西浦孝次|出版プロデューサー|出版TIMES

本をプロデュースする人。出版社→フリーに。増刷率90%平均部数47,000部『血流がす…

西浦孝次|出版プロデューサー|出版TIMES

本をプロデュースする人。出版社→フリーに。増刷率90%平均部数47,000部『血流がすべて解決する』24万部他。出版ノウハウ専門メディア【出版TIMES】運営。【出版セミナー】https://kagiroi.com/publishing-times/seminar/

マガジン

記事一覧

批判していい人、ダメな人

売れてるものをバカにする人間は、売れるものを作れない。 これは自分の経験則からも間違いないと確信します。 批判は悪ではないでも「売れてるからダメ」という批判は悪…

本を出版しやすい職業・業種を解説

今回は本を出版しやすい仕事・業種をご紹介します。 <こんな人におすすめ> 自分の経験が本になるのか気になる人 本を出しやすい職種や業界について知りたい人 出版し…

母の日が「買えない思い出」にならないように

5/8(日)「母の日」は娘と近所のお花屋さんへ。 案の定、超満員で、お店もいつもよりスタッフ増やして対応されてましたが、とてもさばききれない様子。 特にアレンジメ…

出版マーケティングにおける、コスパ最強の販促物は「地味なアレ」

今回は本の販促物の中で、POPやチラシより使ってもらえる可能性の高い、コスパ最強の販促物をご紹介します。 こんな人におすすめ POPやチラシを作った(作ろうと思ってい…

若手・新人作家が出版社のリスクも負担させられている?「電子化」がもたらした功罪【出版ニュース解説】

出版ニュース要点まとめ 電子書籍の売上は伸びている 紙が売れる人は電子も売れるので問題はない 新人や若手は「電子のみ」で出版の人も多い 電子は紙と違い「実売」…

みずほ銀行の提言!日本の出版社・コンテンツ企業は「ディズニーになれ!」【出版ニュース解説】

コンテンツ産業の「強みの源泉」は、改めてこういう風に定義してもらえると、見えてくるものがあった。 いかに一般書の「ヒット作の展開数」が少ないか分かる。 この辺…

たった2つのミスが、あなたの本を一瞬で陳腐化する!「はじめに」「見出し」で使ってはいけない〇〇

今回は「見出し」や「はじめに」で初心者がやってしまいがちな2つのミスに失敗について紹介します。 <こんな人におすすめ> 本の「見出し」や「はじめに」で失敗したく…

何の肩書・実績もない人が、ゼロから本を出版する方法4ステップ

今回は実際にご相談頂いた「肩書ナシ、実績ゼロ」からどうやって出版していくと良いかの話をご紹介します。 <こんな人におすすめ> まず本を書いてそれを実績にしようと…

「コミックじゃないからwebは関係ないや…」と諦めるのはまだ早い!紙の本の売上に迫る勢いで急成長する、韓国のウェブ小説市場2…

2013年、100億ウォン(約10億円) 2018年、4000億ウォン(約400億円) 2020年、6000億ウォン(約600億円) 2013年に約10億円台だったweb小説市場が、2020年に60倍の約60…

「これくらいは大丈夫」と思ってる人が一番危ない…厳格化する著作権違反!読み聞かせもアウト、見逃しは無くなる!?「ブロンズ…

著作権違反についてはけっこう「見逃され」が多かったんですが コミックがIPビジネス化していく中でどんどん取り締まり強化されてきました。 そして児童書も「厳しい」方向…

書籍全ジャンル不調!2022年3月/書店1587店売上ジャンル別前年比較調査【日販調べ】

参考:週刊誌は3か月連続で好調も、全体では89.2%:店頭売上前年比調査 2022年3月【日販調べ】https://note.com/nippan_tsushin/n/n8bc0bf7e9ef4

「みんな薦めるけど、ほんとに効果ある?」よくある質問1位:ランキングのために書店やAmazonで大量購入すべきか

今回は個別コンサルやオンライン相談で一番多い 「ランキングのために書店やAmazonで大量購入すべきか」について解説と 「どうせやるなら」もっと良い方法をご紹介します。…

【本のランキング2022年3月】※日販調べ

3位に人気沸騰の「あの本」が登場! この時期売れる本と、年間通して売れる本が浮き彫りに。

【本を出版する方法9】

どうやって編集者に企画書を見てもらえばいいのか?本の企画書が出来上がったら、いよいよ編集者に見てもらう段階です! ある意味ここが一番難しいですよね、企画書つくる…

書きたい気持ちは大事だが、自分と向き合わない本は売れない

今回は自分の中の「書きたい気持ち」の扱い方についてお伝えします。 <こんな人におすすめ> ・本を書きたい気持ちがとても強い人 ・こだわりを守るべきか、手放すべきか…

