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「けテぶれ」が解く探究と学力の両立問題

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◇     プロローグ〜探究学習と学力向上は対立するのか〜

近年、学校教育の現場では「探究」という言葉をよく耳にするようになりました。子どもたちが自ら問いを立て、主体的に学ぶことの大切さが叫ばれています。しかし一方で、探究学習を進めることで基礎学力が疎かになるのではないか、という懸念の声もあります。

はたして探究と学力向上は両立できないのでしょうか。私はむしろ、探究的な学びを通して真の学力を身につけることができると考えています。そのカギを握るのが、「けテぶれ」という学習サイクルです。

けテぶれとは、学習内容の定着を確認する小テストを軸に、独自の振り返りシートを用いて自分の理解度をメタ的に把握し、学習方法を改善していくサイクルのことです。一見するとシンプルなこの仕掛けが、実は探究的な学びを支える強力なエンジンとなるのです。 

本稿では、けテぶれと探究学習の関係性について詳しく論じていきます。探究学習を進めながら確実に学力を保証する方法、題材よりも探究的思考そのものを大切にすること、授業と宿題のサイクルが探究の鍵を握ること等々。現場の実践知に基づいた提案をお届けします。

教育に関わるすべての方に、探究と学力の関係を考える一助となれば幸いです。

(この文章は、2024年6月に行った校内研修の内容をもとに構成しています。)



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