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読書⑫ 口ぐせは大事って話

話し方はその人の無意識に入り込み、身体の一部になって、のちのちの思想や行動も変えていく。
話し方は人生観をかたちづくり、そして人生観は行動を変えていく。

自分にとっての現実は、自分の頭でつくり出せるのである。

言葉はいつか現実に接続され、自分の頭のなかと、頭のそとにある物質の橋渡しになります。

しかし、「なんか」という言葉が口ぐせになっていると、思考も行動も「なんか」よくわからず、「確かな何か」を生み出せないでしょう。

話すとき、たとえば「なんかその…」など、「なんか」の次に発せられた言葉では、自分にとって価値ある現実への橋が架からないでしょう。

自分を変える最初の一歩は、自分のためにならないしゃべり方はやめて、ためになるしゃべり方を意識することです。

「なんか」というノイズの入ったしゃべり方をしていると、問題の本質をとらえられないでしょう。

「なんか」を「何か」と確かな言葉を使ってとらえ直せば、ものの見方、世界との関わり方は劇的に変わる。

だから、「なんか」と言わず、「何か」とはっきり言う。
そうすると、思考や行動は「何か」に向けた明確なものに変わっていくでしょう。

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