【本を出版する方法8】メリットしかない!出版するならSNS・ブログをやるべき理由5つ【出版につながるフォロワー数も公開】

「本の出版方法」を解説する動画シリーズその⑧ 「SNS・ブログ」編です。 出版に欠かせないSNS・ブログ 「やらなきゃな」「やった方がいいんだろうな」と思いつつも 「め…

批判していい人、ダメな人

売れてるものをバカにする人間は、売れるものを作れない。

これは自分の経験則からも間違いないと確信します。

批判は悪ではないでも「売れてるからダメ」という批判は悪ですが、「批判」そのものは「悪」ではないと考えています。

「批判」は悪口ではないですし、対象が売れてるか売れてないかも関係なく問題ないです。

ただいくつかの条件、言うなれば「批判する資格」があると考えています。

世の中には、例えば

もっとみる

本を出版しやすい職業・業種を解説

今回は本を出版しやすい仕事・業種をご紹介します。

<こんな人におすすめ>

自分の経験が本になるのか気になる人

本を出しやすい職種や業界について知りたい人

出版しにくい仕事の人はどうすればいいのか気になる人

本を出版しやすい仕事・業種はあるのか?

はっきり言うとあります。

逆に言うと「本にしにくい業種・職種」の方が実際にいて、専門性の高い特殊な仕事についている方などは、めちゃくちゃ面白

もっとみる
母の日が「買えない思い出」にならないように

母の日が「買えない思い出」にならないように

5/8(日)「母の日」は娘と近所のお花屋さんへ。

案の定、超満員で、お店もいつもよりスタッフ増やして対応されてましたが、とてもさばききれない様子。

特にアレンジメントが2時間以上待ちで、3本程度の花束ならすぐ買えるのですが、それ以上になってくるとかなり厳しい。

仕方なく、既製品を買うか、お母さんの好きな花を妥協するかになってました。

とくに若い男性が、そういうことになっていて、ちょっとかわ

もっとみる
出版マーケティングにおける、コスパ最強の販促物は「地味なアレ」

出版マーケティングにおける、コスパ最強の販促物は「地味なアレ」

今回は本の販促物の中で、POPやチラシより使ってもらえる可能性の高い、コスパ最強の販促物をご紹介します。

こんな人におすすめ

POPやチラシを作った(作ろうと思っている)人

本の販促物で何が一番書店さんに喜ばれるか知りたい人

逆にPOPやチラシを有効活用する方法を知りたい人

著者さんから「本の販促アイデア」についてのご相談をよく受けます。

その中でも「POP」や「チラシ」をつくろうと思

もっとみる
若手・新人作家が出版社のリスクも負担させられている?「電子化」がもたらした功罪【出版ニュース解説】

若手・新人作家が出版社のリスクも負担させられている?「電子化」がもたらした功罪【出版ニュース解説】

出版ニュース要点まとめ

電子書籍の売上は伸びている

紙が売れる人は電子も売れるので問題はない

新人や若手は「電子のみ」で出版の人も多い

電子は紙と違い「実売」印税ケースがほとんど

つまり…

参考:漫画家・赤松健に聞く海賊版ビジネスの課題 電子化がもたらす若手作家への功罪とは

みずほ銀行の提言!日本の出版社・コンテンツ企業は「ディズニーになれ!」【出版ニュース解説】

みずほ銀行の提言!日本の出版社・コンテンツ企業は「ディズニーになれ!」【出版ニュース解説】

コンテンツ産業の「強みの源泉」は、改めてこういう風に定義してもらえると、見えてくるものがあった。

いかに一般書の「ヒット作の展開数」が少ないか分かる。
この辺は週刊誌を見習う方が良いのだろうと思います。
あと海外新聞社のサブスク

参考:コンテンツ産業の展望 2022~日本企業の勝ち筋~みずほ産業調査Vol.69 https://www.mizuhobank.co.jp/corporate

もっとみる
たった2つのミスが、あなたの本を一瞬で陳腐化する!「はじめに」「見出し」で使ってはいけない〇〇

たった2つのミスが、あなたの本を一瞬で陳腐化する!「はじめに」「見出し」で使ってはいけない〇〇

今回は「見出し」や「はじめに」で初心者がやってしまいがちな2つのミスに失敗について紹介します。

<こんな人におすすめ>

本の「見出し」や「はじめに」で失敗したくない人

ブログのタイトル等をもっと面白くしたい人

読者に「ありきたり」だと思われたくない人

かなり面白い企画なのに、「見出し」や「はじめに」でスベり散らかしているものがけっこうあります。

タイトルやコンセプトが良いだけに、すごく

もっとみる
何の肩書・実績もない人が、ゼロから本を出版する方法4ステップ

何の肩書・実績もない人が、ゼロから本を出版する方法4ステップ

今回は実際にご相談頂いた「肩書ナシ、実績ゼロ」からどうやって出版していくと良いかの話をご紹介します。

<こんな人におすすめ>

まず本を書いてそれを実績にしようと考えている人

フォロワー集めるにも「肩書や実績がないと厳しい」と感じている人

西浦が伝説的プロデューサーのG氏に言われたアドバイスを知りたい人

著者さんから実際にいただいたご相談の中に「肩書も実績もないがどうすれば出版できるか」と

もっとみる
「コミックじゃないからwebは関係ないや…」と諦めるのはまだ早い!紙の本の売上に迫る勢いで急成長する、韓国のウェブ小説市場20万人【出版ニュース解説】

