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『Think right』を読んで思ったこと

皆さんお疲れ様です。
前回に読んだ『Think clearly』と同じ著者
ロルフドベリさんの『Think right』を
読みましたので感想などをお話します。2冊目!

前回の記事↓↓↓

まず今回の『think right』は宣伝文の通り
思考の落とし穴』というのがポイント

人間は誰しも直感で従ったり考えたりする生き物だがその考えは本当に自分で出した答えなのか?

まさに思考の落とし穴にハマらず
より良い選択をするための思考本だ。

今回も前回と同じような面白いトピックや
思ったことを書いてみます。ということなので

まず率直な感想は

今回は当たり!!
話は難しいけど面白い
人間思考の盲点がたくさん見つかる

読んで気づいてみればこんな考え方する!!だったり
これは本当の自分の答えではなかったんだ!

と気付かされるような内容がたくさんでした。

そういったワナに実は私たちは知らないうちに
ハマっていたりしているんだと再確認出来た。

実用的でシンプルな本です。

私が面白いと思ったトピック

なぜ『悪いこと』は『いいこと』
より目につきやすいのか?

要約すると悪いことはいいことよりも重要ということ
人間がこうなりたいよりもこうなりたくないというような考え方と同じだと思う。

例えば会社の社員と立場からすれば
冒険や挑戦しないのは意味がある行動と言えます。

プロジェクトが上手くいっても貰えるのはせいぜい
ボーナスが少し貰えるだけで

失敗すれば仕事そのものを失いかねない
こう考えるとリスクは取らない

社員が成功して得られるものよりも
失敗して失うものの方が大きい

部下にチャレンジ精神が欠けている
思う上司のあなたは少し気持ちが
わかるのでないでしょうか?
悪いこと>良いこと  ネガティブ>ポジティブ

子供は失敗して学ぶと言われますが
若手社員にも子供と同じとは言えなくても
これくらい寛容であると嬉しいですね

時期が迫っているほど、
目先の利益に気を取られる

まさによく自己啓発本で目にしたことは無い
今この瞬間を楽しむ』『人生楽しんだもん勝ち』
という言葉の罠だ。

人間は常に目の前にあるものに
いちばん価値を感じる

『1年後に10万円貰う』のと
『1年1ヶ月後に11万円貰う』

どちらを選ぶ?

ほとんどの人が後者を選ぶだろう
逆に

『今日10万円貰う』のと、
『1ヶ月後に11万円貰う』になると

多くの人は『今日10万円貰う』の方を選ぶ

最初の質問のケースは
既に1年待ったんだからもう1ヶ月くらい待てる

2問目は違う
期限の到来する時期に
よって矛盾した判断をしてしまうのだ

有名な実験の話がある

YouTubeで見れるなら検索して見てほしい
『マシュマロテスト』というものだ

子供の目の前にマシュマロを置き
『すぐ食べてもいいけど5分まったらもうひとつマシュマロをあげる』と伝えどちらを選ぶかというものだ

実験の結果は
食べずに待っていられた子供は少なかった。

その数少ない我慢出来る子はその後
職業上で成功を収める結果も出た

ただこの実験には誤りがあるという噂が
※ここからは本に無い情報です

この実験結果はわかったと思うが
それよりも実は重要なのは

その子供の家庭環境という声も出ている
親の教育にも関係しているのだ

例えば環境が悪いと親からも嘘をつかれる
これを知った上でマシュマロテストをすれば
『5分待ってもうひとつ貰えるのは嘘かもしれない』という疑問を自然に子供は考えるからだ

一方しっかり環境がある子供は
しっかりと人を信じることができる

この時点でこのマシュマロテストは事前に子供の家庭環境も調べてそこも分けて行う方がよりわかりやすい実験結果になるだろうと今考える人が多いようだ。

人は簡単に信者になる

ひとつの観察結果を見ただけで、
それかいつも当てはまると結論づける傾向がある

まず株価の予想を10万人にメールで送る
半数には、来月の株価は上昇すると予想し、
残りの半分には下落を予想する

1ヶ月後、株価が下がったとする
ここで再びメールを送る

ただし今回は
前の月に株価は下落すると
正しい予想を送った人達5万人にだけメールをする

この5万人を再びふたつのグループに分け
片方には来月の株価は上昇する
もう片方には下落するとメールをする

こうして続けていくと、10ヶ月後には
正しくアドバイスし続けた100人が残る

この100人にとっては、あなたが英雄だ。
信者ができあがり

自分自身の財産を全て委ねるまで信用しているので
その財産貰ってどこかに逃げればいい

こういう詐欺はよくある。

私たちは飛行機が飛ぶのは当たり前だと思っているし
自分の心臓は明日も動くと思っている

確信できるものは全て一時的なものでしかない
ベンジャミン・フランクリンはこう言葉を残している。

この世で確かなものがあるとすればそれは、
死と税金だけだこの2つは避けては通れない

どんな本だったか

今回は3つを上げたが
もっと書きたいくらい面白い人間の誤った思考や
心理をたくさん知ることができました

前回の『Think clearly』では納得できない部分が沢山あったが今回の『Think right』は評価がひっくり返るほどの面白さだった

この本を読めば今まで直感で動いていたものが
より考えるようになりより良い選択というものが
できると同時に人生の視野の幅も広がりそう

23歳でこの本に出逢えたのはなかなか幸運だと
大袈裟に聞こえますが本心で話しています。

実はこの『Think right』は復刊で本の本が
『なぜ間違えたのか』という本のリメイク版です。

私はもちろん『Think right』の方をおすすめしますが
気になる方は読んでみてください!!

既にThink シリーズの3冊目
『Think smart』を読んでいます

近日記事にして出せればいいなぁと思います。

下にリンクを張っておきます。

桜吹雪さん

Think right 誤った先入観を捨て、よりよい選択をするための思考法

なぜ、間違えたのか?

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