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noteで語られた「空気」コレクション

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noteで見つけた「空気を読む」ことに関する議論を集めました。皆様のお知恵をお借りしてどのような世界観に私たちが身を置いているのか考えるきっかけになればと思います。教育関係は「空… もっと読む
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空気を読むのではなく、時代を読もう

空気を読むのではなく、時代を読もう

僕は空気を読んだ上で、あえて読まずに発言をすることがある。 このことは以前にも書いた気がする。 今日は「空気を読むのではなく、時代を読もう」について書いてみたい。

以前どこかでこの言葉に出会った。戦乱の時代、個性の行き過ぎた表出に懲りた日本人は、江戸時代に我(が)を殺す社会を作り上げた。要するに和を重んじるようになった。
なるほど、戦国時代に「個性を出すことで懲りた」から、その反動で「我を殺

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空気を読む目的

空気を読む目的

あんたにも空気を読むことってのがあるかい?

よくネットで見かける話として、日本人は他の国に比べて空気を読むってのがあるじゃんか。
確かに、相手の言葉の抑揚だったり、表情や仕草から俺たちは多くの情報を受け取っているとは思う。
その情報を使ってコミュニケーションを円滑にしなきゃいけないって思っているのも事実だろう。

そこで、ふと考える。

あり?そういえば空気を相手が読んでるかどうかってわかるほど

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空気は読むべきか。

空気は読むべきか。

発達障害において、何も考えない状態で空気を読むのは至難の業。(だと思っている。)

私は会話する時は、常に頭をフル回転して会話に挑んでいる。

ただ「そもそも空気ってそんなに読む必要があるの(読むべきなの)?」という原点に立ち返って考えてみようと思う。

考えるきっかけになったのは先日Twitterで行われていたスペース。

といった意見があった。

しかし、これらには大切な視点が抜けているのでは

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空気を読むのは日本人だけではない

「空気を読む」というのは、良くも悪くも日本社会で大事にされている。
「KY」なんて造語ができるくらいである。

さて、この「空気を読む」習慣。
日本人ならでは、と考えてはいないだろうか。
実は、英語でも存在するのだ。

「Read the room.」(りー だ るーm)(「む」ほど伸ばさないm)

直訳すると「部屋を読む」だが、意訳は「空気を読む」だ。
ただし、日本語のように、「おまえ、空気読め

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#153 「絶対化」を生み出す空気

#153 「絶対化」を生み出す空気

小学校では当たり前のように転出入がある。環境が変わる子どもも、転居の手続きや引っ越し準備で忙しい保護者は大変だ。同時に学校でも事務的な手続きがある。事務的なものは決められたものなので、全校どこでも同じだろう。指導要録と呼ばれる成績などが記載されたものは、必ず転校先の学校へ送られる。そんな中、地域によって違いがみられるものがある。通知表(通信簿、通知票など呼び名もいろいろある。)だ。多くの学校で、子

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