記事一覧
バジルを育て始めた話
私はバジルを育てている。
何をやるにも三日坊主な私の部屋に水をやらなければ生きていけない植物がいる。
忘れたり、忘れなかったり、水をあげすぎたりしつつも、バジルはスクスクと育ち青々とした葉がなっている。
と言っても、一回は失敗したんだけども。
まあ、何はともあれ、バジルは健康そうに育っている。
家族にも、バジルがよく育っていると自慢げに話していた。
ある時、姉がバジルを訪ねてきた。
今日はショートショートを書こうと思っていた。
今日はショートショートを書こうと思っていた。
ただ、noteの通知をみて気が変わった。
いや、愕然として、ショートショートを書く気などなくなってしまった。
昨日書いた「コンタクトにしない理由」の反応が良すぎる。
「良すぎる」とは、過大評価かもしれない。
だが、私にとってはそんな数字なのだ。
無論どんぐりの背比べのような数字ではあるが、問題はそこではない。
昨日はnoteに投稿する記事について
コンタクトにしない理由
私がメガネをかけ始めて15年。
子供の頃メガネをかけ始めると、高校や大学でコンタクトに切り替えることが多い。
周囲が次々とコンタクトデビューしても、私がメガネを手放すことはなかった。
メガネユーザーであり続ける理由は、面倒だから。
メガネは、オフもオンも手間がかからない。
その辺に転がっているメガネをかければ、視界はクリアになる。
寝る時もメガネをその辺に放り出せばいい。
コンタクトのように、
ショートショート|面倒なおしゃべり
「面倒なおしゃべり」
圭の両親は、共働きだった。二人とも朝早くから夜まで働いている。
幸いにも、近所に祖母が住んでいて、圭の面倒を見てくれている。
今日も学校終わりに、おばあちゃんの家に寄る。
おばあちゃんちは好きだ。
畳の匂いとか、線香の匂いとか、石鹸の匂いとか、ありとあらゆるものがうちと違う。
「お母さんとお父さんは元気かい?」
「うん」
「お仕事忙しいんだろ?」
「うん。多分」
「
ショートショート|お盆の来客
「お盆の来客」
寮は静かだった。
人気というものがない。廊下も談話室も、食堂も薄暗く静まり返っている。
いつもは順番待ちで洗濯籠の行列ができているランドリー室の廊下も、一枚の靴下すら落ちていない。
一週間溜めに溜めた洗濯物を洗濯機に突っ込み、床に転がっている誰かの洗剤を適当に入れ、運転ボタンを押す。
洗濯が終わるまで談話室のテレビを独り占めにしようか。
ごめんください。
インスタは必要ないと気づいた話
インスタにはきらきらした人生が溢れてる。
劇的で、ロマンチックで、華やかな人生がそこにある。
インスタは麻薬のように染み込んくる。
どうして自分の生活はこんなにも平々凡々としているのだろう。
なんとつまらない生活だろう。
いやいや。
何を馬鹿な。
職場でインスタをしている人間が何人いる?
友人でインスタをしている人間は何人だ?
そもそもきらきらした人生を望んでいたのか?
ふと、
文章を書くハードルが高すぎる
文章を書くハードルが高すぎる、のではないかと突然気がついた。
文章を書くのは好きだ。
空想をしてたり、自分の考えを練ってまとめたりして、文字に起こす時は楽しい。
ただ、それを誰かに読まれるのは、怖い。
なぜだろう。
それは、完璧でなければならないと思っているからだ。
誰かに読まれる文章は、完結した物語、非の打ち所がない意見でなければならないと感じている。
その上、厄介なことに、中途半
女の子でもかっこいいと言われたい
クロスドレッサーという言葉をご存じですか?
私がこの言葉に触れたのは、数か月前のことでした。
「クロスドレッサー」とは、自分の身体の性と異なる性別の服装をする人のことを指すそうです。理由は様々で、趣味・ファッション・変身願望・宗教上の理由など。
クロスドレッサーについて説明する記事を読んだとき、自分の中でモヤモヤがすっと晴れるような思いがしました。
私は女性ですが、男性物の服を好みます。髪を短