じゃみまる

薬剤師&ハーバルセラピスト セルフメディケーションを支援します💟 ハートフルで…

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薬剤師&ハーバルセラピスト セルフメディケーションを支援します💟 ハートフルでウェルビーイングな生活に役立つ情報と、趣味の読書で得られた気づきをnoteに綴っていきます。

マガジン

  • ウェルネスな生き方〜これから求められるもの〜

    ウェルネスは健康を基盤としてより生きやすくするための概念。健康に気をつけていても幸福感が足りないと感じているあなたに必要なものです。  ここでは、ウェルネスとはどのようなものか、何をすれば幸福感を高められるのか、といったことを学んで記録していきます。

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固定された記事

やりたいことリスト

5年以内にやりたいことを挙げてみたいと思います。 瞑想のっけから「今すぐやってみなはれ」というツッコミが聞こえそうですが、極めたいんです。マインドフルネスと瞑想…

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読書日記『WHITE SPACE』ジュリエット・ファント著

仕事も人生も常にフル回転している人にはこの本が必要だろう。 働きすぎてしまう3つの要因 それは、 ①欲ばり もっとできるはず、もっと持てるはずというのは幻想にすぎな…

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脳のために運動だ

アンデシュ・ハンセンのベストセラー、『ストレス脳』と『運動脳』を続けて読んだ。 不安やうつは脳が正常に防御してくれているからに他ならない。でも、ストレスが過剰に…

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読書日記『限りある時間の使い方』

人生はたったの4,000週間。 こんな気づきから始まる「自分の時間」の考察である。  著者オリバー・バークマンは、それまでタイムマネジメントにどっぷりはまり込んでいた…

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私は一つではない

対人関係ごとに複数の「本当の自分」がある。 自身を肯定できる新たな人間関係が未来にある。 世界も私も、一色ではない。 夏休み明けに周囲との関係を憂いて登校できない…

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読書日記『ショートカット思考』グレイス・ローダン著

みなさんは「なりたい私」を思い描いているだろうか。 今よりずっと上昇したところにいる自分を 「MEプラス」という。 MEプラスになるためには行く手を阻むものを一つずつ…

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読書日記『鎌田式健康手抜きごはん』鎌田實著

顔を晒しました。 といっても加工してます。 加工技術のスキルアップも自己投資の一つですから(苦しい言い訳、要するに盛ってます)。 さて、本日の読書日記。 これも読…

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読書日記『復活への底力』出口治明著

運命を受け入れ、前向きに生きる やっぱりすごい人だった。 APU学長就任中脳卒中で倒れ、右半身麻痺と重度の失語症。 もはや復職はおろか、日常生活もままならないと誰も…

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読書日記『人間の品性』下重暁子著

品性というのは、個人の意志だと思った。 従順なだけでは生きていても美しくはない。 勁さ(つよさ)が必要。 下重暁子の本には毎回唸らされる。 そして、こんなふうであ…

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読書日記『絶対悲観主義』楠木建著

心配するな、きっとうまくいかないから こういう心構えっていいのかもしれない。 そもそも期待するからがっかりするのであって、はじめから想定内だったと思えば気持ちは…

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読書日記『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン

どんな苦境でも冷静にやりすごす。それは彼女が育った特殊な環境のせいなのか、まるで石か雲のようにその場の景色を作っているみたいな女性の物語だった。 アルコールを買…

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暑いにもほどがある(京都)

今日は清水寺の近くで仕事です。 普段車で移動し、時間があればショッピングモールの駐車場でお茶飲んだり涼をとれる生活ですっかり甘やかしてました。 京都市内を歩いて…

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日本抗加齢医学会学術総会に参加

6月17日から6月19日までの期間開催となる日本抗加齢医学会学術総会初日に参加してきました。 去年と一昨年はオンライン参加でしたが、今年は行けそう、行っちゃう?と半ば…

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読書日記『新聞記者、本屋になる』落合博著

本屋になる方法が書いてあるのだと思いました。 憧れますもんね。本好きにとって夢の国。 これは、安定していた新聞社の仕事を定年前に離れ、本屋を始めた男の記録です。…

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ドライアイの薬がドライアイに使えないってどういうことなのよ

今日はちょっとしたボヤきです。 ドライアイの薬の一つである「ヒアレイン点眼液0.1」が今年スイッチOTC化して薬屋さんでも買えるようになりました。 買おうとしてレジに…

