスブームが(私のなかで)訪れた折りに手に取った気がする。他に何を読んでいたかな。『北宋風雲伝』とか『龍陽君始末記(これはボニータ・コミックスか)』とか。
なんで急に思い出したんだろう。スーパーというかショッピングセンターのすみっこでベンチに腰掛けて
書くことについて思いを馳せる日、の話。
ウグイスが鳴いていた。真夏と呼ぶには少々早い。しかし紛れもない夏の朝である。近所の寺から『ポクポクポク…………』と木魚の音がする。そこに被せるように、『ホーホケキョ』。いや、季節感どこ行った。
久しぶりの帰省は、油断すると突っ込みどころが多すぎる。
台所に手帳を広げ、つらつら書きながらそんなことを考えていた。
……ということがあったわけだが、天才と呼ばれる人間ならば、このエピソードだけで抱腹絶倒