セイコーマートの顧客満足度
セイコーマート
まずは、「顧客満足度日本一」にもなった、セイコーマート。
創業は1971年8月で「株式会社セコマ」が運営しています。
2024年6月末では、1,191店になります。
この「顧客満足度日本一」は!どこからくるのでしょうか。
①北海道内は大手コンビニが出店しないような過疎地にも積極的に出店
市の補助金で、「買い物難民」と言われている地域(少子高齢化課題もあり、数百世帯がターゲット)
にもセイコーマートが出店しております。また、その地域のインフラの役目も担っている。(電気・水道・ガスの支払いや、コンビニATM、ゆうパック、北海道では燃えるゴミは有料であるので、ゴミ袋であったり)
②「ホットシェフ」(店内調理)の存在
1994年からスタートし、作りたてのおにぎりやカツ丼を食べることができる。また種類も多くリピーターもいるため、コンビニの域を超えているとも言える。「安さ」「良い商品」という点でも顧客エンゲージメントは高い。
今後は、どの店舗でも同じ味を提供できる仕組み作りに取り掛かるのではないか。
③北海道産のスイーツ
北海道産のメロンと牛乳を使った北海道メロンソフトであったり、北海道牛乳ソフト・北海道牛乳モナカ・大福・どら焼きなど。セイコーマートでなければ商品化できないものがある。
④豊富な惣菜
小分けしており、この分リーズナブルで提供しております。種類も豊富であり、「塩さば焼き」・「チキンたっぷりぺペロンチーノ」・「煮玉子」・「山菜のきんぴら炒め煮」などがあります。ご飯だけ炊いておけば、困らないような種類になります。
⑤PB商品/PB飲料
北海道産にこだわったプライベートブランド商品であり、他のコンビニではお目にかからない食べ物・飲み物があったりします。例えば、「増毛町産の洋なし」であったり。それが商品化し、「Secoma 増毛町産の洋なしソーダ」としてお店で売られることになります。
JAるもいの協力で北海道増毛町産の洋なしを供給します。
また工程としては、セコマグループである「ダイマル乳品」で搾汁・加工し、また同じくセコマグループの 「北潤ボトリング」にてソーダとして商品化しました。
⑥セコマグループである
ただ小売をしているわけではなく、「原料生産と製造」「物流とサービス」も含め3つの事業で成り立っている。そのためこだわりは他のコンビニよりは強く、セイコーマートのブランドや配送物流センターを持ったりと。
⑦災害でも強い
マニュアルが備えており、2018年の北海道胆振東部地震でも、停電にはならず、車を使って最低限の電源を確保して営業を続けた。
※災害用配備の非常用電源キットを自動車のシガーソケットからの電源で店舗のPOSレジ等へ供給することにより営業継続することができた。
2019年時には、日産自動車と協定を結び災害時における電力供給できる仕組み作りを用意。