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『ゆらぐ be with light』アートに触れる

京都で仕事中、次の訪問先まで時間ができたので、アート鑑賞してきました。 鴨川のほとりにさりげなく建てられた kōjin kyoto 光。 速度を変える 角度を変える 時空を…

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やりたいことリスト

やりたいことリスト

5年以内にやりたいことを挙げてみたいと思います。

瞑想のっけから「今すぐやってみなはれ」というツッコミが聞こえそうですが、極めたいんです。マインドフルネスと瞑想の良さを多くの人に伝えたい。

エルボリストリ(薬草専門薬局)欧州では植物を使って不調を治すという文化があります。フランスではエルボリストリという薬草専門薬局が植物の力を使ったフィトセラピーを行なっています。その手助けをするのが植物療法薬

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読書日記『WHITE SPACE』ジュリエット・ファント著

読書日記『WHITE SPACE』ジュリエット・ファント著

仕事も人生も常にフル回転している人にはこの本が必要だろう。

働きすぎてしまう3つの要因
それは、
①欲ばり
もっとできるはず、もっと持てるはずというのは幻想にすぎない

②同調圧力
まわりに合わせると仕事はどこまでも忙しくつらくなり、ストレスに満ちていく

③無駄遣い
価値の低い仕事に縛られていないか?

人にはもっとゆっくり考える時間が必要だ。
もっと言えば考えることすらしなくてもいい空間と時

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脳のために運動だ

脳のために運動だ

アンデシュ・ハンセンのベストセラー、『ストレス脳』と『運動脳』を続けて読んだ。

不安やうつは脳が正常に防御してくれているからに他ならない。でも、ストレスが過剰になるとオーバーフローしてしまうからストレスを受けすぎないように意識することは大事だ。

孤独もよくない。どの程度の孤独で苦痛を感じるかは人それぞれだが、もともと人は社会の中で人と関わり合って生きている。SNSは孤独の解消にならない。

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読書日記『限りある時間の使い方』

読書日記『限りある時間の使い方』

人生はたったの4,000週間。

こんな気づきから始まる「自分の時間」の考察である。 
著者オリバー・バークマンは、それまでタイムマネジメントにどっぷりはまり込んでいた。それなのに、やらなければならないタスクはどんどん積み上がり、自分の時間がなくなりストレスが溜まる。
もしかしたらタイムマネジメントなんて意味がないのでは…

生産性、効率化ツールは自分を縛る呪いであると知れば、自分の可能性を過度

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私は一つではない

私は一つではない

対人関係ごとに複数の「本当の自分」がある。
自身を肯定できる新たな人間関係が未来にある。
世界も私も、一色ではない。
夏休み明けに周囲との関係を憂いて登校できない子どもたちに向けたメッセージ。

もちろん、大人にもあてはまる。
多くの場合、自分の人生すべてが辛いのではなく対人関係ごとに辛かったり苦しかったりする。

そんな人がいたら、理由を問いただすのではなく、まずは思いを受け止めることが大切だと

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読書日記『ショートカット思考』グレイス・ローダン著

読書日記『ショートカット思考』グレイス・ローダン著

みなさんは「なりたい私」を思い描いているだろうか。
今よりずっと上昇したところにいる自分を
「MEプラス」という。

MEプラスになるためには行く手を阻むものを一つずつ取り除いていかなくてはならない。
行く手を阻むもの、それは自分の中にあるさまざまなバイアスだ。

この本は最短で「MEプラス」になるための行動経済学が詰まっている。
そのステップは6つ

1.最短で目指したい「目標」を定義する

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読書日記『鎌田式健康手抜きごはん』鎌田實著

読書日記『鎌田式健康手抜きごはん』鎌田實著

顔を晒しました。
といっても加工してます。
加工技術のスキルアップも自己投資の一つですから(苦しい言い訳、要するに盛ってます)。

さて、本日の読書日記。
これも読書と呼んでしまうと世界の読書家からお叱りを受けそうですが、予想以上によかったので紹介します。

ごはんは食べるために必要です。
作るのはさほど苦ではありませんが、献立を考えるのは死にたいほど面倒です。
さらに適切に栄養をとることなんて考

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読書日記『復活への底力』出口治明著

読書日記『復活への底力』出口治明著

運命を受け入れ、前向きに生きる

やっぱりすごい人だった。
APU学長就任中脳卒中で倒れ、右半身麻痺と重度の失語症。
もはや復職はおろか、日常生活もままならないと誰もが予想したが、出口さんは違った。

