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堕落

こっちから見れば、あっちが良く見える。あっちから見れば、こっちが良く見える。心が今ここになく、過去や未来を行き来し、フラフラ、ぶらぶらと流されていれば、こうなる。どれだけ、今のこの瞬間が素晴らしく、大切で、貴重なものであるか。そのことが見えない、分からない、感じれない。人間は、何も制約がなくば、易きに流れてしまう。当人も気付かぬほどに、少しずつ。気付いた時には、取返しのつかないことになっている。大切な、自分自身の心のことにも、体のことにも。これを堕落という。長きに渡り、積もり積もった状態になると、何が原因であったのかが、まったく見えなくなる。そして、この堕落の速度は、やがて生きもののように勢いがつく。一気に堕ちていく。もう、こうなると誰にも止められない。どうしてこうなった?自分は何も悪いことはしていないのに。なんで自分だけこうなる?人間、これの繰り返し。あの世ほど、暗く窮屈で辛いところはないのに、そのことを忘れてしまっている。この世の素晴らしさ、そして、今この瞬間の大切さを、思い出してほしい。それが悟れれば、一瞬にして道が啓ける。



そのことを肝に銘じ、今日一日を生きます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者