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己の思いにしたがって生きる
私が司法書士だったときの話だ。
ある日不動産会社から連絡が入り、急遽面談をすることになった。
土地の売主がいるのだが、権利証が見当たらないそうだ。その場合、権利証に代えて本人確認情報というものを作成しなければならない。そのための面談だ。
急いで準備をしてその不動産会社に行くと、その売主の姿はまだなかった。
売主が現れるまでの間に不動産会社の担当者に売主について簡単に聞いておくことにした。どう
国のための教育と自分のための教育
私が考える「適材適所」実現のイメージは、「適材」が「適所」を求め、それをやりやすくする「環境を整える」というものである。
「人」「所」「環境整備」の3つの要素から成るわけだが、「環境整備」の1つとして、学校教育の中で「自身を把握する」ために必要な力をつけられること、又はそのような機会が与えられることが必要であると考えている。
自身を把握するとは
①自身の長所と短所を知る
②自分は本当は何がし
名もなき職業に名前をつける~職種を細分化によって増やすこと~
上記は、私が適材適所について真剣に考え始めたときに出会った言葉であるが、これがまさに「適材適所」の理想形だと感じた。
(ただし、上記の言葉の中に出てくる「所」は、私が定義した「所」とは違った意味であろう。その人にしか出来ない「仕事」とか、といういった意味を持つと思われる)
私が考える「適材適所」の実現においては、「人」が自ら「適所」に向かうようにする必要があるため、ある程度「所を転々とする」必要
自分自身にふさわしい「所」を求める
適材適所における人の役割を、私は
各人が自分で考えることによって自分自身を把握し、「自分はどうしたいか?自分がどんなことができるか?自分はどういうものか?」を見きわめる。自分を見きわめることを前提として、自身にふさわしい「所」を求めること
だとし、自分自身を把握することについて書いてみた。
自分自身を把握することができれば、自分にふさわしい場所がどこ(どのようなところ)であるか考えやすいから