「コミックじゃないからwebは関係ないや…」と諦めるのはまだ早い!紙の本の売上に迫る勢いで急成長する、韓国のウェブ小説市場20万人【出版ニュース解説】

2013年、100億ウォン(約10億円)

2018年、4000億ウォン(約400億円)

2020年、6000億ウォン(約600億円)

2013年に約10億円台だったweb小説市場が、2020年に60倍の約600億円に伸びた。

7年で60倍伸びるんなら日本でも可能性あるんじゃないかと思うんですよ。

文春さんとかオンラインメディアは、1記事10円台の低額課金モデルでもビジネスされてて類似ポイ

もっとみる
「これくらいは大丈夫」と思ってる人が一番危ない…厳格化する著作権違反!読み聞かせもアウト、見逃しは無くなる!?「ブロンズ新社の公式見解」、コミック・児童書と来て一般書はどうなる?【出版ニュース解説】

「これくらいは大丈夫」と思ってる人が一番危ない…厳格化する著作権違反!読み聞かせもアウト、見逃しは無くなる!?「ブロンズ新社の公式見解」、コミック・児童書と来て一般書はどうなる?【出版ニュース解説】

著作権違反についてはけっこう「見逃され」が多かったんですが
コミックがIPビジネス化していく中でどんどん取り締まり強化されてきました。
そして児童書も「厳しい」方向で動き出したようで、見逃し減っていくと思います。

曖昧な人は引用ルールの確認等した方が良いかも。

参考:【大切なお願い】著作権法違反についてhttps://staffroom.hatenablog.com/entry/2020/04

もっとみる
「みんな薦めるけど、ほんとに効果ある?」よくある質問1位:ランキングのために書店やAmazonで大量購入すべきか

「みんな薦めるけど、ほんとに効果ある?」よくある質問1位:ランキングのために書店やAmazonで大量購入すべきか

今回は個別コンサルやオンライン相談で一番多い
「ランキングのために書店やAmazonで大量購入すべきか」について解説と
「どうせやるなら」もっと良い方法をご紹介します。

<こんな人におすすめ>

出版社から書店買取を提案された人

「アマゾンキャンペーンってよく聞くけど、効果はあるの?」と気になる人

最も効果の高い「購入方法」を知りたい人

毎週、著者さんから出版に関していろんな相談を受けてい

もっとみる

【本のランキング2022年3月】※日販調べ

3位に人気沸騰の「あの本」が登場!

この時期売れる本と、年間通して売れる本が浮き彫りに。

【本を出版する方法9】

どうやって編集者に企画書を見てもらえばいいのか?本の企画書が出来上がったら、いよいよ編集者に見てもらう段階です!

ある意味ここが一番難しいですよね、企画書つくるだけなら一人でできるけど、
実際にそれを編集者に見てもらうためには、

1、連絡を取る
2、興味を持ってもらう
3、実際に会ってもらう、あるいは企画書を送って見てもらう

という段階を経てようやく見てもらえるわけなので。

今回は人脈ナシ

もっとみる

書きたい気持ちは大事だが、自分と向き合わない本は売れない

今回は自分の中の「書きたい気持ち」の扱い方についてお伝えします。

<こんな人におすすめ>
・本を書きたい気持ちがとても強い人
・こだわりを守るべきか、手放すべきか悩む人
・超有名漫画家が「一生分お金を稼いでもなお、新連載する理由」を知りたい人

本を書きたい人には「こんな本を書きたい」というイメージがあるじゃないですか。

もちろん実際にそういう本が書けるかどうかは、ニーズがあるか、自分に著者と

もっとみる

【本を出版する方法8】メリットしかない!出版するならSNS・ブログをやるべき理由5つ【出版につながるフォロワー数も公開】

「本の出版方法」を解説する動画シリーズその⑧
「SNS・ブログ」編です。

出版に欠かせないSNS・ブログ
「やらなきゃな」「やった方がいいんだろうな」と思いつつも
「めんどくさいな」とサボりがちな人が多い、SNS・ブログ。

しかし著者にとっては本当にメリットしかありません!
出版するなら絶対にやっておいた方がいいです。

「なぜ面倒でもやるべきなのか?」

理由がはっきりしていた方が頑張れると

もっとみる