マガジンのカバー画像

学び

31
運営しているクリエイター

#販売スタッフ

「歯車は一方は右に回り、もう一方は左に回ることでエネルギーを生んでいる」 =役割を果たす事は他人と同じことをすることではない=

「歯車は一方は右に回り、もう一方は左に回ることでエネルギーを生んでいる」 =役割を果たす事は他人と同じことをすることではない=

2015年、僕が転職するにあたり、社長からは「売り上げをあと20%あげて欲しい」と言われました。

僕は3倍にしたいと応えたら、社長からはそこまでは無理だし、欲は出さなくて良いと言われたのは覚えています。

限界なんて自分が決めるものだろうし、20%増なんて努力がなくてもすぐに達成できる数値です。

僕の3倍計画がスタートしたのですが、最初の半年くらいは思うように数字が伸びてきませんでした。

もっとみる
「シフトはマネージャーが指導しているかが顕著に現象として表れる」=形式知よりまずは暗黙知=

「シフトはマネージャーが指導しているかが顕著に現象として表れる」=形式知よりまずは暗黙知=

シフト作成と休み希望について。

(店長・サブ含む)マネージャーは常に指導し、スタッフは常に意識している状態が本来の姿です。

形を見せて管理するのではなく、皆が意識して管理しなくても良い状態にする、です。

シフトは、マネージャーが常に指導しているかが顕著に現象として表れます。

スタッフが変な休みを入れたりするのは実はマネージャーの日常の接し方次第です。

形式知よりまずは暗黙知。

形式知に

もっとみる
【フェスからタウンユースまで】今すぐ取り入れたいアウトドアファッション=サスティナブルファッション=

【フェスからタウンユースまで】今すぐ取り入れたいアウトドアファッション=サスティナブルファッション=

最近、サスティナブルファッションが注目されています。

サスティナブルファッションとは、衣類の生産フローから廃棄までの一連の過程において持続可能であることを目指す取り組みのことを言います。

アウトドアブランドは、登山やクライミングといった自然相手に使われることを目的として作られているので、地球を守っていくといった環境に配慮したモノ作りからスタートしています。

まさにSDGsゴール12にある「つ

もっとみる
『そもそもアパレルの販売スタッフって長く続けられる仕事ですか?』 =販売は終わりではなく始まり=

『そもそもアパレルの販売スタッフって長く続けられる仕事ですか?』 =販売は終わりではなく始まり=

新型コロナパンデミック宣言後、店側はモノの売り方が大きく変わってきています。

まず、プロパー時期にもかかわらず割引販売が目立つようになりました。 

これは、苦しい時期だからこそ少しでもお客様の負担が軽減されればという思いからの動きであります。

お得な買い物をすることでストレス発散のお手伝いになればという思いや、新しい服に袖を通した時の幸福感を一人でも多くの方に味わっていただきたいという思いな

もっとみる
「大きいサイズ」だと表現がダイレクトすぎるから「ゆったりサイズ」に変更した方がいいの?

「大きいサイズ」だと表現がダイレクトすぎるから「ゆったりサイズ」に変更した方がいいの?

「大きいサイズ」POPだと表現がダイレクトすぎるから「ゆったりサイズ」POPに変更した方がいいのか?

例えば三越は大きいサイズズバリです。

どの店も基本の表記はほとんど大きいサイズです。

ということは、大きいサイズの人はこちらが考えるほど抵抗がないと言えるでしょう。

慣れていると考えられます。

ゆったりは逆に紛らわしいと言えるかもしれません。

レギュラーサイズの人がそれを見たら、最近多

もっとみる
ニーズとウォンツ

ニーズとウォンツ

ニーズとは、必要性です。

今日はトンカツにするから豚肉が必要なので買う、寒いからコートが必要なので欲しい、これらはニーズ。

必要性があるから買おうとする事。

つまり自分で欲しいものをすでに理解している。

それとは違い、ウォンツとは元々必要もないのに、急に欲しくなって買いたくなること。

本能的で感情的。

何が欲しいかわからない状態。

衝動買いはウォンツです。

薄手のインナーが欲しいと

もっとみる
『アパレルが念仏のように唱える売れ筋なんてもうない!』 =トレンドは自分たちで作る=

『アパレルが念仏のように唱える売れ筋なんてもうない!』 =トレンドは自分たちで作る=

アパレル業界では、みんなが売れ筋を追いかけたがります。

正に激戦のレッドオーシャンです。

テキスタイルメーカーが競合と同じ生地をアパレルメーカーに推奨するので、そうせざるを得ない仕組みも一つの問題点です。

結果として、トレンドだけを追い求める企業は衰退しています。

これではテキスタイルメーカー・アパレルメーカー共倒れです。

先を見ていないと、判断を誤ってしまいます。

トレンドというテー

もっとみる
『アパレルのエリアマネージャーって普段どんな仕事をしているの?』 =他者を通じて結果を出す=

『アパレルのエリアマネージャーって普段どんな仕事をしているの?』 =他者を通じて結果を出す=

ショップスタッフにとって、エリアマネージャーは憧れのポジションと言えるでしょう。

マネージャーは長く勤めていれば誰でもなれるわけではなく、競争を勝ち抜いたヒトだけに与えられる役職で、一般社員を指揮・統制する管理職であることから社会通念として位は高いほうと言えます。 

エリアマネージャーはショップ・ストアの管理や統括がメイン業務となるので、ショップスタッフからキャリアをスタートしたヒトにとってシ

もっとみる
【ファッション業界って色んな会社に転職してより多くの経験を積んだ方がいいの?】=アパレルほど人をキレイに、そして幸せにする仕事はない=

【ファッション業界って色んな会社に転職してより多くの経験を積んだ方がいいの?】=アパレルほど人をキレイに、そして幸せにする仕事はない=

アパレルを含む小売業の新入社員の3年後の定着率は66%と業種別ランキングで最も低い結果が出ています。

定着率とは、企業に残っている社員の割合のことを言います。

アパレルはトレンドを発信し続けるクリエイターが集う業界なので、移り変わりが早いのはある意味当然のことと言えるかもしれません。

出典:東洋経済オンライン

離職率も38.6%と多いのですが、入職が多いのもまた事実です。

離職率が前年比

もっとみる
考え方のベクトルを変えてみる

考え方のベクトルを変えてみる

コロナ禍、アパレルの販売スタッフは現状少ない人数でしばらく回さなくてはいけなくなっています。

店長やスタッフはとにかく数にこだわりますが「質は数をも凌駕します。」

少ない人数でも頑張る事で生産性はあげる事ができますし、逆に負荷をかけないと生産性を上げる事は出来ません。

それどころか慣れもあるので退化していきます。

例えばがんばるタイム。

どこかの化粧品会社の取り組みですが、その時は一切周

もっとみる