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\アカン!と思ったら観客の力を借りる/

人前で話をする時に頭が真っ白になって、「ああこれダメだ」「どうしよう」って言葉に詰まっちゃう時ありますよね。

今日ね、実はまさにアカン!っていう体験をしたんですよ。
そこで使った解決法をお話しますね。



①落ち着いたイベント

私はこの仕事が長いので流石にあまり緊張しませんが、困ることは多々あります笑 やっぱり本番って思いもよらないことが起きます。

今日は漫画家の先生のトークイベントの司会でした。インスタで18万2000人のフォロワーがいらっしゃるモチコ先生を筆頭に、川口真目先生、シロシオ先生、ファシリテーターのtica ishibashi先生と、4人の先生が後登壇。

・絵を仕事にするっていうのはどういうことか?
についてお話しされました。

司会の役割の一つに
・会場を盛り上げ
・堅苦しくならず
・片肘張らず話せる空間を作る
ということがあります。

ところが今日は会場がね、カチン・コチーンと凍りついていたんです。
お客様も緊張されていたのでしょう。

そこでなんとか先生たちが話しやすい空気を作りたいなと、お客様の力を借りて、「2つ」のことをしました。

②アクションをもらう


まず、皆さんからアクションをもらいます。

「今日大阪市内からいらっしゃった方、どれぐらいですか? では京都からは?神戸からの方は?」

また、阪急電車さんが主催のイベントでしたので
「阪急電車でこられた方はどれぐらいいらっしゃいますか?」と、 会場に聞きます。

阪急利用者は、会場の2割くらいでしたが、
「さすが、全員阪急でお越しですね!ありがとうございます。」と、そこでちょっと笑いを取るんです。

「お客さんイジリ」って言いますが、皆さんに投げかける。
このやりとりで、みんなが一緒になって作っている会場の一体感が生まれるんです。

③インタビューする


そして、2つ目が本当にインタビューして聞くっていう方法です。

さらに盛り上げたいなっていう時、私は会場におりて行きます。お客さんにマイクを向けて聞くんです。

そうすると、お客様は必ず答えてくれます。急にマイクを向けられて困るだろうに、「(会場のために)お願いします」というと、 共犯者みたいになる。
「よし、会場を私が盛り上げなくては!」と協力してくださるんです。

実は今日、それがものすごく上手くいきました。

会場にね、中学生の女の子が2人来られていたんです。大人の中に、可愛らしいお嬢さんが2人。目立っていたので思わずマイクを向けたら、
「私、イラストレーターになりたいんです!」 と。

すると隣にいたお嬢さんが、
「私はこの子の姉です。妹が将来イラストレーターや漫画家として活躍したいって言ってるので、妹を応援したくてここに来ました。

実際に活躍している先生たちのお話を聞けば、将来、妹をバックアップできると思うからです!」って、なんと姉妹が将来の夢を語ってくれたんです。


その瞬間、それまでなんとなく遠慮がちだった会場が、一気にギュッと一つになりました。

「 えー!そんな素敵な姉妹が来てるの?これはいいね。子供たちの夢を応援したいよね。」って周りの大人たちが一致団結したんですね。

私たちは人前で困ると「自分でなんとかしなきゃ」って焦ってしまいがちですね。でも、困った時ほど、見ている相手、お客様相手に投げるのがコツです。

そうすると、相手が素晴らしい話題を提供してくださいます。今日はまさにそう。私にはできない最高のエピソードを中学生の姉妹が提供してくれました。

今日は少し上級編。
大勢の前で緊張して真っ白になった時は、自分だけで解決せずに聞いている相手の力を使うという手もあるんだよ。というお話でした。


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