![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126035410/c7c57b02434991ef43602aef294a0a32.png?width=800)
- 運営しているクリエイター
記事一覧
読書㉒ 両利きの人材になるには、ハングリーになれ
両利きの経営とは既存事業をよりうまくやりつつ、並行して新規事業をいかに立ち上げるか。
上記は組織のトップがいつも頭を悩ませる課題です。
本書はこれができている企業をエクセレントな企業と定義し、リーダーシップや組織構築の観点でヒントを与えてくれるものです。
既存事業を磨く「オペレーションデベロップメント」のことを深化、新規事業を開発する「ビジネスデベロップメント」のことを探索と表現し、以下のよ
読書㉑ 知識をいかに保存し、わかりやすく伝えるか
先日、私は「記憶」に関する事業を行うスタートアップ経営者と話す機会がありました。
最初の印象は、暗記が得意になるくらいのものなのかと思っていたものの、ビジネスパーソンが取引先の人の顔と名前を覚えることができないという課題に対するtoBのソリューションや、年長者が記憶力や認知力が低下してしまうということに対する人類未踏領域のソリューションなど、かなりの可能性を秘めているのではないかと考えが変わりまし
読書⑳ Yahoo! JAPANのならずもの
ソフトバンクと米ヤフーの提携。
Yahoo!Japanの誕生と快進撃、株価1億円超え。
そしてモバイルシフトによる一時代の終わり。
「おかしいから採用」された「ならずもの」たちが、日本市場の歴史を作る。
私は未来に興味を持っているが、この時代のこの瞬間はまさに進行形の未来だった。
今やGDP4位となってしまった日本でも、まだ熱くておかしい仲間たちがどこかにいるはず。熱狂とは熱く狂うこと。命を
読書⑲ 起業の自己分析。『企業経営と人生設計のワークブック』を読んで。
これはキャリアに”効く”言葉ではないでしょうか。私も就活のときに耳にして感銘を受けました。
それから数年。社会人生活の長さが大学生活の長さを越え、改めて自分が何者で、何をしたいのかを考える時間が来ました。
起業することになったのです。
私にとって起業することは、一面をとらえると初めての就活とどこか似ているように感じられ、
自分自身の考えを整理したい
就職、転職、起業すべて含め、キャリアと
読書⑱ 3か月やってみて、次の3か月を考える
1月から、「意味のあると思うこと」をやっていました。
私は法人化前のプレシード段階ですが、とあるVCのアクセラレーターに参加しておりました。
そこでこの3か月におけるひとつの区切りとなる審査がありました。
審査の結果、このプログラムでの決勝戦と言える、デモデイでのピッチ機会獲得は叶いませんでした。
変化を起こせる最小単位で、悔いのない瞬間最大風速を出しましたが、結果は悔しいものです。
それ
読書⑰ 欲望の基準値を高く持て
人は皆、誰かの欲望を模倣する。
何かを欲しがるとき、欲しがる対象の「モノ」を見ているのではなく、それを先に手に入れている「ヒト」を見ているのである。
本書を読んだ感想です。
普段どこにいるのかが大事
私は関西の高校に通っていました。その高校では大学進学が主な進路でした。大阪大学、神戸大学、その他近畿の公立大学に上位層は進学しているので、私もそのくらいに行くだろうと思っていました。それ故に落
読書⑯ 生き残っているメディアは消費者生成型
10年前に出版され、5年前に出会った『ビジネスモデル全史』をふと読み直しました。
ある程度のビジネスモデルは1990年前に完成されており、それ以降は新技術がビジネスモデル上に乗せることがイノベーションとして市場への挑戦権を得てきました。
本書の補章では「今、日本から世界に挑戦できること」と銘打たれ、「セミプロ個人の集団戦で戦う」社会リソース活用ビジネスとして消費者生成型メディア(CGM)が紹介
読書⑮ ものごとを分厚く考えるためのヒント
何となく頭で思っているだけでは本当に考えたことにならない。頭を絞って言語化してはじめて、思考が深まり、結果的に「あ、自分はこう考えて、こう解釈するのか」と知ることができる。
数理的に、科学者として観察することが一次元。
創造的に、アーティストとして観察することが二次元。
根源的に、哲学者として深掘りをすることで、三次元の思考に達する。
ロジカル思考、デザイン思考、その先のコンセプチュアル思考。
読書⑭ 上がれ!解像度
導入:優れた起業家
優れた起業家は、取り組んでいる領域のことに関して、明確かつ簡潔で分かりやすい説明ができます。
顧客が今困っていることを深く知っていて、顧客は週に何度その課題を体験し、解決のためにどんな競合製品を活用しており、どんな工夫や裏技をほどこして効果的に使っているのか、そのときの顧客の感情はどういったものかといった細かいところまで話せます。
また優れた起業家は、顧客についてだけでな
読書⑬ 前のめりに寝る、前向きに起きる
近頃、私の睡眠時間が伸びている。
体が睡眠を欲しているときには休むこといいことだが、どうも伸びた睡眠時間に対し体力が回復していないのである。
つまり、ただ日中の活動の持久力が落ちているだけのように感じるのです。
そこで今回は、
良い睡眠を取ることで、起きている時間をより良いものにするべく、いくつかの本を読みました。
まとめをアウトプットして実践していきます。
睡眠の質について考える「量より
読書⑫ 口ぐせは大事って話
話し方はその人の無意識に入り込み、身体の一部になって、のちのちの思想や行動も変えていく。
話し方は人生観をかたちづくり、そして人生観は行動を変えていく。
自分にとっての現実は、自分の頭でつくり出せるのである。
言葉はいつか現実に接続され、自分の頭のなかと、頭のそとにある物質の橋渡しになります。
しかし、「なんか」という言葉が口ぐせになっていると、思考も行動も「なんか」よくわからず、「確かな何
読書⑪ 人望が集まる人の考え方
本書は、人間関係における成功と幸福をもたらす技術を、小手先のテクニックではなく、人間の本性に対する深い理解に基づいて解説しているらしい。
「人望がとにかくある」という人はなかなか見つからなさそうであり、いくらでもほしいものです。私ももっとほしい。
「人望」とは様々なケースにおける振る舞いの総和であると本書を通じて学びました。「全ての人は自尊心を満たしたい」という前提で、相手に合わせて振る舞うの
読書⑩ 300万円ビジネスプロデュース侍
以下は慶應義塾大学ビジネス・スクール「ビジネスプロデュース論」の講義の要約です。
ビジネスプロデュース論
ビジネスプロデュースはビジネスの構想を作るところから始まる。
ここでは、自社の属する業界にとらわれず業界を超えた視野・発想を持つことが重要である。
構想ができれば次に戦略を構築する。
新しいビジネスは自社のビジネスの枠組みを超えたものも多いため仲間作りが必要になることが多く、構築した戦略
読書⑨ toCテレマが今もイケてる施策である理由を考察する(保険業界編)
私はかつて保険代理店のコールセンターにて事業企画を行っておりました。
やっていることといえば消費者に向けて電話をかけアポイントを取り付けるようにオペレーターに指示したり、アポイント獲得内容の品質管理をしたりでしたが、当時から思うところがありました。
「電話勧誘なんてイケていない。時代はWEBマーケでしょう。」と。
しかし、私はとあるマーケティング理論の本を読み、考えが変わりました。
読了後