大分に戻って単身赴任をし、天空(APU別府)で学長に復職する。
そんな無茶とも言える目標を掲げ、リハビリに励んだ日々の記録。
リハビリに携わった医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を巻き込んで一

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読書日記『人間の品性』下重暁子著

読書日記『人間の品性』下重暁子著

品性というのは、個人の意志だと思った。
従順なだけでは生きていても美しくはない。
勁さ(つよさ)が必要。

下重暁子の本には毎回唸らされる。
そして、こんなふうでありたいと憧れる。
ずっと仕事を続けてきたからこそ、言えることば。
自分のことは全て自分で決める潔さ。

品性はそんな明確な意志の女に宿る。
それは近頃見かけなくなった臈たけた女。
(ろうたけたひと)

つまらないことにくよくよするくらい

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読書日記『絶対悲観主義』楠木建著

読書日記『絶対悲観主義』楠木建著

心配するな、きっとうまくいかないから

こういう心構えっていいのかもしれない。

そもそも期待するからがっかりするのであって、はじめから想定内だったと思えば気持ちは楽になる。

うまくいかないのが普通だという考え方は哲学の中にもあった。なるほど納得なのだが、自分が想定内だと腹落ちしても周囲と比較したり他人の目を気にしたら意味がない。

人の目を気にしない、これがツボなんじゃないかと思った。

楠木

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読書日記『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン

読書日記『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン

どんな苦境でも冷静にやりすごす。それは彼女が育った特殊な環境のせいなのか、まるで石か雲のようにその場の景色を作っているみたいな女性の物語だった。

アルコールを買いにいかないよう子供に財布を隠されているのに家中の小銭をかき集めて早朝開く店に朦朧とした足取りで歩く。

自分自身がアルコール中毒であるだけでなく叔父さんも母親もそうだったというが、特に悪びれているわけではない。だってそうなんだもの、とい

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暑いにもほどがある(京都)

暑いにもほどがある(京都)

今日は清水寺の近くで仕事です。
普段車で移動し、時間があればショッピングモールの駐車場でお茶飲んだり涼をとれる生活ですっかり甘やかしてました。

京都市内を歩いて移動するなんて地獄😅

筋トレ後並に汗をかいておりますが、おそらく水飲んだら体重戻るやつです。
それでももう一息。

日本抗加齢医学会学術総会に参加

日本抗加齢医学会学術総会に参加

6月17日から6月19日までの期間開催となる日本抗加齢医学会学術総会初日に参加してきました。
去年と一昨年はオンライン参加でしたが、今年は行けそう、行っちゃう?と半ば衝動的に申し込みしました。

会場は大阪国際会議場(グランキューブ大阪)です。リアルの学会はかなり久しぶりで否が応でも気持ちが昂ります。

急ぎたいのに、グランキューブってこんなに遠かったっけ(汗だく)。

今年の大会長は国立精神・神

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読書日記『新聞記者、本屋になる』落合博著

読書日記『新聞記者、本屋になる』落合博著

本屋になる方法が書いてあるのだと思いました。

憧れますもんね。本好きにとって夢の国。

これは、安定していた新聞社の仕事を定年前に離れ、本屋を始めた男の記録です。新聞記者だけあって文章が巧拙。こちらが聞きたいと思うことをさらりと言葉に乗せてきます。

苦労話も混ぜつつ、みんなやってみると簡単だよ、と言ってくれるのかと思いきや、素人が始めるには多くの障壁があることがわかりました。
なんといっても、

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ドライアイの薬がドライアイに使えないってどういうことなのよ

ドライアイの薬がドライアイに使えないってどういうことなのよ

今日はちょっとしたボヤきです。

ドライアイの薬の一つである「ヒアレイン点眼液0.1」が今年スイッチOTC化して薬屋さんでも買えるようになりました。

買おうとしてレジに空箱を持って行くと、薬剤師がやってきて説明を始めました。

ヒアレイン酸ごときでそんな大袈裟な説明いる?

「これまでに、ドライアイ、シェーグレン症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群と診断されたことありますか?」

「ドライア

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『ゆらぐ be with light』アートに触れる

『ゆらぐ be with light』アートに触れる

京都で仕事中、次の訪問先まで時間ができたので、アート鑑賞してきました。

鴨川のほとりにさりげなく建てられた kōjin kyoto

光。

速度を変える
角度を変える
時空を変える

光があたると見えてくるもの

油彩なのに光の粒子が弾けているような光景

「ゆらぎ」をさまざまな表現で魅せてくれました。

【キュレーター 南條史生】

2022年5月27日 17:00